釣れない川上戦です。
前回の小野湖戦で10g差で藤本に負けて4位に甘んじた自分にとっては、「打倒、藤本!」を目標にプラに入ったが・・・釣りすぎだよ!藤本。
本人は小さいと言っているが、2日で一匹の自分にとってはうらやましい状態だ。
そして、大会当日。唯一自分が釣れた四熊のディープで、何とか藤本より10g差以上で勝ちたいです。
その為にも、パートナーは重要です。カメラマンとして仕事をしながら組み合わせを確認して、渾身のチョイスは坂田君!! キタ―――――――――!
良いですよ!実に良いですよ!!そして、スモラバの達人を引き当てた俺エライ!!
この時点で、自分はガイドに撤して坂田君が魚を釣るという戦略が決まった。
しかも、予定通りのエリアに入れた。たぶん、自分の負のオーラにみんなが慄いたのだろう。
軽く状況説明を坂田君にし、長期戦になる事を予想していたが、いきなりの坂田フッシュ!すごいぞ坂田君。俺が2日も掛けた魚を開始1時間も経たないうちに釣り上げるなんて。
ここで事件が発生、ライブウェルのポンプが動かない。色々手を尽くしたが無駄と判断し手汲みで乗り切る事にした。いつもメンテナンスの重要性を認識していた俺とした事が・・・。しかも、すぐにグッドサイズの2匹目を釣り上げたので(坂田君が)魚を優先しガイドとして恥ずかしくない行動をとった。
スマートフォンを片手に画像を見ながらエアー抜きを施したが、上手くエアーが抜けない。仕方なく前後を交代し周りを見るが石田・田中Tペアしか居ない。役不足だ。オロオロしているとそこに田中D・和田ペアを発見。すぐに奴と交渉を成立させた。もはや坂田氏のマネージャーとなった自分は、坂田氏の邪魔をしないように撤した。
そこからは状況は沈黙し、しばしスモラバのレクチャーが始まった。色々と質問をして丁寧に教えてもらうが感覚としては???です。次元が違うんです。
とにかく、集中力のいる釣りで何度か息を止めてルアーアクションをしてた位です。
しばらく、二人とも集中した釣りをしていると、この四熊エリアに田中が来た。そこで四熊のインレットへ。そこでも坂田君に反応が。自分はここでも仕事をする事が出来なかった。もう一度、マイエリアに戻ると早速ロッドがしなる!もちろん、坂田君のロッドだ。
これで推定(推測)500g・1200g・1400gでトータル3100gのリミットメイク。
そこに藤本の姿を目にした。このタイミングでここまで降りて来たということは最後の締めの一本を取りに来たのだろう。ここで釣り負ける訳にはいかない。
これまでバイトすら無く、仕事をしていない。このままでは、ただの小さいおっさんで終わってしまう。大人としての姿を見せ付けねばと、額に汗を流しながら集中した・・・更に集中した・・・自分の目が手を通りラインに行きルアーを感じ見た瞬間、「これが最後の仕事だー!」と叫びながらファイト。
「あれ、鯰じゃねぇ~?」と周りは冷ややかな視線、でも坂田君は違うよね?しかし彼の口からは「鯰じゃないですか?」と現実に戻された瞬間でした。本日、ファーストコンタクトは70Upのズーナマでした。
いつもならこれで終了なのですが、最後の最後に500g入れ替えの1000g(推測)が入った。当然これも坂田フィッシュ。どうなっているんだ坂田君よ。
神々しい坂田氏と愕然とする藤本を見て優勝を確信した坂田・小方ペアは終始笑顔で会場へと向かった。こんなに充実した大会は過去に無かっただろう。
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ガッツさん、そりぁねーよ!!! orz