10月17.18日とプラクティスに入りました。17日は本湖から笹ヶ谷を中心に、18日は美和筋から小瀬川筋を中心に見て回りましたが、本湖から笹ヶ谷は良い感触は得られず、美和筋はノンキーパーとキーパーを確認しましたが、なぜ釣れたのか確信が持てない魚でしたのでプランに組み込むことは無理でした。
小瀬川筋では、微風が下流から上流に向かって吹く状況でしたが、中流域の岩盤系岬付近では水が動いている感じでしたし、ベイトの入りも良かったので、メタルバイブレーションを投入してリフト&フォールで探ると、すぐに返事が返ってきてキロフィッシュを獲ることができ、再度投入するとフォール時に違和感があり、すぐに合わせるとスレ掛かりでしたがキロオーバーを連続して獲ることができました。 同じような地形で岬の風裏側で水深が8~15mを探して打って行きますが反応がありませんので、弥栄大橋の小瀬川筋のストレッチ(ここも岬の風裏側)をスモールラバージグで8~10m付近をズル引いていくと明確なバイトとともに、キロフィッシュが上がってきました。ここは、インターセクションでもあり魚の通り道になるであろうと判断し、試合のプランとしては前半はこのストレッチで回ってきた魚でベースを作って、小瀬川筋中流域の岩盤系の岬で入替をすることにしました。
試合当日は抽選で大賀選手(今年からPBTに参戦してきた自宅が近所の若者です)とペアになり、本日のプランを説明し了解してもらいましたので、早速ストレッチに向かいます。ボトムにはチラチラとギルらしい反応がでていますが、スモールラバージグには反応がありません。既にプラン変更です。すぐに中流域の岩盤系岬を攻めたいところですが、行きがけの駄賃感覚でインレット近くの岩盤をドライブシャッド(3.5:シルバーシャッド)+直リグ2.7gでフォールさせて着底後に回収を繰り返していると、ピックアップ時に一瞬重くなった感触がありました。再度同じ岩盤にアプローチするとピックアップ時にグッと押さえ込むようなバイトがありましたので、フッキングすると黒々とした背中が見えてきました。大賀選手にランディングしてもらいウエイトを計ると1420g、今回の試合でノーフィッシュとなるとPBT CLASSICへの出場権利である年間ランキング7位までに残れなくなるのですが、これで一安心です。しかもキーパー2本分のウェイトです。しかも本命ではないエリアでの駄賃フィッシュが1420gなら言う事ありません。
では、中流域の岩盤系岬でリミットを揃えるか!と行ってみると、先週ほどのベイトの反応がありません。ショボショボですがベイトはいますのでメタルバイブレーションを丁寧にボトムタッチさせながら6~15mまで探って行きますが反応がありません。めぼしい岩盤系岬をドンドン探っていきますが思った答えが得られません。
おやおや?石橋・中熊ペアはスロープ前でアラバマ・リグを投げていると思ったら小瀬川を遡ってきていました。入賞者のコメントで、小瀬川の岩盤系岬をアラバマ・リグのカーブフォールで2270gを仕留めて、メタルワサビーでもキーパーを獲って、朝の早い時間帯でリミットメイクしたって豪語してましたよ。ってことは私が行った時には既に狙っていた魚は抜かれていたんですね。しかもアラバマ・リグで荒らして去ったあとにはベイトも散ってしまっていたということなんでしょう。
その後は魚が回って来るであろうインターセクション付近のストレッチで粘りましたが、キーパーを手にすることが出来ずに終了しました。
外せない試合でキーパーを獲りにキーパー場に行って、キーパー獲れずにプラン崩壊して、キッカーを獲るタイミングも外してしまうなんて試合ではよくあることなんでしょうが、魚が見えていない証拠なんでしょう。プラクティスで中途半端に釣れると試合でも獲った気になってしまい、当日は上手くアジャストできないまま右往左往してしまうとか、これまでも経験しているはずなのに学習していませんね。自分の釣りを客観的に見れなくなるので、普段からノートを作成する重要性を感じました。
<メインタックル>
ROD:ロードランナー ST640M-Ft
REEL:PX 68 R LIBERTO PIXY
LINE:8lb
LURE:ドライブシャッド3.5(シルバーシャッド) シンカー:2.7g