復活の横山&勢いの須藤。念願のA.O.Yに向けて最高のスタート!
待ちに待った開幕戦である。GFFOの大盛況から「今度のレギュラー戦はやばい事になるんでは・・・。」と恐れていたが、蓋を開けてみれば物好きな人しか居ませんでした(笑)
まあまあコアなメンツが集まっている大会ですが、取って食われるような事はないので、お気軽に参加してくださいね。
今期の開幕戦のフィールドは菊川湖(川上ダム)。言わずと知れた県内屈指の釣れ釣れダムである。例年の6月の菊川と言えば、リミットは必至で、数グラム刻みで順位が入れ替わるというようなハイスコアゲームが期待される。
しかし、プラを行った選手からは「思ったよりも厳しい。エリアを外せばリミットも難しいかも・・・。」と思いもよらない言葉が漏れた。そして、大会の3日前に降った大雨も、更に状況を難しくしていた。
今回の参加者は20名。開幕戦としては少なめである。
オープンウォーターがメインになり易い菊川湖では、バックシートも釣りがし易い。そのために、ペアも重要な要素である。事実、今回の上位入賞ペアもバックシートのキッカーフィッシュが効いている形となった。
しかし、バックシートがプラスになる場合ばかりでもない。今回ダントツの人気で「ハズレくじ」と言われた菊次郎。それを、いの一番で引いた小方。やはり、「類は友を呼ぶ」という諺は真実だったのだろう。
「またペアなの?やらせか!?」と言われた2011-4th、5thと連続優勝ペアの田中/坂田も。
他にも注目のペアがちらほら見られた。
天候には恵まれたが、如何せん釣りには不向きな陽気。気圧の上昇は魚の動きを鈍くさせる。
時折程よい風が吹くが、じっとりと汗ばむような湿度。写真左手に見えるオレンジボートは裸族の人ですが、まだ今回は大丈夫だったようです。
暑かったのか、見せたかっただけなのか分からないが、ダレダレの二人。何をアピールしているのか分からない。やはり、類は・・・ということでしょうか。
そんなくだらない話はさておき、風なのかベイトなのか、ラッシュが掛かる時にはバタバタと釣れたのが今回の菊川。その時合いを上手く掴んだペアが上位を占めたようだ。
前情報では、釣れないと言われていた菊川湖だったが、限られた場所では次々とキャッチされていた。
同船者のファイトシーンやキャッチシーンを間近で見られるのもペア戦の良い所。今後はエキサイトな写真もどんどん撮って行きたいと思います。
しかし、エリアや釣り方を外せばそうも行かないのは、トーゼンの話。
貴重な魚を逃せば・・・
こうなりますし(笑) orz ←こんな感じ?
そんなこんなでウエイインの時間です。
今回のキャッチは9組。NFは1組。どこがNFだったかなんて書きませんよ。期待を裏切らないのが彼らの仕事ですからw
リミットメイクは7組とふたを開けてみるとビックリの結果だった。しかし、入れ替えなしというペアも居て、決してイージーな状況とは言えなかったようだ。
以下は7位から4位までの写真です。
これだけ釣っても表彰台に上れないというのはどういうことなんでしょう???
やはり、菊川湖のポテンシャルは侮れない。
そんな釣れまくりの菊川戦で3位に入賞したのはこちら。
3800gをウエインしても3位というのは、驚きを隠せないのだが、本人達も「貰ったかな!?」と思っていたのではないだろうか。
今回初参戦の波多野選手はレイクレコードとなる1830gをキャッチし、BF賞も獲得。やはり、ロードランナー使いはこうでなくっちゃ!一匹の価値です!!職権乱用で書いちゃいますヨ!
え?例のスタッフですか?? 今回は撃沈してましたが、なにか?
初参加で入賞というのはPBTでは珍しいことではない。過去にも初参加で優勝というケースもあったくらい。
メインエリアはスロープ沖のハンプ。減水すれば駐車場になるところです。山崎選手の十八番と言ってもいい場所。もう、「山崎ハンプ」に決定ですね!
バラシやラインブレイクに悩まされた同ペア。入れ替えなしの3匹だったが、BF賞の1830gが大きく効いたようだ。
メインリグはダウンショットなどのライトリグ。詳しくは本人のレポートありますのでどうぞ。
波多野選手のレポートはこちら。 Hadano’s Tournament Report
2位に入賞したのは藤本/三澤ペア。
ついに4000gの大台に乗せた!これで決まったと思ったのでしょうけど。。。
昨年スタートダッシュに失敗し、痩せる思い(痩せなかったけど)で戦い抜いた藤本選手。今期はきっちりスタートダッシュに成功です。
パートナーの三澤選手は水中からも菊川湖を知り尽くした男(笑)
今回は右足の奴が大人しくしてくれていたおかげで、早々に1400gのグッドサイズをキャッチ。中盤には愛妻弁当を食べる余裕も。。。
過去に3900g台で3組が優勝しているが、4000g台はなかなかでなかった。ついに4000gが出て記録更新と思いきや、一瞬で抜き去られました(笑)
この男達、持っているのか持っていないのか分かりません。
メインエリアはスロープ下流の通称『健ちゃんフラット』のエッジ。しかも、その下になる8mレンジがメインだったらしい。
藤本選手はカットテール5″のダウンショット、三澤選手はPDチョッパーwithアンモナイトシャッド3″でキャッチ。
藤本選手のレポートはこちら。 Fujimoto’s Tournament Report
そして、栄誉ある優勝は『帰ってきた男』横山/『2740gの男』須藤ペア。余裕のピースサインです。
このサイズで揃えてくるとは・・・。レイクレコードとなる4360gをウエイイン。
相当自信が有ったようで、ウエイインの時も最後になるように上手く順番を調整しておりました。やっぱり、最後で盛り上げなければPBTじゃないでしょ!
メインにしたのは8~10mというこの時期にしては、相当ディープな水深。2位のペアも深かったようだが、このあたりが今回のキモになっていたのではないかと思う。
「プライベートの事などでしばらくトーナメントから遠ざかっていましたが、今期から本気モードで復活しします。みなさん、首を洗ってまっとけ!!!」とは、言ってません(笑)が、そんな勢い感じる横山選手。
プラを黙々と一人でこなしていたのも、その表れでしょう。ちょっと倦怠気味(?)なPBTで台風の目になるのは間違いないです。
「やっぱり、バスフィッシングは辞められませんね!」というのが印象的な表彰台コメントでした。う~む・・・優等生過ぎる(笑)
ノンボーターの須藤選手は、GFFOのスーパービッグフィッシュの衝撃冷め遣らぬままの連続優勝。
でも、実はレギュラー戦初優勝です!常に上位にいるので意外でした。
今回も得意としているライトリグを駆使してグッドサイズをキャッチしたようです。
一見爽やかな好青年ですが、ホモネタになると止まらないのはここだけの話(笑)最近、勢いづいているから、これくらいは許されるでしょ!?もっと釣ったら、もっと暴露しますからね。
須藤選手のレポートはこちら。 Sudo’s Tournament Report
<横山選手のメインタックル>
<須藤選手のメインタックル>
スタートダッシュに成功した面々。
PBT2012 第二戦は弥栄湖です。
初夏の弥栄湖。いろんなパターンが炸裂するのは間違いない!
皆さんの参加をお待ちしております。