どうにもこうにも歯車が上手くかみ合わないという大会でした。何が悪いとか、そういうのじゃなくて、タイミングやリズムなど、いろんなものが噛みあっていないと。。。
これは大会当日だけの話ではなく、プラも含めて。プラではそれなりに釣れていたのですが、優勝4000ｇ、3位3500ｇと読んでいた私。この時点でフィールドを読み間違えています。よもや優勝ウエイトも、BF賞もレコードになるくらいの釣れっぷりだったとは・・・。
それでも、なんとか3000ｇ越えを持ち込んで6位に踏みとどまったのは、せめてもの救いでした。ま、例によって坂田君の魚が2匹は入っているんだけど（笑）
今回のプランは・・・2位になった藤本のそれと同じでした。ただ、自分はもう少し浅いと思ってましたんで、実際にそこに入っても同ウエイト取れたかと言えば難しかったと思いますが。
「じゃ、なんで入らなかったの？」なんて、声が聞こえてきそうですが・・・それはすべて川上の悪魔のせいです。奴が囁いたんですよ。「行けるよ！お前なら行けるよ！！」って。
1番フライトだったらインレットでバクチもありかな？なんて思っていたら・・・ホントに一番フライトになってしまいました。しかも、パートナーは過去2勝をしている坂田君。これはバックアップのことを考えても十分すぎる展開です。ここに罠があったんですね。
誰も居ないインレットに向かって行きます。これぞファーストフライトの特権です！なんて、思っていたら・・・奥から一般の方が。。。まあ、時間を置けば差してくる魚も居るだろうと思い、沈橋の手前で時間つぶしがてら、河口艇のエリアつぶし（笑）しかし、その間にアウトサイドの山本艇と河口艇にグッドサイズを釣られてしまう。そして、我が艇にも待望のビッグバイト！当然坂田くんですがｗ 推定1500ｇのキッカーです！ジャンプ一発・・・ポロリ。本人はかなりショックだったようですが、なぜか私はまだいけると思ってました。
インレットの奥に行くが、バイトはありません。もう一度時間を空けて、入りなおしたところ待望の一匹目。もちろん、坂田くんですｗ 1150ｇだっかな？
あまりに釣れないし、なにより見えないので、本命の場所へ移動・・・と、魚探を見ながら走っていると、四熊のディープにかすかな反応。「一投だけするね。」と言って、後ろに投げたシュリルピン4″（スカッパノン）のジグヘッドにキロフィッシュ。あれ？プラでは全く釣れなかった場所なんだけど・・・何か変わったかな？
途中ちょろちょろと簡単に時間をかけずに狙ってみるが、反応はない。やっぱり、プラと同じだ。
フラットには藤本艇と横山艇が浮いている。遠めにマーカーブイが見えていたので遠慮していたが、それが藤本の物だと分かったので、ずかずかと入り込んだ。「ちゃんとDハンプは触らずに置いてますよ」と言われたが、しっかりとマーカーの範囲内である。というか、明確なハンプでもないし、結局回ってくる魚なので、近くで釣りをしていたら同じこと。それに風が無ければパターンとしては弱いので、あまり気にしていなかった。
予想通り、そのエリアに入ったあたりから風が吹き始めた。これで浅いところ（ハンプ上やフラット上）に魚が来る。そして、リミットメイクとなる魚が・・・・坂田君に来たｗｗｗ やっと3200ｇくらい。
そして、とてもいい風が吹いてきた。それは、蟲が教えてくれる。風の谷の住民にしか分からないタイミングだ。
そして、ロッドがしなった！！藤本の（笑） 気にしないように横目で見ていたが、満足そうに頷いていた。イラっと来ました。
結局、そのフラットから退散。ガッテム。
その後は・・・・もう、プランも無く拾い釣りをするべく迷走でした。
インレットに希望を掛けて入るも不発。後で知ったのですが、その後入った山本艇はそこで入れ替え。
やっとのことで、島の付け根で1150ｇを釣り（坂田君が）入れ替え。
残り1時間を切って、やっとまともなサイズが来たと思ったが、入れ替えならずの1000ｇジャスト・・・。
そして、タイムアップ。。。
言い訳というか、反省なんですが、狙う水深を決め付けすぎていて柔軟な対応が出来なかったのが敗因でした。坂田君は、ショートバイトが多くリズムを狂わし、挙句にはメインロッドを折るという、なんともモッテナイ結末になって「バス釣りってこんなに複雑で、難しいものだったんんですね。。。」とつぶやいてました。
食わせ系を坂田君に任せて、自分はリアクション系でサイズアップを終始狙ったのですが、自分にはキロアップ2匹、ノンキー2匹（推定150ｇ）という不甲斐無い結果となってしまいました。
釣り方と水深を間違えれば、魚は釣れません！やはり、大事なの当日の状況を読む力ですね。
まだまだ、精進です！
