本日は2008年の釣り納めだ。しかもゲストを迎えての釣行です。
今日のゲストはAさん。本人の了承を得てないからイニシャルで。
テーマは“ジャカブレードで釣る”。その日の状況に合わせて釣るというスタイルが基本なのだが、今日はジャカブレードの大介的な使い方を学びたいと言うのでほとんどジャカで押し通して見ました。
水温は11.5℃前後。思っていたより高い。そのせいなのか中流域には質の悪そうな水が多い。ターンオーバーから回復し切れてないような印象を受ける。表層だけかもしれないが。
ベイトとの絡みを考えながらエリアを探していったが、これまたバイトに恵まれない。ファーストフィッシュは例によってウグイ。この日はウグイバイトにとっても恵まれました。嬉しくないけど。
しばらくして待望のバスに出会うが、ジャンプ一発でバラしてしまう。まだ、BASS SMOOTH(PEライン)とHV-660MLS(ハイブリッドバキューム)の組み合わせでのフッキングやドラグの調整が万全ではないのだろう。これは釣り込むしかないから大会や取材の時にミスしないように、いろんなセッティングでやってみるしかない。
その後もウグイと戯れながら釣り進むがホントに厳しい。昼過ぎにやっと1200弱が釣れる。
誰も言ってくれないから自分で言うけど、おNEWのハンチングが決まってますね。自画自賛です。
チョコッとメタルワサビーを入れたりしたけどそれも不発。Aさんも何かを盗もう(物じゃないよ。テクだよ)と必死だが、こう釣れなくては厳しい。
ついにAさんのロッドがしなった。最初は木かな?という半信半疑のファイトだったが、途中から明確な生命反応を感じ、真剣なファイトに変わった。
Aさんの初ジャカフィッシュは立派なキロUP。
結局その後二人にバイトが訪れることは無かったが、終了間際にレイダウンミノーMPを食い損なったビッグフィッシュは脳裏に焼きついている。
時に釣れた魚以上に逃した魚の方が記憶に残る事がある。今回の一匹はそんな一匹だ。なぜ喰わなかったのか。何が違ったのか・・・。そんなことを考えていたら、また釣りに行きたくなってきた。
一日二人でがんばってジャカブレードを投げ倒しての結果だからこれはこれで気持ちのいいものだった。ただ、ジャカデーではなかっただけだ。でもこの状況下でクオリティーフィッシュが獲れたのも収穫の一つ。この冬はジャカブレードとレイダウンシリーズは手放せないですよ。
<メインタックル>
ロッド:HV-660MLS
ライン:BASS SMOOTH 1号+BASS LEADER 8lb
ルアー:ジャカブレード 9g