予報では“春の嵐”ということで、状況を十分に見極めての釣行となった。
雷との予報もあったので、その場合は速やかに撤退しようと話していた。幸い雷はなかったが、予想通り上から下までびしょ濡れの釣行となった。
雨が降る前にボートの準備をしたかったので6時に待ち合わせた。現地に着いたのが7時前だろうか。まず、歩いてスロープの泥の具合を確認し、傾斜とトレーラーの当たりも計算し無事に(自分のボートじゃないからやや強引に)降ろすことに成功した。このときは帰りがドキドキになるなんて思っていなかった。
今回はエレキオンリーのセッティングだったのでまずは対岸から始めた。ルアーはディーパーレンジ1/2oz.。すぐに答えは返ってきたが、いきなりバラシ。しかし、次のキャストで今度は1150gをキャッチ。なかなか良いスタートだ。
しばらく流すとかなりおいしいティンバーが出てきた。通常なら水深10mくらいにあるのだろうか。ガンタージグ&ビッグエスケープツインで打つも反応無し。ところが、小方さんの投げたメータークランクには一発で反応した。サイズは1000gジャスト。コンディションはなかなかである。
当然ながら私のルアーだ。彼は私の前では手癖が悪い。最近は口も悪くなってきた。反抗期なんだろうか・・・。
そして、続けて1400gをキャッチ!
これもメータークランクだ。とうとう私のボックスから数色のメータークランクを持ち出してローテーションし始めた。(笑)しかし、この一匹で今日はクランキンデーということがハッキリした。それは、私がフロントでガンガン、スローロールを投げていたのだがこれが全くの無反応。ところが中層のただ巻きでバックリいかれたのだ。これには参った。
そこで私も手持ちのクランクを、ロックパイルクロー〜ショットフルサイズ〜ロングキャストMID〜ロックパイルフルサイズとローテーションし、1400gをキャッチした。
その後、1200g、1250g、1300g、と尻上がりにサイズアップに成功。ちなみに朝の2バイト以外は二人ともすべてクランクだ。
合間にジグヘッドやラバジ、ミノーなども投げたが全く反応がなかった。それだけクランキンがはまっていたのだろう。
昼過ぎには小方さんの肩に限界がやってきて、いきなり笑い出した。これにはびびった。いわゆる“クランキンハイ”だ。クランクを巻きすぎて脳内モルヒネであるアドレナリンが大量に出たのだろう。やっぱり、これくらい投げ続けてこそのハードベイトなのだ。ひょっとしたら隠れてタミ○ルでも飲んでいたのかもしれない。
ちなみに、今回は豪雨のためにバスに見せるということが困難だった。それでも、スピーナーベイトにはなぜか反応しなかった。そのため、カラーやラトルの有無(ラトルの種類も含む)でかなりの差が出た。これはホントに勉強になった。やっぱり現場でしか感じられないことが沢山ありますよ。
14時を回ったところでストップフィッシング。しかし、朝と違って泥が水を吸ってかなり苦戦しました。パリダカなみのドライビングテクニックでなんとか回避しました。スタック紙一重でした。かなりの準備、装備をしていないと絶対にスタックしますよ。←コレマジ。
オマケ!
スレがかりですwww5分はファイトしてました。恐らく4kgはあるんじゃないですかね。