PB TOURNAMENT 2010 4th D.Tanaka

プラは当日の3日前の木曜日に入りました。その時は3800g/3匹とかなりの手ごたえでした。しかし、狙って釣るのは難しいと判断し、多くて3箇所、メインは2箇所ってことで、そのエリアから搾り出すのが課題だと考えていました。大きな天候の変化も無いと思い、バスの横の移動はそんなに無いと考えました。
スタートして、すぐに四熊川のディープフラットへ。ここはディープフラットなのだが、私が狙うのはフラットからやや岸よりのブレイク。昨年優勝したときより水位があったので、釣っている場所(スポット)は違うのですが、レンジはまたしても7mを基準にしました。これはベイトの絡みなど、当日の要素から判断しました。

今回のパートナーはキャストの大会にも出ている山下君。「今日はダイスケさんと組むような予感がしていました。」と朝一から告げられ、え?その気があるの??なんてビクついていました(笑)が、息もピッタリで最高のパートナーでしたよ。結果的に山下君のグッドフィッシュが入って、かなりのウエイトの上乗せが出来たわけで、良いパートナーに巡り会うのも優勝する秘訣の一つでしょうね。
ファーストアプローチは680Hwithウインドレンジ。前日に届いたばかりのウンドレンジをいきなり実践投入です。ウエイトは5/8oz。ラインはT6の14lbを使用していたのですが、6mでもロッドワークで簡単にスローロール出来、かなりの感触でした。が、今回はバイトなし。コレでは強すぎるのかと、HV660MLSwithメタルワサビー8gを投入。ラインはSMOOTH0.8号(リーダー8lb)これをロングキャストして広範囲に探っていきます。んで・・・・反応なし。思っていたより厳しいというか。モーニングバイトという雰囲気でもない。
エリアは絞り込んでいたので、早々にスローダウン。ルアーはフィリンプ4-1/2。これをHV601LSにXX5lbにセット。リグはダウンショット。シンカーは3/32ozだったかな?結構適当です。リーダーはやや長めに30cmくらいだと。。。岩の残りや捨石(コンクリ?)などを中心にスローに引いてくると、しばらくして待望のバイト。やや痩せ気味の1050gを危なげなくキャッチ。今回の目標を3500gとしているので、1000+1200+1300とすれば、まずまずの魚である。釣った魚は若干背中を出すものの、エア抜きが必要なほどではない。ということで、これは5mあたりの魚と判断。メインは7mだったので、夜にシャローに刺したのか、それともシャローに残っているものか分からないが、この痩せ方が気になる。
しばらくバイトが遠退いたが、魚探をふと見るとボート真下にそれらしき影。すぐにボートのへりに落としていくと・・・ボトムに着かない!良く見るとラインも若干走っている。ゆっくりとタメを効かしてスイープ~。バッチリ上顎にフッキングして上がってきたバスは1290g。これはかなり嬉しい。目標だとあと1200gで達成である。このバスは背中を出しているし、油断するとちょっとだけ横になる。おそらく7mの魚だと判断。しかも、底からは浮いているという結構厄介な魚だ。しかし、このタイプの魚が今回のキーになっていた魚だったと思う。(二位の河口さんの魚と同様だと思われる。レポートを参照にしてください。)
「これで楽になったよ。魚は浮いているよ。」と私。 「たしかに。」←これ山下君の口癖(笑)
ならばと、オーバルヘッド3/4にBTS3-1/2&ブレードスピンをセットしたブリトロを投入。これが今回のネタその一。通常ならMCジグを使うのですが、ディープ対策でオーバルにしている。しかも、重めのオーバルにすることで、ロールを抑えて、ローアピールにしてある。ロッドはHB760L。これは外せない。ラインはT5の8lb。これもディープ対策。通常ならラインのたわみを使うので14lbを入れるのですが、今回はより早くディープを探りたいので水抵抗の少ない8lbをセレクト。
まずは浅いレンジからとダウンヒルにボトムを舐めながら巻いてくると、一投目からヒット!引き抜いたのはプリプリのキロ弱。目標の1200gには届かなかったけど、綺麗なバスである。このバスは体色も先の2匹と違っていて、パターンも違う。ワンスポットで違うタイプのバスを3種釣ったということか。
ここで山下君が「凄い!かっこいいです!!」と。←これ大事(笑)同船者を調子に乗せることはペア戦では重要な技術です。
その後、バイトも遠退いたので場所移動。スロープ下流のハンプ(健ちゃんディープw)を目指そうと思ったが、浮気心で途中にある立ち木へ。ショットオメガ53で執拗に攻めた後、立ち木に注意しながらアノストレート7″のネコリグを落とすと、ボトムでバイト。立ち木をかわしながらファイトしたのだが、残念ながらラインブレイク。アプローチの方向とタックルセレクトが間違っていたようだ。ここ一番の一級スポットだけに残念だった。なによりバスに申し訳ない。
土管沖では藤高さんがファイト中・・・・そして、ばらし(笑)軽く冷やかして目当てのスポットのハンプを目指すと・・・ちゃんと健ちゃんが浮いてました(笑)しばらく眺めていたが移動しそうも無いので、諦めてもう一度下ることに。「そろそろ釣りたいなぁ・・・。」と山下君が呟くので、サイズアップも望めないと思ったが、空いていた水中島へ。ここで、山下君が3連荘。サイズは800g止まり。コンディションは悪くないのだが、グッドサイズが回ってくるという気配も無かったので、最初の場所に移動することにする。
サイズアップを狙って私はハッスンSFのダウンショット。山下君はジャッカルのやたら長いワーム。すぐに私にヒット。しかし、小さい。すぐに山下君のジグヘッドワッキーにもヒット。でも、小さい。どうやらワームの大きさは関係ないようだ。これでは続かないから何か無いかと考えていたら、ふとクラインクドラッギングを思い出した。というか、これも踏まえて8lbを巻いていたのだった(笑)
一回目の復路で山下君のマッドペッパーにバイト!しかし、ジャンプでばれる。そして、二回目の復路で私のKUWASE D104SPにビッグバイト。クランクだけでは飽きられると思って入れたディープダイブミノー作戦が大成功。「凄いです。予想的中です。カッコイイです!」と山下君。←これが大事w 「任せて!!」といった私だったが、さっきのバラシを見ているから慎重にファイトを・・・と思ったのがいけなかったのか、ジャンプさせまいとグリグリ巻きすぎて、バスの口切れ・・・。途中でフッと軽くなってしまいました。手ごたえ十分だったのですが残念!
この時点で私の引き出しは尽きていた。何をすればいいのか・・・と、悩みながら探っていると、「来ました!」と山下君。「これは!!!」と思いきやロリーちゃん。ふとタックルを見るとライトテキサス(5gのカバークロかな?ルアーは良く分からない)だった。こういった状況でもライトテキサスはありなんだと、改めてバスフィシングは深いなと感心。動かし方とかレンジとか教えてもらっていると、「来た!!!」今度はロッドのしなりが違う。ドパーンッと跳ねたバスは一目にキロアップ確実。「でかいよ!」「ハイ!」「ラインは?」「8lb」「細!!!!」緊張感の中でこんな会話をしながら、私ががっちりハンドランディング。そして、喜びの握手。ハグまではしなかったけど二人のテンションはマックスです。ウエイトは1200gと正に予定通りの展開。
これで負けたら2バラシの私の責任だと、ちょっとネガティブに考えながら残り時間を釣るが終了。
結果は・・・3510gで優勝。BF賞は逃したけど満足な結果です。集中力を切らすことなく、最後まで釣り続け、帰着時間3分前までがんばり続けた甲斐がありました。
最後に最高のパートナーに恵まれて最高の結果を得ることが出きました。ありがとう!最終戦も決めるぜ!!
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良い仕事をしてくれた山下君(右)と笑顔の私。

Updated: 2010年9月21日 — 9:07 AM

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