今回は正午からの釣行。水温はすでに23℃近い。ということで、サマーパターンを意識した釣りを心がけた。(ギルのネストは結構ありましたが)
今回の同行者は河口さん。今回は自分のボートなので私がフロント。勝手の分かる菅野なので、期待して行ったのですが、ちょいと厳しい菅野でした。
水の色をみながら渡良瀬橋の辺りまでボートを走らせた。橋を越えて右手にあるインレットをチェック。ディーパーレンジ1/2を投げていると、大きなレイダウンからグッドサイズがゆっくりと追ってきた。でも、積極的に追っているという感じでもなく、釣りが合っていないと思った。ただ、浮いているということは間違いない。
「今日のキーパーサイズはどうしますか?」と話を振ったところで、かなり大きな奴が悠然と沖へ泳いでいくのが見えた。すぐに「今日のキーパーは1500g!」と二人で決定。かなり、ハードルは高い。
それから二人でスピナーベイトやクランクなど、浮いている魚を意識した釣りを展開したが全くといってバイトもない。しかも、追いもない。
ちょっと厳しいと思ったので、須々万川奥のインレットへ行って見た。最上流はおチビちゃんが複数見える。ここに居るベイトは大半がコアユだった。河口さんはさらに上流へロングキャストをしている。私は下流にワッキーを投げて見た。すると、30cmくらいの奴らが遊んでくれる。でも、これでは埒があかないということで更に移動。
次のインレットの滝の上へ行ってみると・・・激浅!水深が2mほどしかなく、すぐにエレキがボトムを打つ。水もジンクリアで丸見えなのだが、コイと小さなベイト以外に魚は見えない。滝ではテキサスからダウンショットまで投入したが、反応はなかった。
そして、阿田川筋に移動。ここは大量のベイトが居てよさそうだったが、やはり浅いというのと、変な濁りが入っていてバイトは無かった。
あれこれやっているうちにもう17時。これはまずいと、トンネル下のバンクに入る。浮いている奴がいればピクピクで仕留めてやろうという作戦だ。しかし・・・見えない。つうか、コイは沢山いて、しかもアグレッシブに追ってくる。食うまでは行かないが、今日のコイはなんだか怖い。
そういえば河口さんはコイが苦手らしい。「コイ(恋)が苦手なんて臆病なひとですね。」と言ったら「そうなんです。初心(ウブ)で恥ずかしがりやですから。」とのこと。気持ちの悪いおっさんである。
結局、かなり大きな奴もいたんですが、それはキャッチ出来ずに沈んでいきました。一方、河口さんは800gくらいのグッドサイズをBTS 4 1/2でキャッチ。このルアーの使用感に惚れていました。でも、今日はノンキーなので写真はなし。
最後の望みと、対岸の岬に移動。かなり浅いところにベイトが入っていたので、そのあたりにロングキャストをして、ほっとけメソッドで通過するビッグバスに狙いを決めた。しばらくすると、ゆっくりとラインが走っていく。じっくりとスラッグを取ってしっかりとスイ~~~プ!
キャッチしたのは1700gをちょいと欠ける50UP。ルアーはエコギアのストレート5″。
文句なしのキーパーサイズだ。ラインはDUELのコブラ5lbを使用し、ロングキャストを意識したのが功を奏したようだ。ただ、フロロに比べ伸びやすく、擦れにも弱い(弱いというか、切れ方が違うから弱く感じる)から、慎重にファイトする事が重要になってきます。
それからストップフィッシングまではバスやバイブレーションをガンガン投げながら、ランガンしたんですが・・・ギルを2枚釣っただけでした。
ちょっと、消化不良な釣行ですが、やっぱり釣りは楽しいですね!
<メインタックル>
ロッド:HV-610LS ライン:コブラ 5lb ルアー:ストレート5″(ネコリグ)