最終戦のレポートを書いて無いことに気付きましたので、慌てて書いております。自分のブログの記事を基に修正を加えております。
今回のペアは須藤君です。須藤君はいろんな釣りのスタイルが出来るので、今まで数回ペアになっているが、デコもあり、優勝もありで、正直「今日はどっちだ?」みたいに、二人で微妙な空気が流れていました(笑)でも、須藤君もこの結果でクラシックが決まるということで、気合十分という感じです。
フライトは5番。先行しているのは山藤/GUTSペアのみ。でも、微妙に方向が違い、ダムサイト方向に向かっているようなので安心。でも、後ろから追跡してくる西岡/上妻ペアがどうもエリア被っているような感じ。。。案の定、似たような場所を釣っていきます。でも、ほんの少しずれている。試合後に西岡くんに聞いてみたら、やっぱり少し狙いが違っていたようです。しかも、プラクティスではシャローでグッドサイズを釣っていたようで、何かが少し違っていたら結果も違ったかもしれませんね。
私のエリアとワンドひとつ違っていました。まあ、そのワンドは当日はお互い不発だったんですが。インレットのあるレイダウンにベイトをストックするエリアで、プラでは50cmUPもキャッチしておりました。
ここはキッカーエリアだと思っていたのですが、あまりの反応の無さに移動。近くで40cmくらいのを見つけましたが、魚のやる気の無さに深追いをせずに移動しました。キーパーは取れるかな?と思っていた岬も不発。立木も不発。。。そして、笹ヶ谷の大橋を越えた左岸のインレットも。ここは最後の頼みでした。
これは参りました。
仕方ないので、笹ヶ谷の全貌を見ようと、プラでは無いと判断した奥側へ。笹ヶ谷のインレットってあまり良いイメージが無いのと、やっぱりボディーウォーターには拘りたかったのです。
迷いながら奥の岬の裏あたりで待望のバイト。「やっぱりノンキーだ。。。」という私に、「いや、それキーパーあるよ。」という須藤君。計ってみるとちゃんとありました(笑)でも、プラではまったく釣れてないような魚だったので、判断が出来ませんでした。
直後に今度は須藤君のヘビダンでキーパー。これは少しデカイと思って計ったら、550g(笑)なんか感覚がおかしくなってしまいました。
それからしばらく乗らないバイトに悩まされました。でも、反応があるということはいろんなことが出来るんです。テキサスのフォールのラインテンションを変えたり、引く角度を変えたり、ズル引きのスピードを変えたりと・・・その中で、ボトムとの接し方に違和感を感じ、5/16ozから3/8ozに変更しました。形状も、標準的なバレットタイプから、扁平なものに。
バイトも続かなくなったので、移動となりましたが、新たなパターンを探すか、プラのパターンをもう一度やるか悩みました。そして、プラのパターンをもう一度見直しに行きました。インレットの絡むワンドです。
最初入った時と、どうアプローチが変わったかなんて、自覚はしてないのですが、何かが変わっていたのでしょう。流す方向は違ってましたが。いろんな要素が一致した時に、バスは反応してくれます。
ここで待望のまともなサイズが釣れました。確か780gでした。(が、合計値が正式ウエイインと違っていたので、計りが適当だったと思います)このサイズ3匹が目標値。あと2匹です。ルアーはエスケープツイン。カラーはスタート前にウクレレから貰ったスモークマスタード!
それから対岸のインレットを狙いに。ここでも釣れ20g入れ替えしましたが、思っていたポジションとは違っていました。こういったところでは釣れたからと言って深追いするとパターンがぶれるので注意です。追いかけるのか、切り捨てるのか明確にしなければいけないです。釣れたサイズが400gということだったので、これは切り捨て。
ここはピンでは考えていなくて、このエリアでうろうろしているようなバスが相手。なので、ベイトの寄りなどで魚が溜まっていないなら、広く大きく探るのが大介流。周りから見れば、ほんといい加減に釣っているように見えると思う。本来ならネコリグとかジグヘッドなどフォールに特化した釣りの方が良いのかもしれないですが、私はテキサスに自信があるので、スラッグを調整しながら釣り進みます。同じ魚を釣るならば、コンフィデンスがある方が釣れるというが私の持論です。
そして、居るならここしかない!というスポットで、待望のバイト。もうフッキング前に「デカいよ!」と言ってました(笑)この状況で食うのは、間違いなくデカい魚だと確信していました。確実にフッキングしたあと、ランディングに入りましたが、あまりのコンディションの良さに「須藤君!任せた!!」とハンドランディングを手伝ってもらいました。信頼できるパートナーだとこういう時に助かります。
恐らく3000gを越えたということで、かなり気を良くして少し釣りが緩やかになってしまいました。ここからの1時間くらいの判断の悪さが唯一の反省点。
残り1時間をきるので、めぼしい岬を打ちながら会場方面へバウを向けます。ベイトが思っていたよりも絡んでいなく、数投で移動するような時間が過ぎていきます。
周りも同じように考えているので、帰着時間が近くなると打つ場所が少なくなっていきます。ふと全体を大きく見ると、すべてのボートが上流に向かって左岸にいることに気付きました。水通しを考えたチョイスかもしれませんが、ここまで偏っているのも珍しいかなと。
そこで、一気に対岸に移動しました。曝気装置の水の動きがある岬を中心に回りますが、反応はありません。ベイトも、そんなに多く入ってません。残り30分くらいになって、「3kgあるし十分か。」という空気の中、待望のバイトが来ました。少し待ってから、しっかりとフッキング!!!そのままランディング。
キロ弱で入れ替えフィッシュでした。
優勝が決まって、河口さんが「今回はお父さんが勝たせてくれたんだよ。」と言ってくれたのは、その時はあまり反応しませんでしたが、実は嬉しかったです。あのおじさんはたまに人の心を掴むようなことを言うので注意が必要です(笑)
パートナーになって頂いた皆さんに感謝です。メンタル的に救われた場面も少なくなかったです。ありがとうございました。
今後も期待に沿えるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。