今日はホワイトデーなんだそう。こんな大切(?)な日に野郎二人で寂しく豊田湖に浮いている。相変わらずの調子だが、とても楽しい。楽しいだけではなくいろんなことに真剣に話ができる仲間がいるということをとても嬉しく思う。
小方は今回の釣行のように、レンタルボートを利用した釣りや地方の釣り場を訪れるという考えに賛同してくれる。伴わないのは釣果だけ。これは個人の努力なのでしょうがない。
自分たちが楽しむだけでなく、今後のことを考えて、釣りという文化の継承をよく理解して行きたいと思う。
本日はゆっくりと出発したので、ボート店に着いたのは11時。それから、小方自作のバウデッキを取り付け、湖上に漕ぎ出した。(ホントはエレキのペダルを踏んだだけだが、この方がムードがあるでしょ。)
「どこが良いかな〜。」と頭はフル回転。行きなれた場所から離れると自分のバスフィッシングの理解力がわかる。特に早春のような、“外せば0だが、当たればバクバク!”という時期が一番分かりやすい。誰でも釣れる場所で釣っても、駒は増えていかないから。
すぐにエレキのスピードを落とし釣り開始。水温は10℃半ば。思ったより水温が高い。本湖でこの水温ならクリークの奥は11℃を超えていると思う。そういった場所でワカサギの遡上がリンクしていれば爆発する可能性が高い。ささっと、その場所に見切りを付け、東岸側へ。
とある橋をくぐり、さらに遡るととってもいい感じの風景画広がっていました。
水深は2m前後。ここに魚があがっていたらそりゃ春でしょ。水温も11.5℃と申し分ない。ただ、濁りだけがちょっと気になる。それでも、こんな景色で釣りが出来るということがとても嬉しいのだ。「アメリカみたいだな。」と呟いたら、「行ったことないくせに。」と速攻で突っ込まれた。痛いところだ。
つづく