PBT第二戦 6月14日 小林レポート

どうも、小林です。
今回はPBT第2戦で4500強をウエインし、3位入賞を果たすことが出来ました。
初戦はリミットメイクを出来たものの、全体的にハイウエイトとなってしまったため、年間争いのスタートダッシュに失敗。
レギュラー戦で1度しかない得意の川上戦は、最低でも表彰台でないとA.O.Yは厳しくなりそうなので、なんとかA.O.Yに向けて繋いだ、という感じで2戦目を終えました。

プラクティス
プラクティスは3日前に半日と前日の1.5日。
プラ初日は豪雨によりまともな情報を得られなかったので、前日のプラクティスを参考に試合を進めていきました。
前日のプラクティスはダム中を何周も駆け巡り、ベイト(量やレンジ、魚種や映り方等)や水(水温、水質、水量等)を中心に時系列で見て周り、それらに関連していないであろう魚に関しては実際に狙ってみて周りました。 また風に関しても細かく視察し、エリアへの当たり方や、風の変化の出るタイミングは事細かに記憶しました。
自分のプラクティスは釣り込む事はなく、ひたすらに周ってみて、様々な状況を感じとる事が基本です。

そして今回得られた情報が、

・カレント(風を含む)の当たるエリアの4〜6mにベイト(おそらくワカサギ)がリンクしている事

・風が9時頃からダムサイト側(下流側)より吹き始め、そのタイミング以降はベイトが浮き始める場所(岩盤やフラット他)と、バンクに寄っていく場所(岩盤以外のバンクが多かった)があった

・上流域の魚影が薄く、カレントや風の当たらないところも魚影が薄いこと

この他にも細かい部分は色々とありましたが、主にこれらの情報を軸にゲームを進めて行くこととしました。
この時点でのエレキ戦を考慮した当日のプランは、比較的公園から近くにある各筋のカレントの当たるストレッチ(アウトサイドベンド下流側の上流側に面したバンク)+ベイトのいるところをメインに煮詰めていく事。 また、それらを満たす場所は下図の通りなので、バッティングする可能性が高い四熊筋の三本杉の前を第一希望としました。

試合当日
当日の朝、車からダムサイトをみたところ、放水可能であろう3つのパイプの内の2つのパイプ(四熊側と真ん中)から放水されている事を目撃。 前日は真ん中のみだったので、四熊筋下流側のカレントが増加していると推測できました。
まぁ半信半疑なので三本杉に向かう前に、競争相手がいないなら流そう、くらいの感覚でした。

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そして5番目くらいでスタートしますが、エレキが遅いのですぐに田中艇に抜かされ、朝イチの流していくプランは不可能となりました。(自分でもびっくりだが、開始早々と田中艇が一本釣っていた。これは今後再現性があるかもしれません。。)

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しかしメインの三本杉には無事入る事が出来て、しかもベイトもリンクしてるのでとりあえずOKでした。
そして開始1時間前後で1匹目をフットボールのズル引きで4〜6m辺りからのキャッチ、その後もうワンバイトありましたがこちらはアワセ切れ。 最近謎なアワセ切れが試合中に多く、今回はティップとルアーの真ん中辺りでのブレイクでした。。

その後風が吹いたり止んだりしますがそれらしいタイミングは無く、水温22.4℃(前日の日中が24.2℃)と低いためなのか、日が昇るにつれてベイトのレンジが徐々に落ち始めました。 ベイトが落ちた後の風の変わるタイミングで釣れなかったので、当エリアを諦めて富田筋のドカンのあるワンドの下流側へ移動。

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こちらはいわゆる大場所ではないのでバッティングなく入る事が出来ました。
この時が10時過ぎ、約2時間当エリアに費やしました。

ドカンワンドでも4〜6mを狙ってみましたが、やはりベイトのレンジが深くなっており、ベイトがボートポジションである10mに映りました。 ベイトが少し浮いていて釣れそうな事もあり、少しだけボートを沖に出してズル引いてみると待望のバイト。
無事に1400前後の魚をキャッチし、その周辺の7〜10mで1時間もかからない内に2本を追加して入れ替えスタート。
ライブウェルが1400前後で揃ったものの、サイズアップが出来ない感じなので中野筋に移動する事にしました。

11時半頃から中野筋下流のアウトベンド側からスタートし、キッカー狙いでディープクランク(ファットフリーシャッド+フロロ14lb)をキャストしていきました。
少し流していくと中野筋では5〜7m辺りで縦長(ボール状⁉︎)のベイトのスクールが確認出来たので、少し船を沖に出してビッグスプーン(ダイラッカ)をキャストしていきました。 しばらく流していくと待望のバイトがありましたが、残念ながらジャンプ1発のフックアウト。
当然のようにデカいのですが、4m辺りでバイトしてきて水面で暴れられてしまいました。

その後アウトベンドストレッチを流し終えてしまったので折り返そうかと考えましたが、上流のチャネルインサイド側のフラットにいい感じに風が当たっており、とりあえず行ってみました。 行ってみると、フラットのバンク側の石垣に下図のような理想的なベイトを発見。

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↑HDSは画面を巻き戻せるので、あとでレポート用の写真を撮りました。

ダイラッカを落としてから、2回目のリフトで押さえ付ける様なバイトがあり、今度は無事にランディングに成功して1600クラスで入れ替えに成功しました。

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↑勝ったと思っていたので、余裕の写真撮影w

その後はとりあえず昨日ダメだった上流周りのエリアを少しだけ確認し、残り1時間をダイラッカを流してきたエリアでフットボールを流して下りました。 ストレッチの下流側でもう1本フットボール(3/4oz+ダッドカット3inc)で1500クラスをキャッチ。
その魚で入れ替えて1400、1500、1600の3本で帰着しました。
※ハカリが壊れていたので試合中は全て-100gで認識していました。

終わってみると結果的に予想外の3位。

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想像以上にハイウエイトだったので、良いゲーム展開なのに悔しい気持ちで終わりました。
今回もペアの水揚げはゼロという事で、問題点はこの辺りにあるかもしれません。。
次戦は周りが釣れるので苦手な小野湖、苦戦しそうですが表彰台目指して頑張ります!

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メインタックル1
プロクォリファイア59MH(BassProShops)
SS SV SH LH(DAIWA)
バニッシュウルトラ 14lb(Berkley)
1/2oz フットボール ウォーターメロン(自作)
+4incダブルテールグラブウォーターメロン(GaryYamamoto)

メインタックル2
エクスプライド173XH(SHIMANO)
ジリオンH RH (DAIWA)
バニッシュウルトラ 20lb(Berkley)
ダイラッカ パープルワカサギ (Nories)

メインタックル3
エクスプライド171H(SHIMANO)
ジリオンSH RH(DAIWA)
バニッシュウルトラ 20lb(Berkley)
フットボール28 3/4oz(がまかつ)
ダッドカット3inc イマエグリパンBF(IMAKATSU)


Updated: 2015年6月19日 — 10:20 PM

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