C杯 DUEL CUP 6月1日 D.Tanaka

久しぶりのC杯出場。しかもDUEL CUPとくれば自然に力も入るもの。でも、相手は自然なので、こればっかりは力んでも仕方のないこと。あくまでも自然体が基本ですよ。
今回はいい結果でしたのでちょいと長めのレポートですよ。


前日に出場が決まったので準備という準備もできない。ならば、アフター〜アーリーサマーのシーズナルパターンを考えてエリアを絞った。
丸山はカレントが人為的に発生するのと、インレットがないという特殊なリザーバーだ。しかも、山をあまり伐採せずに水没させたらしくティンバーがいたるところに残るのも特徴の一つだ。
キーになったのはベイト&縦スト。特にベイトは重要だと思う。あとは風も何かしら作用しているんだが、これはよく分からなかった。風が吹いたらバイトが止まってしまったから。なんでだろ?
朝はみんなの移動を見届けてから「さてと・・・。」とゆっくりエレキを踏んだ。ふと魚探をみると結構なベイト。「まずはココから。」と釣り始めると、スタート位置でバストが起こっている。他の参加者がルアーを投げると一撃でした。遠めに見てもキロアップ。「ん・・・シャローもありなのか?」なんて思いながら、沖のゴロタ石やスタンプにヘビキャロを投げてみた。ロッドはRR-760JMH。本来フリップロッドだがヘビキャロロッドとしても申し分ない活躍をしてくれる。数投後フォール中にバイト。開始30分でキロアップを捕獲成功。これは魚体からアフターのバスと判断。まだ、ヒレも体も傷が残っている。艶もまだない。こういった魚は同サイズで固まっていることも多く、期待したが後が続かない。
それではと、より水通しのよい縦ストの絡むダムサイト左側の張り出しへ。最初はバイトがなかったが、先のエリア(エレキで2分の距離)と交互に入りなおし、ついに1500gをキャッチ。ルアーはガンターフットボール1/2ozにイカジャコ4 1/2。急斜面をコロコロと転がしていくと途中でバイトが出るという感じ。今度はトレース角度を変えてキロアップ。ココまではいい感じである。時間にして1時間半。30分に一匹のペースだ。
対岸も気になったのだが、二人のアングラーが居座っていた。(内、一人が横山さんでした。)仕方ないので、しつこいくらいにこのスポットを攻め続ける。より丁寧に攻めるためにハッスンSF(with スキップインザシェード1/8)を投入。いきなりのビッグフィッシュだ。どうみても先の1500gより太い。「これは・・・」と追いあわせを何度も入れ、しっかりとフッキングをし落ち着いてランディング・・・したつもりだった。
しかし、ここでアクシデント。というか、自分のセッティングミス。何のセッティングかというとライブウエル。実はライブウエルの入水ホースの口が壊れていて、ライブウエルのフタの隙間から水をポンプで入れていた。つまり、フタが閉まらない状態。しかも、今回のボートはジョンボートだったのでボートのロールが酷い。3匹はすべて抜き上げで釣っていたので気が付かなかったがハンドランディングは結構な角度が付くのですよ。
ランディングしようと手を伸ばすと「バシャ〜〜」と水がボート内にこぼれる。慌てて体重を反対側に移すと手が届かない。(笑)そして、再びバスの突っ込み。上手く往なして浮いてきたところで、再び手を伸ばす。そして、「バシャ〜〜〜」っとさっきより水がこぼれる!体重移動・・・手が届かない。
これの繰り返し。三度目の挑戦だと右手と左手をいっぱいに伸ばしたところで、そいつは最後の力を振り絞ってジャンプ!!!私の手にぬめりだけ残して潜っていきました・・・。とっさに肩まで水につけて探ったくらい・・・。
なぜか私の手は震えば止まらなかった。こんなにドキドキしたのは久しぶりだ。まあ、純粋にバスフィッシングに感動しているわけでは無いが、目の前の状況に興奮しているのは間違いない。
しかし、失ったウエイトはとても大きくそれから数時間バイトはなくなってしまった。
つづく


Updated: 2008年6月2日 — 5:09 PM

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