今回の“ぶらり二人旅”は萩市にある阿武川ダムです。
まず最初に、毎度の事ですが一人での単独釣行は絶対に止めた方がいいです。私の車(ランクル プラド)でもトレーラーの破損がありました。それくらいの覚悟を持って安全第一で釣行してください。くれぐれもお願いします。ランチング直前の轍(わだち)が30cm〜40cmはあります。ちょっとハンドル操作を誤るとスタックorどこかをぶつける結果が待っています。二人いれば横から見てもらったり、声を掛けたりして最小限のトラブルでランチングが出来ると思います。また、現場で困っている人がいたら声を掛けて助け合ってください。トラブルでこれ以上釣り場を無くさないように皆さんで協力していきましょう。
さて、今回は2月の釣行としては近年稀に見る爆釣ぶりだった。
内容も濃かったので、数回に分けてUPしていく予定だ。言い換えたら楽しい思い出を数回に分けて思い出して行きたいのだ。(笑)いや〜何度思い出してもいいものです。ウフフ。
8時に湖畔へ到着。まず、スロープを歩いて降り、安全を確認。強烈な轍があるが車幅とタイヤ幅を計算し、なんとかかわしながら無事ランチングできた。
スロープ周りの水温は8℃前後といったところ。
まずは佐々並川方面を探索へ出かけた。
それは小方氏の「男は黙ってクリアウォーターでしょう。」という一言から。根拠は相変わらず何もない。
アウトサイドの岩盤やベイトの溜まりそうな場所を中心にジャークベイト、スピナーベイト、ディープクランクなど比較的早目の釣りで展開して行った。
しかし、どこも「異常なし。」インレットの突き当りまで行ったが水深も浅く、水温も落ちている。やはり異常なしだ。
そしてインジェクション部分に差し掛かったとき、本日のファーストフィッシュ。
小ぶりながらも価値ある一匹だ。というのもこの冬の課題の一つにしている“スピニングタックルでのメタルジグ”での1匹だから。
この釣りはスピニングタックルにPEライン&8gメタルワサビーという組み合わせで行う。最大のキモは通常のジギングスプーンのように真下に落とすのではなく、キャスティングで釣るのだ。つまり、広範囲をかなり早くチェックできる。しかも、あまり根掛りはない。
この釣りにコンフィディンスを持ちたいのでどの釣り場でもこのタックルを持ち込み投げ続けていた。そして、待望のキャッチとなったのだ。
サイズは700gくらいとやや小ぶりだったが思い出に残る一匹となった。
一方、小方氏はルアーが見えるくらいのクリアウォーターなのにボーっとしていて気が付いたときにはルアーはバスの口の中。慌ててフッキングするも立ち木に一回転されてて、まともなファイトもできない。そして、私の目の前でフックオフ。
貴重な朝一の一匹をばらし、かなり凹んでいました。
挙句の果てには「パートナーが悪い。」とのこと。
私の真似してメタルを投げればこの始末。
なんですか?その指は?“きれてない?”(笑)
ちゃんと釣りをしながらゴミを回収していくエコロジーなアングラーです。しかも、魚には触れずにリリースするんだから見事なものです。(笑)
魚探にはゴージャスな映像が出るのだが、この後バスからの反応はプッツリなくなった。ただ、小方さんがバラした一匹が結構いいサイズであり、しかもジャークベイトで来たというのがその後のヒントになった。
もう一度スロープ付近〜ダムサイト周辺のいわゆる下流帯を狙ったが相変わらず“異常なし”。
「どうする?」と問いかけると「男は黙って上流。」との返事。
やっぱり根拠はなかったようだが。(笑)
しかし、この判断が爆釣のプロローグになるのをこの時二人は知らなかった。 〜part2へつづく〜