第三戦 小野湖 トーナメントレポート 前平真

今回は小野湖で開催されましたPBツアー第3戦。

僕にとって小野湖での経験は非常に少なく今回はプラも全くやってません。当然の事ながら具体的なボトムの変化や水質なんてものは解るわけがないので、ここはシンプルに夏のセオリー、バックウォーター上流域かなというのを行きの車内で考えていました。

 

後は2本ある川筋のうちどちらに行くかでしたが、太田川はペアの羽田野さんの話ではイマイチだった事と、自分が1度行った時最上流まで結構距離があるイメージがあって、パターンが崩壊した時の修正がきかないだろうという考えから、これまたリスクはありますが行った事がない厚東川方面に向かう事にしました。

スタートでは上流に向かう船全てが太田川に向かっていたので少し戸惑いましたが、とりあえず岸辺を見ながら釣り上がって行きました。合流点から1つ目の赤い橋までは非常に水質が悪く、全くノー感じだったので岸辺を離れ、しばらく上がって行きました。すると若干ではありますが水質が良くなったエリアのカバーで500位の魚がヒット。単発でしたがやはり水質がキーである事は間違いないとここで仮定し、上にパラダイスがあると信じ更に上がりました。

するとやはりありました。明らかに見て分かるほどの水質の変化&水温も一気に23℃まで落ちており、「ここは良いかもしれない」とこのエリアから釣りを再開。そしてすぐにキロアップをキャッチ。直後羽田野さんにも2投連続でキロオーバーがヒット、惜しくも2本ともキャッチには至らなかったがこれでエリアを確信。更にこの後釣り方も把握する事が出来、また船も自分達1艇のみと、まさに独占状態のやりたい放題でした(笑)

結局このエリアでキャッチした魚はMAX1500×2本を頭にキロオーバーのみでも10本以上キャッチし、10時過ぎには優勝ウェイトが完成してました。

ちなみに釣り方としてはこの水質が変わるエリアに点在している流れの当たっているカバー(岩、レイダウン、浮きゴミ等)を、ジグやネコリグで撃つというシンプルな釣りなのですが、今回最も重要だったのはそこにはっきりとしたシェードが絡む事がでした。これは自分達のラッシュが始まった時間帯とバイトが止まった時間帯を後々考えた上での考察に過ぎませんが、多分シェードが出来るタイミングで魚がシェードでフィーディングに入っていたのだと思います。

今回は試合の中でエリア、釣り方のパターンが掴めた事と、パートナーの羽田野さんが終始丁寧な攻めをしてくれたおかげで、着実にウェイトを伸ばし良い結果を出す事が出来ました。ただ反省すべき点としては途中自分の釣りに丁寧さを欠いていた事と、かなり掛けた割にはキャッチした数が少なく、ミスが多かったので、こういった所は今後直していきたいですね。

まあ何はともあれ、今回はホントにパートナー、展開に助けられた一戦となりました。
パートナーの羽田野さん、いやここは羽田野プロと呼ばせていただきます(笑)、ありがとうございました!

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Updated: 2009年8月29日 — 5:08 AM

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