PBT第2戦 小野湖
前日プラクティスで大田川筋をみたが、スロープ前で水温は30℃を超えており、島(私の)周囲でも30℃近く、スロープ横の橋を越えて29℃、製材所前で28℃。最上流の2連橋下で26℃台まで落ちましたが、リミットは揃えられるがサイズが揃ったとしても3500g程度とみて、優勝ウェイト予想の4500gには程遠いと判断!
残るは厚東川筋か、下流のディープしかないんだが、厚東川筋は激戦区が予想されるので、人がいるエリアが嫌いな私は、下流のディープをメインエリアとして考えました。
当日は、坂田君とペアとなりましたがプラクティスや本戦でも同船している相手なので、年の差30は気になりません。むしろ気分は同級生です。
本日の戦略を説明して同意を得ましたので、下流ディープを目指してエレキ全開といきたいところですが、どん尻スタートで下流方向には誰もいません。スロープ対岸の岩盤にも誰もいないので、まずは夏パターンの岩盤狙いでスタート!
まずは、岩盤にサスペンドしている魚が獲りたくて、モグチャを投げますが反応なし。次に岩盤にジグヘッド+トリックワームを落とし込んでいくとラインが走って、600gをキャッチ。結構イージーにつれたので、ここでリミットメイクできるかと思いましたが、釣れてくるのはノンキーばかり…。
本来のエリアに向かってエレキ全開!本湖の水温は28度台なので見込みあり。4番目と5番目のワンドの間のストレッチのブレイクライン沿いにベイトフィッシュが群れているのが目視で確認できましたので、ジグヘッド+トリックワームをフォールさせるとコツとあたりがあり、ベイトフィッシュをかき分けて上がってきたのは500gのキーパー。
ブレイクライン沿いが肝だと判断して、坂田君にも説明したのですが、彼はシャローのブッシュ際にジグヘッド+デスアダーカーリーを投入!
村上様風たるませ引きでゆっくり巻いてくるとコツコツという小さなあたり(だったそうです)合わせると、彼のコルキッシュが孤を描いてグングン絞り込まれていきます。
彼の口から「デカイッ!これはデカイです!」ラインは?「5ポンドです」「ヨシ!ブッシュに逃げ込まれた厄介だからオープンエリアに出そう!」「ネットは無いけど大丈夫か?」「大丈夫です!」ペアトーナメントならではのやりとりが船上で交わされる中、あがってきた魚は1890gのグッドサイズ!私が釣った魚の3匹分はあります。
ヨシ!誰もいない本湖バッキ装置対岸まで行ってみよう!ディープフラットにでかいのがいるかもしれないと淡い期待を抱いて向かいましたが、魚探の反応はいま一つ。バイトもなし。魚が気になるので「ライブウェル覗いて魚の様子をみて」「横になってます…しかも僕の釣ったデカイのが…」前回ペアで組んだ時のビッグフィッシュのロケットダッシュとダブります。「…エラは動いてる?」「動いてます」「よし、これからケアして回復させよう!」20分間かかりっきりでケアするとなんとか自立してエラを動かすようになったので、ポンプを回しながらアウトサイドの岩盤を打っていきますが反応なし。
5番目のワンドまで戻ってくると「山藤艇」がブレイク上に陣取っていたのでワンド内を釣って行きますがノンキーばかり、バッテリーがヘロヘロになっているので、帰りながらめぼしいストレッチや岬を打っていきますが、バラシばかりで入れ替えができません。
結局坂田君のグッドサイズでなんとか5位になりましたが、本湖最下流付近まで足を伸ばした事が
敗因と考えます。
次の川上ダムではきっちり狙うエリアを絞り込んで、優勝を狙います!坂田君また組もうね!!