第二戦 弥栄湖 トーナメントレポート 河口眞之 

幻のWFEN TOUR第1戦からの久々のトーナメント参加で、しかもボーター参加
弥栄まで試合に来て、ズッコケたくなかったのでプラには計2回入りましたが、直前
の金曜日プラで何も見えなくなり、唯一スロープ前のかけあがり5メートルラインに
魚探に反応のあった大きな魚影だけを頼りに参加しました。

当日のペア抽選で組んだ山根君は巻物師ということで、同じ巻物好き同士が同船
したのも何かの導きだと思い、今日は巻きまくったる!と決意
何も見えてなかった、私に山根君は「美和筋がいいのでは」と優しいアドバイス、素直
に同意して美和筋へとボートを進め、「ここら辺から実績が高いエリアです」との岬付
近からバイブレーション、クランクベイト、BTSと様々なルアーを投げ倒していきながら
山根君のログ使いを拝見し(実際初めてログ使いの方を間近で見て、ログの使い方
が解りました。大変感謝しています。私もマスターします。)ついに最上流部の橋まで
到着!
上流部でも何度かボイルは見ましたが「なんでこんな水に活性の高い魚がいるの?」
と思うほど水質が悪い。ラインはどんどん茶色に染まってくるし、リールのハンドルノブ
まで茶色、ラインにまとわり付く茶色の物体(細かな粒子)のおかげでリールのベアリ
ングは軋みだすし、最悪です。
それでも、美和筋の上流部で1本ノンキーが釣れて、まだまだ巻物でもいけると思って
いました。しかしながら水の悪さとリールの不調で辛抱が出来なくなり、美和筋を下り
ベイトが溜まっている岬付近でスローダウン。この時点で既に11時を過ぎており、山根
君はワームの釣りをしたことが無い!とは聞いていたけど、不慣れなテキサスリグで付き
合ってもらい「んっ何か当たっています」との言葉と同時に強烈なフッキング!しかしながら
あがってきたのはノンキーでした。この魚が山根君にとってテキサスリグでの初魚、おめ
でとう。でも僕たち未だにノーフィッシュだよ…
プラで魚探に写った魚を求めて、スロープ前へ移動するも反応なし。まさに弥栄戦線異
状なしです。
あせりながらもスロープ横のワンドから下流方向に流し、この時期でればデカイ巻物を
期待しながら巻き倒すも、これまた反応なし。
12時を過ぎた時点で、大きな賭けに出て最下流を目指してボートは進む!下流の方
が季節の進行は早いと考えたが、岬付近にはベイトの影すら映らない状態。残り1時間
も無い。
スタート地点を目指しながら、立ち木、岩盤、手当たり次第に投げまくり。もうすでにパタ
ーンとか考えてる余裕は、はっきり言ってありません。だってノーフィッシュなんだから…
既に残り30分、巻物の次に信頼できるヘビキャロを立ち木とガレバの岬付近に遠投して
底を取って、スイープするとグングンとキャロ特有のあたりが!あれれっ弥栄戦線異状有り
です。ようやく1本キーパーをランディングしてホット一息入れる間もなく、次々にキャロを打
ちまくりましたが、ゲームオーバーとなりました。
上位の方々のエリアやパターンは、私達が打ちまくったエリアで巻き倒したやり方でした。
しかしながら、巻物のサイズが違う!これは堪えました。透明度もあまり良くなかったので
でかくて派手なルアーが認識され易いと思うのは、人間の勝手な判断で、実際は小さな
ルアーでもバスは認識していたんですね。勉強になりました。次回はログとシャッドが課題
のオジサンレポートでした。(でもまたキャロも投げるけど…)
P.S山根君今回に懲りずにまた参加してね!
P1030990.jpg
ロッド:ロードランナー6100MH
リール:TD-X105
ライン:DUEL X-TEXコブラ14LB
シンカー:7号
フック:フッキングマスター4/0
ワーム:ZOOM マグナムリザード(フレッシュレッド)

Updated: 2009年7月1日 — 5:07 AM

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