プラは一週間前に入った。
厚東をメインに見てまわるが水が悪く話にならない状態だった。水を見にその後仕事帰りに何度か行ったが、水質は復活しているものの、魚からの反応は無い状態だった。
それならば大田と思い、スロープ対岸をおかっぱりで狙ってみた。相変わらず反応はないが数多くのベイトを確認できた。
よって当日朝一は大田に決定した。
晴れて試合当日、周りの人に聞くとよく釣れているという。が、ペアになった安部ちゃんの情報では大田は釣れないという。
で、急遽保険で3連ワンド、メインを厚東の変温ラインに定めた。
4番フライトで、先行者は則松号のみ。橋あたりでブチ抜いて一番で到着☆
プラの時より変温ラインが上流に上がっている。打ち始めは夫婦岩(めおといわ)から下ってファーストベンドの岩盤。
枝に詐欺師(白サギのことをこう呼ぶ)がいるのでベイトは居るのだろう。
バズ、テキサス、ジグヘッドと全レンジを探ってみるが反応なし…やばい…
夫婦岩手前から水中の岩を打っていくが反応なし。夫婦岩を越えて禁断の超シャローエリアに突入!!光の反射で岩が見にくく操船に気を使う。
大好きなバスの成るオーバーハングを打つが鯉、フナのみ…しかたなく引き返すことにした。
いや〜な予感が漂ってくるが3連ワンドがあるから(笑
夫婦岩をちょっと越えたところで、オーバーハング下に入れたグラブにバスがチェイス!しかし、ボートの手前でUターンしてしまった。
フォローにとカバークローを入れる。またチェイス!やっぱりUターン!
今度は9インチジャイアントミールを入れる。やっぱりチェイス!で、やっぱりUターン…(笑)
ナメとんかい!!!!
安部ちゃんの命名で、これを小方フィッシュと言うことにした。(笑)
ここで小方、則松ペアとすれ違う。
こういうとき、WFENでは相手を落としいれる心理戦を仕掛ける…今回は全く釣れてない作戦を選んだ。(ホントに釣れていないんだが。)
どう理解したのか知らないが2艇はこのエリアにとどまったようだ。
更に下ると田中ペアとすれ違う。彼にも釣れてない作戦を決行!
が、もろ信じてUターンした(汗)すぐ信じるタイプなのか、全くのバカなのかは解からないが、魚探トラブルで意気消沈しているようだ。
この時点で以上の3艇は消えたと判断。我が艇に一瞬の安堵感が広がる(笑)
インターセクションまで戻る途中、水の上を泳ぐヘビに遭遇!
爬虫類も暑いんだろうか???
インターセクションに到着した時、水の上の不気味な影を発見!!大きさは犬くらいだが形がおかしい…シッポが立ってピコピコしている。なんだ、こいつは…色は茶色で毛が生えている。
正体を知りたくて釣りそっちのけで未確認生物を追う!!
ヌートリア??10mくらいまで近づいたとき、ついに認識した。
イノシシ!!!!
なんとも珍しい(笑
そいつはボートより必死で逃げ、ついに岸に到着!
が、ソコは赤土の急斜面。「ソコは無理だろ?」と言った途端、案の定「ドッポ〜ン」と落水。岩盤質の所から急いで逃げていった。
あとで聞いた話だが、田中号がキャッチした2本は、このイノシシの落水地点で連続ヒットさせたそうだ。こ、これは…「イノシシパターン」☆
また新たにバスの生態がわかった気がした(笑
さあ、保険の3連ワンドへGO!
まず一つ目のワンド!!人気なのはテキサス、ダウンショットなのだが、先ほどのチェイスしたヤツが引いている時に激しく反応したので、食わせではなくリアクションだろうということで、
フットボールを選択。
フォール中にもアピールしたいのでグラブをセット!馬の背から続くシャロー側へキャストし、強めのリフト&フォール。突然、コンッという心地いいバイトで、ラリーニクソンばりのアワセをくれて、一気に抜き上げランディング!大きくは無かったが貴重なファーストフィッシュだ(喜)
正に「世界最強のフットボーラー」だ(笑
その後最下流エリアまで行くが反応なし、すれ違いザマに釣果を聞くが、山崎ペアは釣れてない。原ペアも苦しそう。横山ペア、吉元ペアはリミットメイクと判断した。相手の発言から腹の中を探るのが難しいのだ(みんなシロサギだからね)
大田川はボツと思っていたので、この時点での要注意は吉元、横山号のみ。
追加すれば表彰台が狙えると夢を見た…
が、追加が釣れない。時計は残り1時間を切っている。どうしようかと思っていると、バックシートより大田に向かって左岸をやろうと☆大田と厚東の合流地点の岬に到着したのが45分前。
流し始めるが反応無し。あきらめかけていた時、携帯が鳴る。
ネット接続に関する電話だったのでしばらく話す。
もうだめか…
電話を切って最後の悪あがきで目立つジャイアントミールをシェードに打ち込んで行く。小さいゴミたまりの沖2mほどのところにある横になって浮いている竹を打つ。冗談で「シイラならこういうとこにいるな」と言おうとした時。
「コッコッコッ」とギルバイト!「ええい、カジるな!
と言いつつ放っておく。ラインが静かになったので、ロッドを立てて聞いてみる。ん?ラインの先に何か居るぞ・・・。
PE専用アワセをくれる。重い。コイ??(バスだとは思ってない)水中で反転する時にバスと判断。
やった!2本目!!一気に盛り上がる。やっぱシェードに居るんだ☆
引き続きシェードを攻め続けると、後ろの安部ちゃんのロッドが曲がる。以前、同船したとき、ランディング寸前にバラした思い出話に花を咲かせる♪今度は慎重にキャッチ!!
残り20分を切ったところでリミットメイク完了!!!
で、そのままウェイイン!
リミットメイク組が複数居たのでダメかと思ったが、ギリギリ3位入賞になりました。
暑さで疲れたけど、やっぱトーナメントは面白い!って思えた試合でした。
最後に、同船した安部ちゃん、おかげで楽しい釣りの時間が過ごせました。ありがとう☆
フィールドデータ
天気 暑い
気温 超暑い
水温 厚東上流のみ23度、あとは超高い
風 無風時々微風
使用タックル
ロッド ジャッカル ポイズン’サイドスティック’69MMH
リール ABU Revo SX 右
ライン よつあみDISK16lb
ルアー ジャッカル ハートジグ 1/2oz 黒/ブルー
トレーラー ZOOM ファットアルバートグラブ
ロッド ジャッカル ポイズン’パワーフィネス’S-65ML
リール シマノ ’06バイオマスター 2500s
ライン DUEL バススムース 13lb+バスリーダー 8lb
ルアー ジャッカル ジャイアントミール9インチ
フック ZAPPUインチワッキーiガード 1/16oz