5月15日(日)CAST第2戦(宇部市:小野湖)
PBT第1戦の不完全燃焼をCAST第2戦で解消するべく、5/14にpracticeに入りました。この日の同船者は「ゆうたん(仮)」です。
ゆうたん(仮)とはかつてPBTレギュラーシーズンで切磋琢磨?した仲で、またNBCにも参戦していた経歴の持ち主ですので、小野湖までの車中で本日のプランを提案しました。
PBT第1戦では「ポスト・スポーン」というキーワードで上位陣がまとまっていましたので、「ポスト・スポーン」を軸にして中下流域のネスト場を見て回り状況を確認する。
例年通りであれば、上流からスポーニングがはじまるので、「アフター・スポーン」を軸に回復傾向の食欲旺盛なメスを捜しに 太田川または厚東川をエリアとして 確認する。
という2案を提案しました。
ゆうたん(仮)は「スポーニングの状態を確認する方が優先でしょう。スポーニングが終わっているなら明日は川へ向かえばいいんですから。島の住人とか変なプライドは捨ててくださいね!CAST戦は5本リミットなんだから手堅くリミットを揃える戦略をとるべきなんじゃないの」とトーナメンターぽいことを言ってきます。
たしかに、中下流域は魅力的ではありますが、恐らく多くの選手がエリアとして選択すると考えられます。船足の速い選手も多く一斉スタートのCAST戦では移動距離が長くなれば船足のアドバンテージは明確となり、practiceで見つけておいたポイントを占有されてしまう可能性は十分あるので、バックアップ・プランを複数 用意してお く必要があります。
practiceでは、5番目のワンド入口シャロー→下流民家前シャロー→抜気岬→プルプルワンド→長岡岬→中流民家前シャロー→2番目ワンド→1番目ワンド→サンシャインワンドの順で見て廻りました。
5番目のワンド奥の民家前シャロー、下流民家前シャロー、プルプルワンドのインレット左側シャローでは既にネストを張って警戒しているバス(約1000〜1500g)を確認できました。メスはシャローに上がったり下がったりしているような状態で、サイズの良い魚は一段下で口を使うようでした。
写真の魚は「長岡岬」の駆け上がりをダウンヒルに引いて来てバイトした1300弱のバスです。私はアフターから回復しかけではないかとみています。
ゆうたん(仮)も「5番目ワンド奥シャロー」、「下流民家前シャロー」、「プルプルワンド奥シャロー」、「中流民家前シャロー」で魚をキャッチしていますが、一番サイズが良かったのは「中流民家前シャロー」の2〜2.5mで喰わせた魚(約1800g)でこれもアフターから回復しかけではないかと思います。
中・下流域では1000g以上中・大型バスはポストからアフターまでが混在しているという状況で、特に大型はフィーディングで上がってくるという印象を持ちました。この時点では、釣れない魚ではないのでなんとかなるだろうという考えでした。小野湖とのシンクロ率は75%というところです。
さて大会当日ですが、近年の 小野湖で開 催されるCAST戦は非常に多くのボーターが参加するようになり、若手の台頭が目立つようになり、特に20〜30代の選手が多くなってきました。若手は積極的に最新のリグやルアーを導入して、使いこなしてきますので脅威です。でも大いに刺激を受けています。
更にはボートの高速化も進んでおり82LBの2機掛けは当たり前、更には100LBをリアに2機掛けしているボートまであり、船足が中程度の私はますますエリア選択が重要となってきます。
エリアは予定通り中下流域ですが、約半数(20艇近い)のボートが中下流を目指しています。中流民家手前で先行してるボートは10艇近いので更に下流に下っても入れるポイントは皆無に等しい。残るのは中流民家前シャローですが既に1艇陣取っています。 仕方がないのでシャローを諦めて横のワンドに入ります。
土管下にキャストするも反応が無いので、ワンド左側のシャローにネストを発見!1000〜1500クラス がウロウロしています。ボートを静かに移動させて距離をとり、ネコリグ投入!(前日に藤本君から指導を受けて導入しました)ラインが走ります。少し送り込んであわせ!ググッと重い重量感!これは幸先いい! が、 すっぽ抜けフックにはシリコン製のリングのみついています。その後も何度かチャレンジしてみますが結果でず。
8:30頃にようやくシャロー側が空きましたが、オープンエリアで狙いのレンジ上を何度もボートが行き来しましたので既にプレッシャーがかかったのか何も起きません。小野湖とのシンクロ率50%
こうなれば、アフター回復を求めて太田川筋へ大移動です。島周りには既に2艇張り付いていますので、周囲のフラットにあるロードベットやハ ンプなどをバイブレーションやクランクで探ってみますが反応なし。
試験場前に移動しようかと目をやると、今回ビッグウェイトをたたき出して優勝した中崎選手が橋の手前で粘っています。島周囲でアフター回復傾向のバスがベイトを求めて上流側からシャローにあがってくるであろうルートを攻めていると、島の反対側から歓声があがり、優勝してもおかしくないほどのハイ・ウェイトを叩きだした準優勝の沖津選手がグッドサイズをキャッチ!
既に心が折れています。小野湖とのシンクロ率25%
この時には、中崎選手は太田川の橋を越えてモリゾーフラットのエッジとフラット上でモンスター達と格闘していたのでしょう。例年春にはチェックを入れている エリアなのですが、今回は残念ながらチェック漏れもれです。
アフター回復を狙うならこのエリアの選択もあったのですが、practiceで見ていないし、ヒラメキも無かったし、シンクロ率25%でエントリープラグは強制排出されたし、あとは綾波とアスカがやればいいじゃないか!って心境です。
試合ではじめて勝負を投げました。はじめて試合が面白くないと感じました。次戦6/5までに前向きな姿勢でpracticeに臨めるのか?っていうより次も参戦するのか?「逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!」で再び小野湖とシンクロ出来る日が来るのか?葛藤の日々は続きます
お疲れさまでした。
まだ弥栄は早いでしょう。
もう少し小野で頑張りましょう(笑)
浜崎さん 読んで頂いてありがとうございます。
もう少しだけ 小野湖でがんばってみます。