2011年度 classic
CASTさんの大会以後、試合当日を迎えるまでに金・土曜日と2回プラクティスに入りましたが、金曜日は2本、土曜日にいたってはスタート時間が遅く厚東川筋の確認を先行した為、弧森島に着いた頃には既に昼過ぎで、3艇が島周囲に張り付いていました。当然バイトもなく完全凸となり、試合前日にパターンを確認することができないという悲惨な結果でした。
1週間前の大会を振り返って得られた答えは、
①午前10時頃までにバイトが集中していたので、時間的な制約は10時までが勝負だという事。
②1500を超える魚のメインベイトはワカサギではなく10㎝程度のドンコ(ゴリ?)である。
③ベイトの捕食は吸い込みによるもので、ライトウェイトを使用した方がバイトを取りやすい。
以上3点は、試合後の反省会の会話の中で見えてきた答えでした。
大会当日は、当然大田川筋をメインエリアに考えており、上流を目指すライバルを確認しつつ弧森島を目指します。当然私の後ろからは坂田選手が追っかけてきていますが、ウェイトハンデを背負ってますので私との距離は開いていく一方です。
途中で、民家側のシャローに点在する立木の根元をジグヘッドで狙いますが反応なく、弧森島へ進路を変えます。本来は南側のブッシュがからむシャローから攻めていきますが、後続の坂田選手が「バスのなる木」を狙っている(CAST戦では先を譲ったばっかりに1本抜かれてしまった)のは分かっていましたので、大人気なく我先キャストをかまします。
インチワッキーiガード(1/16oz)+スワンプクローラー(スカッパノン)頭落とし を根元にキャスト!フリーフォールで着底させて2秒スティ。そしてその場でシェイクそしてスティ・・・ククッとバイトがあり、スウィ―プで合わせると、巨体が一気に走りだしオープンエリアに誘導して、ミスすることなくランディング。(時間は7:30)この時点では入れ替えが必要になるとは思っていなかったのでウェイトを図っていませんでしたが1750gでした。
ライブウェルの調子が悪く、ポイントを離れて水汲みして一段落したところで、二匹目のドジョウならぬバスを狙いに再度「バスのなる木」を狙います。同リグを張り出した枝の下にねじ込んでシェイク&スティを繰り返すと、今度はココッというバイトがありスウィ―プで合わせて無事ランディング成功。(時間は7:50、ウェイト1680g)なんと本命エリアについて2キャストでの勝負でした。水深1m程度 水温12.8℃
2本で3キロは確実に超えていると判断していましたので、あと1500クラスが取れれば優勝も見えてくるので、しばらくは3匹目を狙っていましたがさすがにあとは続かず、南側のブッシュが絡んだシャローをネイルボム(3/32oz)+デスアダーカーリー(スカッパノン)でゆっくりと底をズル引きして、ひっかかりを感じたらスティを繰り返していると、スティからひっかかりを外そうと、少しジグヘッドを跳ねさせたら、重みがなくなったのでスウィープしながらラインを巻き取ると、ようやくロッドに生命感が伝わりましたが、これまでの引きとは重みが違いましたが800gを手にすることができ、リミットメイク達成です。(時間は9:30頃)水深1.5m程度 水温12.8℃
この後、水産試験場前のシャローフラットを攻めるも反応なし、そのままの流れでゴロタ石エリアを流すも反応なし、再度島周囲を流してフラフラしてるキロクラスを狙ってフラット上やロードベットを流すも反応なし、再度ゴロタ石エリアに入りなおして、ゴロタ石を丁寧にトレースしていると、先程と同じようなバイトがあり、ランディングすると750gで入れ替えならず。水深2m程度。
ただし、このエリアは時合いがあってタイミングがあえば立て続けに釣れることもCAST戦で分かっていましたので、更にシャローを狙って岸際に薄らと見える沈み石の際にデスアダーカーリーをキャストして着底後スティしているとコツッというバイトが有り、スウィ―プで合わせると一気にチャネル方向に走りだしましたので、なんとかロッドでいなしながらランディングすると1840gの本日最大をライブウェルに収めることができました。(時間は10:30)予定時間からは30分過ぎてましたが、上出来でしょう。
この後も同エリア内を右往左往しましたが、トータルウェイトが5000gを超えている状態で、次に狙う魚は2000overしかいません。エリアに見切りをつけて下流方向に下りながら、ここはと思うシャローにルアーを投げ込みますが反応なし。とうとう厚東川エリアに突入して、インターセクションから上流方向に向かって2番目のしょぼいワンドの中に比較的太い立木の根元にインチワッキーを投げ込んで底でシェイクしてると800gクラスがヒットしましたが、当然入れ替えならず。
エリアを移動して、サンシャインワンドの石垣手前のハードボトムを攻めるも反応なし。ここでようやく終了時刻が近づいてきましたので帰着いたしました。
PBT設立前から参加して今年で7年目になります。classicは一度外してしまいスタッフをしました、
その時の悔しさは忘れません。上位に絡みだしたのはPBTになってからでしたが、田中プロから冬季に菅野でレッスンを集中的に受けてから「考える釣り」に切り替わりました。
今回のclassicは、ある意味師匠に最高の形で恩を返せたのではないかと思います。ありがとう田中プロ!できればBF賞も欲しかった! CAST戦で付き合ってくれた須藤君をはじめ、これまでペア戦で組んだ選手達から毎試合いろんな刺激を受けて、今の私のスタイルがあると思います。
みんな ありがとう!