PBT TOP7 CLASSIC VII 4月25日 須藤チャンプレポート

PBT TOP7 CLASSICⅦ
須藤レポート

やっちゃいました♪~クラシック連覇!今回は(前年もですが)あまり確信できるパターンも無かったため、優勝できればラッキーぐらいの気持ちで挑みました。(レポート書いてたら長くなってしまいましたが、よかったら読んで下さい)

プラは一週前の日曜日と前々日に入ることができました。一週前は永遠のライバル三澤氏と。爆風で釣りにならず三連ワンド周辺のみ。無理やり有休をとった前々日は中下流を万遍なくチェックすることができました。
もともと相性の良い中下流エリアで勝負するつもりでしたが、プラの内容や前日の降雨の影響も少ないと思ったこと、さらに同じポイントでの連発はほとんどないことから、撃てるポイントの豊富な中下流ランガン作戦でいくことにしました。

フライトは年間ランキング順なので4番目。ほとんどの選手が下流方向に向かうのを見ながら、私は目の前のスロープ対岸の橋脚付近からキャストを始めました。ここは2回のプラ両方でバスをキャッチできたエリア。その内1本は1700gだったので、ちょっと期待していましたがノーバイト。帰着前にもう一度入ることとします。

続いて3連ワンドに向かいます。先行者が入っているワンドをスルーしながら入ったエリアは山大ワンド。ブッシュや立木をテキサスやネコリグで流していきますが、ここもノーバイト。ここで改めて3連ワンドの奥は無いなと思います。

少し下って、ガッツストレッチ手前の立木群を撃っていきますが反応がありません。私はキャストが下手なので奥に入れられないもどかしさがありますが、魚らしき姿もなし。

なかなか簡単じゃないなーなどと思いながら、次の実績ポイントである民家下の立木のある岬に入ります。誰も触って無かったらチャンスはあると思いながらテキサスを撃つこと数投目。立木横に滑り込んだルアー、枝に絡んだラインがスルスルと吸い込まれていく…ん?喰ってる?と思い合わせると、すでにバスはボートの下まで走ってきてました(笑)結構いいサイズ!と言いながら、追い合わせを入れて慎重にネットで取り込みます。これがいきなりキッカーとなる2100g!ルアーはキッカーバグ4.5インチ(グリパン)「おったなぁ」ってやつです(笑)早速プレスの吉谷さんに写真を撮ってもらい、他の選手へ先制パンチすべくFBにアップ。たぶん9時ぐらい。

1本目
1本獲れたことでホッとしたことと同時にいい魚だったので、何としてでもリミットを揃えたいという気持ちになりました。その後もそのエリア周辺を撃っていきますが、反応なし。やはり連発はありません。

バンク撃ちしながら下っていき、次なる(自分的)実績ポイントである去年まで竹のレイダウンがあったワンドに入ります。前年のクラシックの1本目を獲った思い出の場所でもあり、プラでも1500gぐらいの魚が釣れています。しかし、濁った水が流れ込んでいる影響かギルのバイトしか得られず、さらに撃ちながら下っていきます。

下流の民家前まで下ると河口選手がいたのでバラしたのを冷やかしながら(笑)、その先の岬から撃ち始めます。お目あての立木のある岬までたどり着きますが、ノーバイト。バスの姿も見えません。監視艇の藤高さんとダベっている時、テキサスにアタリらしきものが!しかし、合わせた瞬間ラインブレイクorz。ラインチェックしてなかったからかなーと思いつつ、反応があったのでもう少し粘ることにしました。すると岬の先端の立木の根本でバイト!小さいかなと思いましたが、ナイスキーパーの1000g。リグはいつものカットテール(グリパン)のダウンショット。11時くらい。それからはノンキー祭になってしまったので移動。

2本目
さああと1本でリミットです。ほかの選手もFB上では釣れてない様子。吉谷さんが逐一報告してくれます。どこに行こうかと考えました。プールのあるワンドやプルプルワンドは先行者が入っていたので除外し、プラで魚を目視できていた下流の民家に向って左手にあるワンドに向かいました。
魚のいたポイントに遠目からアプローチしたいと考え、ワンドの中ほどでリヤエレキのスイッチを切ります。すると目の前にふら〜っと水面下を泳ぐバスを見つけました。すぐさま手元にあったカットテールのダウンショットを魚の進行方向へ落とすと、バスは潜っていきました(笑)やっぱ釣れんかーと思いながらロッドを立てると、喰ってます!リミットメイクです!ネットインした魚は想像以上の1500g。ウソのような展開に、これって勝てる試合の流れじゃないの?と初めて優勝を意識しました。

3本目
現在、約4600g自分が目標としていたウエイトには到達しましたが、優勝するためにはあと1本入替えたい。しかし残り時間も考え、来た時とは反対に撃ちながら上っていきました。ガッツストレッチまで来た時、私も入りたかった対岸の民家前で河口選手がいいサイズをあげているのが見えました。ちょっとあせりが出てきました。

最後はここしかないと思い、残しておいた(自分的)実績ポイントに向かいます。そこは中崎立木の少し上流にある比較的シャローの広がるエリア。3連の1つ目のワンドの対岸ぐらいになります。ここはプラで1500オーバーを釣ったところなので、しっかり丁寧にキッカーバグのテキサスで狙っていきます。すると、コツコツとあたりが、こりゃギルか子バスやねと思っていると手前に走ってきてました。アワセを入れましたが、フックアップならず。ギラリとした魚体が見えましたがキロはありそうでした。気を取り直してダウンショットに持ち替えゆっくりと探りますが、再びノンキー祭(笑)

もうだめかなーと、上流に向って流し始めた数投目。陽が上ったので少し沖まで探ろうと若干重めにしたチャンクロー3/8ozテキサスのウエイトがフッと抜けるようなアタリ!ガツンとアワセるとずっしりとくる重量感。キタ‼入替えサイズだ‼やばいんちゃーん(笑)終了1時間前のドラマ魚は一気にウエイトアップの1900g。

4本目
これで5kgは確実に超えたと思わずガッツポーズがでましたが、まだ確信は持てませんでした。AOYの田中選手やFBの音沙汰ない小林選手が不気味に思えたからです。

しかし、そんな思いも杞憂に終わり、結果は5500g/3本で優勝!そして2連覇達成!ラッキーフィッシュもありましたが会心の試合展開でした。ノンボな私が優勝してしまって恐縮ですが、そんな可能性があるからこそPBTは楽しい♪そして、やっぱり小野湖は最高です!

最後になりましたが、ボートを用意して頂いた上にプレスもして頂いた吉谷さん、PBT関係者の皆様、釣りに行かせてくれる家族の皆、ありがとうございました。
来年のV3目指して今年も頑張ります(^o^)/

<メインタックル>
ROD:jackson トリックスター TSC-68MH
REEL:shimano メタニウムMg7(07)
LINE:berkley VANISH ULTRA 14lb
LURE:evergreen キッカーバグ 4.5“(グリーンパンプキン)
RIG:1/4oz テキサス

ROD:jackson トリックスター TSC-610H
REEL:shimano クロナークCI4+ 150HG(14)
LINE:berkley VANISH ULTRA 14lb
LURE:evergreen チャンクロー 4“(グリーンパンプキンペッパー)
RIG:3/8oz テキサス


Updated: 2016年5月1日 — 6:01 AM

2 Comments

Add a Comment
  1. いやー、素晴らしい。横綱相撲でしたね。圧倒的力量の差を見せつけて、さすが最強のノンボーターですね。ウクサンとライバル何ですか?うそやろー(笑) 現状から、一ヶ所で時間を使わない展開は、素晴らしい目の付け所だと思いますよ。須藤プロ。

  2. あらためておめでとうございます。
    つくづく、「勝ちのリズム」というものを痛感した試合でした。
    今年こそ、試合で「最強ノンボーター須藤」のくじを引きたいですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

POT BERRY TOURNAMENT © since 2009