久しぶりの川上釣行。といっても出艇は14時半とかなり遅め。仕事の都合でイーブニングタイムだけ楽しんじゃおうという奴だ。今回も河口さんのバックシートに乗っかることにした。
ボートを降ろす時にまだ水につかってない状態で魚探の水温計(つまり気温というか、熱されて暑くなったエレキモーターの温度)が40℃を表示していた。(笑)そして、水温も32℃!煮えちゃうね。これは。
スロープはこんな感じ。ランチングは問題なし。例によって駐車スペースはかなり少ないので留める時は後から来る人のことを考えてお願いします。
今回持ち込んだのは3タックル。まずはトップ、ジャークベイト用にHB-560L。これにX-TEX COBRA 14lb。次にヘビキャロ用にRR-760JMH。これにはX-WIREの40lbを入れて、感度UPを狙った。もちろん、フロッグゲームも対応させてしまおうという欲深いセッティングだ。最後に攻めのスピニングでHV-601LS。これにはパワーカーボン5lb。フィリンプに重めのジグヘッドでリアクションを考えたライトリグだ。以上の3タックル。
まずは上流へ向かって釣り始めた。「基本のインレットでしょ〜。」なんていいながら、足早に打って行くと、上流は沈橋が水面ぎりぎりのところにあり、上がれない状態。仕方なくその橋をヘビキャロで打つとどんどんラインが入っていく。聞き合わせをして、追い合わせというキャロのフッキングをキチンと決めて上がってきたのは800gの劇痩せバス。ヒレも回復していないどころか骨が飛び出している。なんだかいきなり悲しくなった。ベイトはものすごい居るのになんでエサが取れないんだろう。
チャンネルを丁寧に転がすも、後が続かない。河口さんも予定通り反応がない。(笑)そこで段々畑のシャローを流すことに。よく見ると追われているベイトもいる。お気に入りの“Raydown Minnow MP 110”のブリーディングクラウンシャッドを酔いしれながらジャークしていると・・ドカーン!!!とはしなかったけど、嬉しい初MPフィッシュ。
このサイズも躊躇なく喰ってくるというところがただのビッグサイズ(ジャパンルアーとしてね)ジャークベイトじゃないということです。あ、首タオルは田辺さんに叱られるな・・・「バスフィッシングはかっこよくやれよ!」って。いや・・・あの・・・NORIESのタオルですよ。(言い訳)せめて中尾章風に巻いておけばよかったかな?(爆)
ここで河口さんの魚探をいじって、まともなセッティングにする。今までよくもこんな画像で見ていたもんだと変に感心してしまった。これで来期の河口さんは凄いことになりますよ。だって、今までは魚探無かったも同然ですから。それで、今度は魚探を見ながらディープをすることに。
私はハードボトムの張り出しをヘビキャロで。河口さんはロングビルミノーでシャローを。すると河口さんが「何か当った。」と言ってグリグリ巻いている。「バッシャーン!!」と水面が割れた。バスです。しかもグッドサイズ。ダブルで掛かっているので安心していたら、ランディングでポロッ・・・。
「ふ〜ん・・・シャローで釣れたね。」なんて言ってたら怒涛の3連荘!内2匹はバラしたけど。
結局、キャッチできたのはこの1匹。ロリ好きな人多いですね。
一方、私は「あれ?ジャークベイト場なの?」とRaydownminnowMP110(ライブハス)を投げまくるもバイトなし。これは恐らくレンジの違い。河口さんはロングビルをただ巻きで、いわゆる“ミノークランキング”で釣っている。そのため、沈んだグラスのトップを綺麗になめるように引ける。この差です。
それから私は沖のハードボトムにこだわって、2匹追加。
ルアーはヘビキャロ定番の“バグアンツハーフフロート”これはハーフマテリアルになって浮力もあがっているし、その分柔らかくなっているから、食い込みもいい。それとキャロの場合は飲み込み対策としてバーブレスにするといいですよ。バーブレスにするとフックがずれ易いのですが、今回使用したC社の“ツイストロック”は全くずれなくていいです。フッキング率も高いし。その分、値段も高いと。でも、直接魚に触れる部分なので妥協してはいけませんよ。
夕暮れになりトップかディープか悩んだのですが、相変わらず水温は高いし、水もよろしくない。なにより、ディープにいいベイトが写っているのでコチラを選択。
私はヘビキャロ。河口さんはヘビダン。ヘビー繋がりで釣りをしていたら・・・ボートに寄って来る奴が。
ヤマカガシですね。彼も暑かったのでしょう。仲間に入れてあげたかったのですが、ボートの上が大変なことになりそうなので断念しました。
魚探をにらめっこしながら流すと・・・ク、ククク・・という小気味良いバイトで本日5匹目。
今日はサングラスを忘れちゃって、めがね画像が多かったでしょ。めがね萌えの方だけじゃないと思うので、めがね無しバーション。どうでもいいか。
これもキロには満たない。いい魚ですけどね。イマイチ回復しきってないのか、夏バテなのか。
ふと河口さんのロッドを見ると曲っている。「オ!喰った!」そして、予定通り、水面でバシャーン!!ポロッ・・・。好きですね〜ポロッが。ポロッは“女だらけの水泳大会”だけにして欲しいものです。(古〜!!!)
ということでオシマイ。帰りに「結局1匹しか釣れませんでしたね。」と話しかけたら「あれは自分の中では釣ったうちだよ。」だって!どうなんでしょうね。