PBT TOP7 CLASSIC VI 2014 概要レポート

悲願のクラシック制覇!ノンボーターの寵児

須藤健ここにあり!!

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昨年度同様の小野湖での開催となったTOP7 CLASSIC。今年は繰り上げもなく実力通りの7名が春の小野湖で熱い火花を散らした。

参加選手は6回連続出場となる田中、河口、GUTSに4回目の須藤、3回目の三澤、そして初出場の長岡、児玉とタレントは揃った。

湖の状況は、例年の爆発もなくとても渋いの一言。プラに入った選手からも当たり前のように「またデコりました。。。」と聞きなれたセリフが漏れるほどだった。一番の原因は水温の上昇不足。今年の春の雨の影響で水温が不安定で、期待していたほど上がらなかったようだ。また、低気圧の影響で風も冷たく、それがさらに釣りを難しくさせていた。

それでも選手たちのボルテージは上がりっぱなし。前夜(会場のアクトビレッジには宿泊可能)から飲めや歌えやの大騒ぎ。まさに選手の戦いはここから始まっているです。本当にトーナメントは体力勝負です!

また、今回から新たな試みとしてFaceBookと連動したトーナメント速報を行った。POTBERRYのFaceBookページにプレスが投稿することで、このホームページにリアルタイムに状況が映し出された。当日、参加出来なかった選手や応援の人はとても楽しめたのではないかと思います。また、プレスに方々にはとても感謝しております。

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昨年のディフェンディングチャンピオンである田中大介選手から(今年もクラシックに出場出来なかった)PBT藤高代表へ優勝楯の返還です。そして、いつものゆる~いルール説明があった。

7:00に戦いの火ぶたは切られた。ここは例年通り年間一位の田中選手から順にスタート。各選手が選んだエリアは田中→太田筋、須藤→下流域、三澤→厚東筋、長岡→厚東筋、児玉→太田筋、GUTS→近場(笑)、河口→下流域となった。

ファーストキャッチは須藤選手だった。プレスから情報によると7:30の出来事である。サイズの詳細、魚の画は無かったが幸先の良いスタートである。

続いてのキャッチは長岡選手だった。

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写真ではわかりにくいが、これがBF賞となる2370g。PBTクラシックレコードとしても歴代2位の大きさである。周りに悟られないように小さく映しているのはプレスの西岡の作戦なのか!?ともあれ開始一時間でこれは大きなアドバンテージである。

一方、その他の選手は苦戦。。。

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たまにロッドがしなると言えば木くらいである(笑)

その沈黙を破ったのはGUTS選手!

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8:37にファーストフィッシュ!朝から険しいかった表情にも笑顔がこぼれる。

そして、ついに三澤選手にもファーストフィッシュ。グッドサイズらしくプレスから「ハラショー!!」と称賛のメッセージも。9:00の出来事である。

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続いて田中選手にも!時は9:25。サイズは少し可愛い。

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日が高くなるにつれて水温も少しづつ上昇し、魚もポジションを変えてきているのだろうか。5選手が魚をキャッチしている。この頃からプレスからの報告も忙しくなってきた。

ここで、長岡選手がまさかのバラシ。。。

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ずれたワームと水面に残る波紋がとても悲しい。。。こういったカメラチャンスを逃さないのがプレス西岡である。その後も「あれはデカかった・・・いや、ホント惜しかった・・・。」と長岡にプレッシャーをかけ続けていたという報告も上がっている(笑)

釣れない選手のところではプレスもやや暇になる。選手は一所懸命なので無駄話をするわけにもいかず、かといって代わりに釣りが出来るわけもなく。。。

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10時を過ぎてもバイトもない児玉艇では◯ザポテトをバリバリと食らうプレス小林の姿があった。

一方、GUTS艇も沈黙が長く続き・・・プレスも撃沈!

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来年はロッキンチェアーを設置すると心地よいかもしれませんよ(笑)

11:00を周り残り時間は3時間となった。そこで田中選手に貴重な2匹目がとの連絡、時を同じくして須藤選手はなんとリミット達成!しかし、その内容は分からない。

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この時点で須藤選手が一歩リードか。しかし、すぐさま田中選手もリミット達成!

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実に30分ほどの間の出来事である。これが二度目のプライムタイムなのか、ずっと沈黙だったか河口選手にも待望のファーストフィッシュが!

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残り時間が少なくなり、須藤と田中の年間1位VS2位の一騎打ちかと思われたが、すかさず長岡選手に2匹目が!これもグッドサイズなのだが・・・

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おい!一匹目とアングルが変わらないぞ!!どうしたプレス西岡(笑)

そして、残り時間も2時間と迫ったった12:45。田中選手に大幅な入れ替えとなる1600gが。

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やはり須藤VS田中の公算が高まったか。

ところが残り時間わずかで三澤選手がキャッチ!場所はもちろんウクスト(ウクレレストレッチ)

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ここでプレスからの報告は終了。帰着の時間となった。

残念ながらNFとなったのは児玉選手と河口選手。河口選手は「優勝出来ないならゼロも1匹も一緒!」と潔くリリースしたようだ。

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第5位はGUTS選手でウエイトは870g。ルアーはキッカーバグ4.5”。愛娘プレスということで良いところを見せたかったようだが、少し空回りだったかも。しかも、大会後にさくっとグッドサイズを釣られていることも追記しておく(笑)

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まさに「D-ZONE 愛!」である。

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第4位は三澤選手でウエイトは1740g。昨年よりはウエイトアップしたが、リミットメイク出来なかったのが痛かった。メインエリアは厚東からスロープ近くの岩盤系。終了間際に「そういう事か・・・。」と発したそうだが、何かを掴んだんだろうか。大体そういうことではないのだが。。

そして、第3位は・・・なんとまったく同ウエイトで2位が二人という結果になった。

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一人は昨年のディフェンディングチャンプである田中選手。3800gを持ち込むもあと一歩届かなかった。

メインエリアは太田川のシャロー。2回のプラでシャローに上がってくる場所を絞り、ローテーションしながら時合を待ち続けたが不発。より冬らしいディープが隣接している場所にシフト。そこでリミットを取り、最後は水温上昇で上がってきた魚をキャッチしたようだ。

プラクティスでは2回連続のデコと苦しんだ同選手だったが、本番ではなんとか帳尻を合わせてきた。しかし、釣り方が絞り込めてなかったことから、無駄な時間もあり、キッカーをミスったのが痛かったようだ。プレス坂戸は今回は蛍光色のレインウエアを着てボートからバスを威嚇することは無かったようだ(笑)

<メインタックル>

ROD:Nories ST680MH

REEL:Shimano メタニウムHG

LINE:Duel T-7 16lb

LURE:Nories エスケープツイン(3/8テキサス)

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そして、もう一人の2位は長岡選手。同ウエイトのながら2匹です!そして、一匹は2370gのビッグママ!!記事であったように、あの一匹があれば。。。

トーナメントにタラレバは禁物ですが、本当に惜しい一匹でした。

戦略は厚東川のシャローカバー打ち。数が少なくリスクもあるが、一発のある攻撃的な釣り。実際に3バイト2フィッシュとギリギリだったが、ミスがなければ5kgを越えていた釣りだった。若さと攻撃性を兼ね備えた長岡選手の今後に期待!同じく若さだけが取り柄のプレス西岡。同じ攻撃的な釣りだっただけに興奮冷めやらぬという感じでした。彼の今後にも少しだけ期待しておきましょう(笑)

<メインタックル>

ROD:MajorCraft ベニーロ68MH

REEL:Shimano メタニウムmg

LINE:Duel T-7 16lb

LURE:ZBC スピードクロー(1/2テキサス)

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そして、文句なしで2位の二人に500gの差を付けて優勝したのは須藤選手。写真では須藤選手よりも大きく、嬉しそうにプレス小方が写ってますね(笑)GFFOの優勝もこのペアでした。クラシックなので競技には手を出せませんが、キャディーのように選手をしっかりと支えていたことでしょう。

メインエリアは下流の民家前やや上流の水没立木群。完全に春の魚に絞った戦略である。前夜は「風邪気味で・・・」と欠席、そして「あんま釣れてないから800gX3で十分かも。。」と意味深なセリフを吐いたりと、心理戦も含め試合巧者になった感が否めない。言い換えれば、それだけ穢れてしまったのだろう(笑)

<メインタックル>

ROD:Quon トリックスター 610H

REEL:Shimano メタニウムmg7

LINE:Torey スーパーハードストロング 16lb

LURE:Baitbreath バイズクロー4.5”(3/8テキサス)

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優勝楯授与&元チャンプ悔しがるの図(笑)

「やっと帝王に勝てたばい!」by須藤

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トップ3は事前のアンケートで、”倒したい相手はウクレレ”と申し合わせもなく書いていた。そして、当のウクレレ三澤は4位(笑)あまりに上手く出来すぎた結果だった。

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優勝 須藤健 4300g、BF賞 長岡宏樹 2730g。

文にしてしまえばこれだけの結果である。しかし、参加した選手すべてに戦略があり、ドラマがある。地方の小さな団体でも、そんなドキドキを配信し、一緒に楽しみ、盛り上げていければとPBTは考えています。

是非来年のクラシックは選手として出場、プレスとして協力、ギャラリーとして現場やPC、スマホの前でお楽しみください。


Updated: 2015年4月15日 — 3:10 PM

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