PB TOURNAMENT 2012 5th D.Tanaka

今回の優勝は、私にとても大きな自信を付けてくれたように思う。完全復活かと言われると、自分の理想とまではいかなかったのだが、パートナーと協力しながら、スコアを作っていくと言う面では100点だと言っていいくらいの、リズム感ある試合運びだった。
 
プラではスピナーベイトなど強めの巻きで反応する魚がチラホラいた。目視すると30cmはありそうだったので、そこをメインエリアとし、ショットDeepなどのスモールクランクをPEラインでロングキャストするという作戦で釣り始めた。結構長いエリアを流したのだが、まったく反応が無い。そこで、テキサスなどを撃って行くと、ポロポロとノンキーが釣れる。ワームはエスケープツイン。シンカーは3/8oz。決して弱いルアーではないのだが反応はいい。

 
そこで、美和の上流の浅いところへボイルを取りにいく。結構頻繁にボイルが起こるが、ルアーへの反応は無い。というか、直撃できるほど近くでは中々起こらないので。そこで、沈橋(TOPが2m)へ狙いを変えた。ただ、この水深なのであまり橋にはこだわらずに、橋の周りをうろつくような個体を狙った。
 
そして、ここで神降臨。キッカーをキャッチ!!!坂田君の痙攣シェイクが今回も炸裂!!と思いきや「今回はズル引きです。今日のバスはシェイクを嫌ってますね。」と冷静な分析。。。興奮していたのは、おじさんだけでした。
 
ともあれ、興奮しすぎて「これは1800gはあるね!!」とテンションアゲアゲだったのです。(実は1400gでした)
 
その後は、この一匹からエッジに浮く魚に照準を絞り、いろいろ迷走・・・。しかし、どう考えてもこの一匹は大きい。ここで守りに入って、負けたんじゃ、坂田君に申し訳ないと、プラでは行かなかった小瀬エリアへ突入。ところが、とんでもない強風です。風向きは会場から小瀬の方面へ。小瀬の上流へ行くのは簡単でしたが、帰りの事を考えると・・・。そこで中途半端な場所で状況を見ていたんですが、バイトがまったく無い。。。
 
行き先に困って、悩んでいると「ここは水が綺麗過ぎますね。会場前がいいんじゃないですか?」と、神のお告げ。もちろん、即答「はい。向かいましょう!」
 
会場前に着くと、早速坂田君にバイト。しかし、サイズはノンキー。続いてノンキー・・・。私にもバイトがありましたが、歯型のみ。。。
 
どうもサイズが小さいようです。今までの私ならここで弱気になっていたことでしょう。でも、吹っ切れた私は、「それでもいいサイズが上がってくるのはこの風だよ。」と、坂田君に伝えながら、自分に言い聞かせたていた。
 
そして、残り1時間を切った頃に、待望のビッグバイト!!!明らかにキーパーである。すぐさま抜きあげです。ファイトを楽しむ時間なんてありません。ルアーはエスケープツインのテキサス。シンカーは3/8oz。やはり、プレッシャーの高い場所でも、時合いで上がってきた魚は、ちゃんと口を使ってくれる。自分の釣りに間違いは無い!と、確信しました。
 
なんて、決まればカッコイイのですが、魚はしっかりと横を向く水深でした。つまり、上がって来たわけでは無かったのです(笑)でも、この風でタイミングが合ったのは間違いなかったと思っていますよ。
 
そして、タイムアップ。興奮して釣っていたので、1800+1000の2800。小さく見積もっても2500gは越えたと、皆に伝えていたのですが・・・実際は1400と600でした(笑)ほんとに嘘を付く気は無かったし、ここまでウエイトを見間違えたこともありません。それくらい自分を見失っていたのでしょうかね。
 
ともあれ、とても嬉しい優勝でした。これで年間も3位に浮上。最終戦を前にA.O.Y争いに絡める形に持ってこれたのはとても嬉しいです。坂田君ありがとう!!!

Updated: 2012年10月30日 — 2:56 PM

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