PB TOURNAMENT 2010 5th D.Tanaka

やっと終わった・・・。というのが今の率直な感想。それくらい今回の最終戦は辛かった。プラから全く見えていなく、日に1匹が当たり前という状態。大会のためのプラだとしても、これほど釣れないのも珍しい。どうなっちゃったの菊川湖って感じで、相当に悩まされました。
今回は優勝ウエイトを3000gと予想。私としては全力で搾り出して2500gがマックスだろうと。それで3位入賞かな?というくらいの消極的な目標でした。それでもA.O.Yレースで逃げ切るには十分なスコアです。でも、かなり難しい数字だと感じていました。

 プラの結果、魚が居るのは6~7mと読む。でも、このレンジの魚は口を使わすのがとても難しいと感じていました。ということで今回はスピニング4本(RR600LS、フカシンシェイクBeat1、HV610LS、HV660MLS)をメインとし、ジグ系2本(RR6100H、ST6100MH)にドラッギング用に1本(HB760L)用意しました。そして、ラインも細めを入れ、特にオールソリッドのフカシンシェイクには自身5年ぶり?という3lbを巻きました。これは1/16のスモールラバージグを7mまで落とす為です。ただし、バスの歯対策で5lbのリーダーを入れました。狙いの中心は軽め(弱め)のリグをふわふわさせてうっかり口を使わせようというもの。具体的にはサダジグ(今回も参加してくれた貞弘さんの自作ジグです。かなりクオリティーは高い。)1/16ozを中心に、ミニチューブ(タックルベリーで購入w)のスプリットorライトキャロ。あとは定番のフィリンプのダウンショット。
朝はプラで須藤君が連発した小さな岬から。まずはキーパー取りという、これまた消極的な作戦。思った通りベイトは綺麗に入っている。ただし、プラの時よりは気持ちシャローに寄っているような感じ。4mラインが結構熱いと感じたので、それよりバスの目線が上向いているのではないかと思い、浅いところを中心に投げていきました。といっても、流すのではなく2m毎にしつこく、キャスト~シェイク~フォール~ピックアップという感じの朝からかなりスローな展開です。釣り開始30分ほどでバイトらしい感触!スイ~プ・・・・プツン(汗) 3lbが悪いのではなく、リーダーの結束部分が簡単に切れてしまいました。どうやら結び方が悪かったようです。ここでなんとなく(本当に理由なし)直結する。すると、すぐに今度こそ本当のバイト!ちゃんと口の際にかかっているのを確認して余裕を持ってランディング。口内にルアーがあると歯で切れてしまったりするのでファイトしながら掛かりどころを確認するのが良いです。この魚が930gと朝としてはかなり良い。これはかなり気が楽になりました。
それから、バイトが遠退いたので、ドレインのあるコンクリ護岸へ。ここは全くと行っていいほどベイトがいませんでした。プラではベイトの多いエリアだったのですが、日に日に減ってきているという感じがしました。なので、深追いせずに、その上流側の何気ないバンクを流していました。ふと見ると水面下50cmほどのところに程よいスタンプが。「こういったスタンプにバスが付いていてくれると楽勝なんだけどね。」と言いながら、あまり釣る気もなくサダジグをキャスト。すると、楽勝キロアップのバスがスーっと出てきて、ルアーを一目見て反転・・・。付いていました(涙)もっとディスタンスをとって、丁寧に釣ればよかった・・・。後悔しても仕方ないので、バスのポジションは4mより浅いと判断しました。んが、あまりに釣れないのでまたまたグラグラしてきます。
あまりに反応がなくて・・・良く分からなくなって・・・ブレマクリスティーになって・・・・今度はスロープ沖の7mのブレイクをマーカーを打ってじっくり狙います。しかし・・・・バイトなし。そこで、スロープ前の4mをざっくり流して、スロープから下流側にあるフラット(通称健ちゃんフラット)のさらに下流側にある4m~7mに落ちるブレイクを狙う。まずは4mの浅いところをKUWASE SHADで流すも反応なし。そこで、4mのブレイクを中心にじっくり攻める。フィリンプをセットしたRR600LSのティップをバスが押さえ込んだ。そして、800gゲットン。風が吹き出したタイミングでバイトが来た。これは続きそうだと思い、パートナーの坂田君に「次は1200gオーバーを釣って3kgに乗せるよ。頼むよ!」って言って投げたフィリンプ。ゴゴっと硬い反応があって・・・・根掛り(涙)「良い場所だったのに・・。」と思いながらも、ッ回収のためにパシパシ弾きながら近づいた。すると、ポンっと外れ、そのままフォールさせるとティップが絞り込まれていく。「嘘・・・のようなホントのバイトだ!!」さっきのよりもサイズが良い。慎重にランディングしたのは有言実行の1300g。これで3000gを越えました。
あとは800gを1500gクラスを入れ替えて、一気に3500gまで・・・なんて欲張っていたら・・・本当に来ました!でも、正直言ってギルだと思うくらいの小さなバイトだったし・・・・ラインは3lbだから、むりは出来なかったし・・・・フッキングも十分じゃなかったし・・・・ええ、言い訳ばっかり書いているということは・・・バラしました(大涙)サダジグのフックがトレーラーに刺さってエビ状態になってました。ランディングまであと1mを切ったところで、バスの口からルアーが飛んできましたよ・・・。ネットがあれば取れた魚ですが、これは仕方ないです。私が下手なのと、バスのほうが一枚上手だったと。。。それと、使い慣れないラインポンド。やはり、過剰に細いラインは釣りを難しくするばかりですね。しばらくしてラインを4lbに巻き変えたのは言うまでもないです。
しかし、こうやって準備をすると釣れないんですよね・・・・。その後は全くのバイトなし。結局3030gという目標通りのウエイト。これならもしかすると・・・なんて、甘いことを考えていましたが、現実は自分の想像を遥かに超えるモノになっていました。でも、まあ、3位入賞でA.O.Y逃げ切りはプラの状況から言えば出来すぎの結果ですね。
パートナーの坂田君、私の能書きに付き合ってくれてありがとう。小難しいことばかりダラダラとくっちゃべってましたが、ちょっとでも役に立ってくれたら嬉しいです。また、一緒に釣りに行こうね!

Updated: 2010年12月2日 — 9:33 PM

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