田中選手が連続優勝で首位奪取! AOY争いはカオス状態に
PBT第四戦の開催場所は、小野湖。
本来なら第三戦の開催地となる予定だったが、大減水により急きょ第四戦・弥栄湖と開催日程を入れ替えることとなった。
8月灼熱の小野湖
天国を見た者、地獄を見た者、吉凶が分かれた・・・・・ 3戦を終了した時点での首位は、ルーキーかつノンボーターの村田選手!
初戦から3位、1位、1位と常にお立ち台に上がり続けている。毎回コンスタントにグッドフィッシュを持ち込み、スコアメイクにも貢献しているスーパールーキーだ。
今大会は14艇 27名のエントリー。果たしてペア抽選の結果は
例年ならMr.BLANKのパートナーは石田菊次郎選手と相場は決まっているのだが、今年の石田選手は全戦ノンボーターとして出場。
第二戦に続いて、またも為近選手が石田選手の業を一身に背負い、孤独な戦いを強いられることとなった。
各選手のプラクティスからは、バイトは少ないものの1発大物が狙える中下流域と、1000~1200gがコンスタントに狙える厚東川が人気を二分にしていた。
果たして各選手の戦略は———-
ナイスフッキング!!
・・・と思いきや、ロッドはじぇんじぇん曲がってましぇん!ヘビダンスペシャリストのバックシーター=上妻選手と早くトレーラーでボートを引っ張りたい長岡選手w
仲良くバッテンの山藤選手と村田選手。
この時点では笑顔でカメラサービスに応じてくれた二人。この後真夏の小野湖に手を焼いたようだが、釣れなくても楽しそうデスネ☆
明らかなスタンヘビーでバウのエレキがキャビりそうな嶺山・石田艇は、この時点で既にリミットメイク完了。弁当も食ったし、することのない石田選手はバックシートでいかがわしいサイトに絶賛アクセス中!
中流域を攻める昨年のGFFOチャンプ中崎選手とルチャ・リブレから参戦の謎のマスクマン=クマ太郎選手。こちらも苦戦しているようだ。
LAYLA姫を丁重にお送りする浜崎選手の図。
いい画を押さえることができず、すみません!
このチームはリミットメイクを達成したものの、ライブウェルの魚の管理に手こずったようだ。
いつもめっちゃ楽しそうなLAYLA姫の父・GUTS選手と大賀選手。
真夏の小野湖にめっぽう強いGUTS選手だが、今回は果たして?
ご高齢コンビには、この時期の小野湖はキツ過ぎた!
3回のプラから下流に絞り込んで攻めた年間順位暫定2位の河口選手だったが、プラとは一変した当日の状況にアジャストしきれなかったようだ・・・
河口選手の”負け犬の方程式”を綴った渾身のレポートもご一読ください!
・・・・・そんなこんなで帰着時間となった。
そして結果発表!
第3位 石橋/坂田ペア 3010g / 3FISH
今シーズン広島からフル参戦の石橋選手と”もはや神”坂田選手のペアは、厚東川上流の岩場を中心に攻め、コンディションの良い魚をウェイイン。
ダウンショットの中層引きで、岩に接触させてバランスが崩れたタイミングでバイトを得た。坂田選手の繊細な釣りに合わせて、ボートのポジショニングに神経を遣った石橋選手もお疲れ様でした!
第2位 嶺山/石田ペア 4480g / 3FISH
嶺山選手は2回のプラクティスで全域を見て回ったが、大田川に絞り込んで確信を持って攻めきった。アノストレート/グリパン5.5インチの2.2gネコリグをメインで使用し、BIGFISH賞獲得の2070g含む2匹をキャッチ。
パートナーの”スタンヘビー”石田選手もエスケープツインの5gテキサスで1匹キャッチしリミットメイクに大貢献!
4480gは通常なら優勝しても何ら不思議ではない見事なウェイト。きっと勝利を意識していたであろう2人に無情な鉄槌を下したのは、またしてもあの男・・・
優勝 田中/永松ペア 4670g / 3FISH
プラに一度も入れなかった田中選手。大会当日も14番の最終フライトだったため、とりあえず人気薄な大田エリアに入ろうとしたものの、嶺山艇、小林艇の2艇が大田川の土砂崩れエリアに向かうのを見て急遽Uターン。水温の高さ(大田川31℃)と水の悪さも手伝い、「4kgが簡単に揃う(河口選手・談)」厚東川エリアへ向かうことに。
この判断が好結果に結び付いた。
橋脚でのハッスンネコで1600gを釣ると、ガンターオーバル1/2+BTSのブリトロをスローロール→たまに橋脚や岩に当てる→カーブフォールのメソッドで、1700g、1400gを立て続けにキャッチし、あっという間にリミットメイク完了!
永松選手もコンバットクランクで橋脚周辺を攻め1匹をキャッチするも入れ替えならず。
その後はバイトが得られず、そのままウェインを迎えた。
田中選手が連続優勝をしたことにより年間首位を奪取!2位にスーパールーキー村田選手、3位に石田選手、4位に河口選手と順位変動があったものの、依然混戦状態。
PBTの年間順位集計ルールでは、獲得ポイント上位4戦分のトータルで決まるため、現在HP上にアップされている現時点での年間成績表から最もポイントの少ない1戦の成績を差し引いた数値も意識しておかなければならないのだ。
う~む、ややこしい。
それでいくと、現時点年間2位の村田選手は、3戦合計4170ポイントで2位に200ポイント近い差をつけてトップ!PBT始まって以来のノンボーター・ルーキーAOY獲得という偉業も夢ではないのだ!
最終戦まで目が離せませんなぁ~www
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好調だった上位入賞選手たちとは対照的に、今大会では数匹の魚がデッドしたという残念な報告もあった。
真夏の大会ということもあり、各選手ライブウェルの水温、溶存酸素量やディープで釣ったバスのエア抜き等、魚の管理には殊のほか神経を遣ったようだが、想像を超える猛暑に耐えられなかった個体がいた。「サカナを死なせない、弱らせない。」この教訓を次回以降に活かしていきたいですね。
PBTのレギュラー戦は、次回がいよいよ最終戦!10月25日に弥栄湖で行われます。
が、その前に!
ここ最近知名度もうなぎ昇りでUP中の「第5回 GFFO=グランドフィッシングフェスタin小野湖」が9月13日に開催されます!場所はもちろん小野湖!!
今年も豪華商品多数!前夜祭での酒盛りも超盛り上がりますよ~!!
果たして今年の栄冠はどのペアの手に!?
一緒に楽しく盛り上がりましょうww