なかなか釣りに行けない日が続いておりましたが、本日何とか時間を作りオカッパリ
に行ってきました。
毎年、2月から3月にかけて熱いのが、広島県黒瀬町のフィールドです。
今年は2回目となりますが、噂では良い釣果とのこと。しかし、3月も後半に入り、最
近の暖かさからスポーン第1陣の時期は過ぎたかもしれません。
黒瀬町は1本の大きな黒瀬川とその両岸に広がる無数の野池がターゲット。
リザーバー育ちの私は、どちらかというと野池は苦手ですが、ここには様々なタイプ
の池が有り、私同様きっとお気に入りの野池が見つかることと思います。
さて、今日は14時過ぎからスタートのため、1発大物狙いの黒瀬川で心中しようと思
いランガンのプランを立てました。水温は計っていませんが気温21度とかなり暖か
く、風、雲と条件は良かったです。
ここはサイト勝負なのですが、数匹の群れは発見しました。しかし、黒瀬川は全く釣
れる気がしないため1時間ちょっとで断念。
次に大規模な池へ移動しますが、水が普段よりクリアすぎる気がします。
ここも雰囲気が悪いので30分で見切りを付け、中規模でマッディな池へ移動です。
この時点で4時半過ぎていて、このままでは完全試合の焦りがこみ上げてきます。
そして、この池でドラマが起きました。
着いてから2投目、いや3投目。水深1ｍも無いシャローの障害物沿いにキャストし、
まずロッドワークでルアーを潜らせます。ルアーはイマカツのワスプ。最近絶大な信
頼を置いているサスペンドミノーです。
そして2回トゥイッチを入れて止めると、ゴン！
今日のラインは3ポンド。慎重にフッキングすると明らかにビッグフィッシュの重量
感が伝わってきました。やり取りの後、ルアーを見ると口の中にバックリ入っていま
す。おとなしくなるまで待ち、そのまま背中を掴んでランディングすると、この池の
自己最高記録となる推定45㎝のママでした。
魚体を見ると傷だらけで、まさにミッドスポーンといったところでしょうか。腹は膨
らんでいましたが、もしかしたら1回目の産卵が終わって2回目に差してきたのかもし
れません。
これからのシーズンは潮と水質、天候を見極めればＸデーに当たる可能性大です。
