どうも小林です。
今回のレポートはキャスト杯のプラクティスから、当日の内容までをレポートに書いていきます。
プラクティス
季節は5月中旬ということで、シーズナル的にはプリ〜アフターまでの魚が混在するタイミング。
プラクティスに入る前に当日の天気を把握するのはもちろんのことですが、潮周りも非常に重要なファクターとなってきます。
今回は大潮1日目を釣る事が前提のプラクティスなので、プリスポーンの魚が全体的に少ない場合は前週のプラではハイウエイトが出せる可能性がありました。 しかしながら、試合当日はスポーン直前の気難しい魚かネストに入ったローウエイトの魚となってしまい、最終的に「プラでしか釣れない人」となってしまう可能性があります。
プラクティス初日はSNSである程度写真のプリの魚が確認出来ていましたので、とりあえず太田筋の民家下流のインサイドの岬〜島の対岸までをチェック。 開始1時間ほどでグッドサイズを2本キャッチ出来たので、ここからはアフター〜回復のベイトやカレントの釣りを探してチェックしていきます。 こちらの釣りは季節を先取っているので、見つければ再現性が高い釣りとなるハズです。
しかしカレント絡みの釣りは流入の水が悪いためか、大田や厚東の上流やアウトサイドの岩盤等は全く反応は無し。
またベイト絡みの釣りをチェックするために3連ワンドや曝気周りを見てみましたがこちらもイマイチ。
この事からアフター〜回復の魚が少ないイメージを得られたので、試合中はプリスポーンの釣りを通す事に決定しました。
大会当日
予定通りプラクティスの感触からプリスポーンの釣りを選択しました。
エリアはプラの時の3連ワンドの人気の高さと、全体的な水の悪さから曝気装置下流のワンド群を選択しました。
このエリアはプラで全く触ってない上に過去に釣った経験もありませんが、理論的に自信があったので迷わず選択しました。
プリスポーンの魚という事で狙いのタイミングはやはり水温が上昇する9時以降。
バッテリーを温存するためにゆっくりとスロープから下流へ向かい、要所要所釣って9時前にメインエリアに到着しました。
そしてワンド群で一番大きなメインのワンドから釣っていこうと思いましたが、他の選手に先に進入されてしまいました。
仕方なくメインのワンドの手前から下流方向へ流していく事に…
そして流し初めてすぐにテキサスで1400ほどのプリ体型の魚キャッチ。
その後フットボールにバイトがありますがこちらはアワセ切れ。
ラインをチェックして再度流し行くとバイトがありましたが、これまたアワセ切れでラインブレイク。
14lbでしたがリズムが悪いので、ファーストフィッシュをキャッチした25lbのテキサスにシフトしました。
しかし、その次のバイトも何故かアワセ切れ。
バレた魚らしいエラ洗いを確認出来ましたが、直線強度で切れている感じではなく、カバーや岩盤の隙間にラインが挟まった状態でフッキングしている感じでした。 その事からスイープにフッキングする事に変更し、ようやく次のバイトで2匹目をキャッチ出来ました。
一通りストレッチを流し終えた後はストレッチを往復する選択もありましたが、9時前に見た選手とは別の選手がメインのワンドから出てきた事もあって移動を選択しました。 移動先は水質が気になっていたプルプルワンドです。
しかしこちらも移動中に他の選手が入ってしまった上、橋の少し上流の時点で水に匂いがあったので再び移動。
結局先ほどのワンド群に戻って釣る事にしました。
ワンド群に入ってから少ししてようやく3本目をキャッチ、その後もう1バイトありましたが手前で木化けしてキャッチ出来ませんでした。 そしてメインのワンドまで流したところで残り1時間となり、バッテリーもかなり減っている事から進入を諦めて帰着へ向かいました。
結果的に2730gをウエインして10位フィニッシュ。
上位選手のほとんどの魚がプリスポーンのエリアとコンディションあった事から、ある程度想定内の結果で終える事が出来ました。
来週のPBTも潮周りが変わらない事からプリスポーンの釣りになる事が決定。
下流域の魚影の濃さから、バッティングの不安が残る状態でPBTを迎えたキャスト杯でした。
プラクティスから試合当日に至るまでの戦略の組立てが分かり易くて参考になります。水温とかタックルデータも紹介してね!
了解しました。
キャスト杯第3戦で書く機会があればそちらも記載します!