第二回GFFO 選手レポート M.Kawaguchi

第二回GFFOにて2位に入賞することが出来ました。

この入賞は、プラはもちろん、それまでのトーナメントからずっと続いているものだと思います。なので、エリア選択を中心にレポートしてみたいと思います。

 

 

4月1日(日)CAST杯:大田川筋(弧守島周囲) 6060g/5匹
4月6日(木)classic practice:大田川筋 弧守島周囲 1800クラス
4月7日(土)classic practice:厚東川筋、サンシャイン・三連ワンド 1500クラス
 この時点で、PBT classicのメインエリアは大田川筋(弧守島周囲)に決定
4月8日(日)PBT classic:大田川筋(弧守島周囲) 5270g/3匹
4月15日(日)G.F.F.O.practice:大田川筋(弧守島周囲)、三連ワンド 大田・三連ともに1300クラス
 この時点で、弧守島周囲のシャローエリア及び三連ワンドは季節が進み、1500クラス以上の魚はアフターに入ったと判断した。
4月21日(土)G.F.F.O.practice:三連ワンド、バッキ装置周辺エリア 三連1300クラス、バッキ2000クラス
 この時点で、三連及び五連付近までは1500クラス以上の魚はアフターに入ったと判断した。
 バッキ装置係留ワンドのシャローには次々に魚が入って来る感触があり、4月上旬の弧守島周囲と同じ状態だと感じた。 大会当日のメインエリアとしてほぼ確定した。
4月28日(土)G.F.F.O.practice:厚東川筋、サンシャインワンド 厚東1700クラス、サンシャイン不発
 厚東川筋は昨年の同時期にはプリスポーンで爆発したが、今季の状態では単発なので爆発は無いとエリアから切り捨てと判断した。
 大会当日はバッキ装置係留ワンドにエリア(スポットというべきなのかも)に確定。
 季節は確実に上流から下流側へ移行しており、五連ワンド付近までは多くの参加者が集中するが、朝一番からバッキエリアまで、 一気に狙ってくるペアは極わずかであるが、その中の小方ペアが確実に狙ってくると予想はしていた。
4月29日(日)G.F.F.O.:バッキ装置係留ワンド
 4月21日(土)のpracticeで、バッキ装置係留ワンドのシャローで釣れる魚にはアフターの個体は混じらなかったので、プリスポーンの魚がメインであると思ってはいた。しかし、水温が急激に上昇している状態で、しかも21・22日は大潮というスポーンを迎える条件が揃っていたので、当日までに大きく状況が変化するのではないかという不安はあった。季節の進行が遅く上・中流域と同じような条件(シャローに冠水した立木があり、流れがダイレクトには当たらないが水の動きがあり、ハードボトムであること)を満たす場所は、ここしかない(ここしか知らない)ので不安を抱きながらも、心中覚悟でボートを下流へと走らせました。
 ファーストフライトしたボートの後を追いながら、バッキエリアまで来ると、民家ワンドに1艇見えたのみで狙うスポットには小方・須藤ペアが(予想通り)巻きモノとテキサス(かな?)を冠水した立木に向かって撃ちまくっている姿が見えた。攻めるリグが違うので影響はあまりないと考えエリアに近付いて様子を窺っていると、小方・須藤ペアから「先に1本釣った方が先行するのはどうか?」との提案があった。すかさず坂田君がインチワッキー+フリックシェイクで800クラスを抜きあげたので優先権を獲得することができた。
 その後は、水深0.5~3mまで、立木の根元からブレイクまで、二人で隅から隅まで打っていき、一通り打ちつくすとまたシャローの先端から根元まで打っていくという流れで終日1スポットで粘り続けました。
 1400~1700クラスのバイトは非常に小さいもので、中にはバイトをロッドで感じることができずラインの動きだけで判断することもありました。しかしながら多くのバイトは「コツコツ」としたギルのバイトかと思わせるようなもので、バイト即アワセでは乗らないケースが多く、坂田君が「コツコツ」バイトを感じながらロングシェイクして、シェイク中のラインテンションの緩急の「緩」で重みを感じたら、合わせるとフッキングが確実にできるという肝を発見してくれたので、8本の魚を手にすることができました。
 魚がどのような食い方をしているのか、二人のイメージは「底にあるワームに気づいて興味は示しているが、バックリ食べることはなく、軽く吸い込んでいるが口に中々入らず、何度も吸い込み直しながらワームを追って来て、最後に上手く口に入ったらロッドに重みが伝わってくる」のではないか?という結論となり、二人でイメージしながら粘りつくし、最大で1700クラスは獲ることができました。しかし、practiceで確認していた2000クラスは一度も回遊してくることなく、これが唯一の誤算でした。
 すぐ隣のエリアであんなモンスターが釣れているなんて想像だにしていませんでした。確かにあのプールは気にはなっていましたが、次から次に私たちのスポット近くまで他のペアが訪問し、2000クラスの回遊が来ると信じていたので離れるわけにもいかないので時間いっぱいまでやりとおしました。優勝こそ出来ませんでしたが、坂田君と二人朝から集中した釣りをやり通すことができ、二人とも満足できる内容でした。
 スタッフ兼選手という形で参加しましたが、スムーズに開会・閉会ができましたのはひとえに参加された選手の方々のご協力の賜物だと感謝しております。来年は更に改善された運営を目指しますので、御意見等pbtのhpへ寄せて頂ければ幸いです。
 また、協賛して頂いた宇部市様、メーカー様、ショップ様、会場を提供して頂いたアクトビレッジおの様、多くの方々に楽しんで頂けた大会になりました。誠にありがとうございました。

Updated: 2012年5月2日 — 7:29 AM

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