第4戦、川上ダム。
自分の中で、今年のトーナメント中、最も重要視した試合でした。日程変更で弥栄二戦が後半に回ったことにより、この川上戦の重要度は相当なもの。絶対にデコれない戦い。
結果は三位。自分に課したノルマを上回ったこと、年間成績で首位になれたことは素直に嬉しい(切捨てを考えると首位じゃないけど)。ただ自分がプラの時に見つけ切れなかったガッツさんのパターン…。これを見つけられなかったことに力不足を感じ、逆にそこがこれからの弥栄二連戦のモチベーションになりつつあります。
プラの時、好調だったのは通称「山崎ハンプ」。スロープの延長線上にある小さなハンプです。ベイトの入り方も表層付近からボトムまでビッシリといった状況。全体的に釣れない川上でしたがそこだけは入れ食ってました。ただ自分に釣れる魚は小さい。500g~900gといったところ。川上自体が全体的に釣れてなかったことから2700gを目標にして試合に臨みました。
プランのメインは山崎ハンプ。もし、山崎ハンプがダメでも9mのエッジ部分にキーパーあるか無いかくらいの魚が溜まっている場所が分かっていたため、ほぼデコはない。そこでキーパーを揃えてスロープ周辺、スロープから山崎ハンプへ続くロードベッド、本流最上流でキッカーを獲るというものでした。
そのプランを今回ペアになった佐々木に説明。軽く無視されつつも了解をもらう。フライトは9番だったが金に物を言わせたセッティングで1番に山崎ハンプに到着。
着いたのはいいがヘラがめちゃくちゃ浮いてる。これはまずい。プラの時からもそうだったがヘラが狙いのスポットに浮き出すとバスがスプークして釣れなくなるような気がしていたからだ。予想通り釣れない…。1時間くらいやったがバイトが無い。普段ならここからタコ粘りのスタイルだがベイトの入り方も期待できる様な入り方じゃなかったし、次のプランもあったため早々と見切る。
9mのエッジへ…。マーカーを落として(3個)はっきりと狙いのピンを出してキャスト。自分と佐々木4キャスト4ヒットであっさりとリミットが揃う。しかしこれまた予定通り、スケールサイズ(笑)
計りもしなかったが推定1500g/3匹。ここから予定通り、前日プラでキロフィッシュが釣れたスロープ周辺の9m 10mフラットへ。
ベイトの入り方は間違いなくスロープ周辺がベスト。
自分の軸となるルアー(カットテールのダウンショット)でアプローチするもしばらく釣れない時間が過ぎる。「ここは回遊系の魚だから釣れない時は釣れんのんよねー。」と自分がしゃべるも佐々木は無視だ。釣りに集中しているのか自分がウザイのか知らないが無視だ…(笑)
軽く凹みながらもダウンショットのドラッキングを続けているとロッドが絞りこまれるようなバイト。これが今回BF賞を頂いた1500gの魚でした。プラ通りの展開に納得し、調子にのった我が船はさらなる入れ替えを目指し、本流最上流域へ。プラの時はバスを確認していたが、居ない…。あーまずいなーと思いながら、スロープ前に戻りつつロードベッドを釣りしていると佐々木が入れ替えとなる800gを釣ってくれた。痩せてはいるがナイスキーパーだと心で喜んでいると何もしゃべらない自分達の船に異変を感じたのか「上流で殴りあいのケンカでもしてきたんか!」と河口艇から野次が飛んできた(笑)佐々木は知りませんが少なくとも私は紳士です、殴り合いのケンカなどしません。
その後の展開は…言いたくありません(涙)四熊方面にいきましたが少なくとも自分達のロッドが根掛かり以外で曲がることはありませんでした。
坂田ペアに勝てば優勝だと思って必死に入れ替えを狙って釣りしてたのに、、、しれっとすごいウエイトを持って帰ってたガッツさん優勝おめでとうございます(笑)