阿武川釣行 10月8日 K.Ogata

今、ロードランナー680Lでロックパイルクローフルサイズをキャストしている。
昨夜から今朝にかけて雨が降り続いていて少し心配をしていたが、湖面に浮く頃には曇り空になっている。


1m位の透明度だろうか。
ステインな水質を目の前にすると「巻きたい!」そんな気持ちにさせられるシチュエーションに2mダイバーのクランクで様子を見てみることにした。
頭上に見える橋に見とれていると、手に違和感を感じた。バスだ!
腰で合わせるとロッドが綺麗なベントカーブを描く。余裕で1kgを超えているバスに笑顔がつい出てしまう。
そのままクランクを巻き続けていくと8バイト6フィッシュと、ひとつのパターンとして見ても良い釣果だった。
しかし唯一悔やんでいる一匹がいた。2mという所は同じでルアーをスピナーベイトに変えて巻いていた。ポジション的にスピナーベイトをカーブフォールさせると、強烈なアタリが来た!
ドラグが止まらない。チョット前のビックフィッシュが脳裏に浮かんだ。
時間は2分位だろうか、しかし自分には長い時間に思えた。やっと彼の姿が見えた時、正直震えてしまいました。さっきまでは、45cmクラスのバスを釣っていたが、彼は圧倒的に桁違いの姿をしていた。やっとハンドキャッチする瞬間に・・・ジャンプ!
ラインの方を持っていたので、動きに合わせて上に引っ張ったが意気を合わせきれず、彼女はそのまま深い水の底へ消え去っていった。女心は難しい。いつも裏切られてばかりだ。引けば来るようで・・・押せば離れていくようで・・・ついこの間のあの娘も・・・おっと、あまりのブロークンハートで思考回路がおかしくなったようだ。
今回も自分の力不足を感じずにはいられなかったが、ここ最近はちょっとずつ理想的な釣りが出来ているので、満足なのです。


Updated: 2007年10月9日 — 9:21 PM

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