ダブルタイトル2009西湖 7月12日 K.Ogata

ダブルタイトル2009
小方の場合(前編)
ダブルタイトルの参加も今年で3回目を迎えた。
今回のダブルタイトルは今年からソフトルアーは禁止になった西湖で実施される。
思えば2007年、初参加のダブルタイトルも西湖で行われた。あの時の僕は初めて尽くしでした山梨県・西湖・田中とのロングドライブ。
移動以外は、とてもすばらしい経験で、今でも鮮明に思い出せるくらいです。

あれから2年経って、人生2回目の西湖を目の前にして思わず「西湖よ、俺は再び戻ってきたぞ!」と吐き捨てていた。もちろん田中・油田はこのセリフに対して無視していましたけど。
そして、お世話になるレンタルボートは「白根」さんです。ここは車をボートまで近づけて準備が出来るので、とても楽でいい感じです。
前回はバウデッキが合わなかったけど、あれから改善をしたのでスムーズに作業を済ませ、プラティクスを始めた。前は一人乗船で参加したが、今回はバックシートに油田と言うバスフィシャーマンと手を組み西湖に挑む。
タックルは
HB660H/メタMgDC/T5-14lbにヒラクラ150
HB680L/カルコンDC/ヨーズリHVU-12lbにクランク・スピナベ
HB600L/スコ1000/ヨーズリHVU-8lbにジャークベイト・ライトクランク・ライトスピナベ
600LS/バイオC2000S/T5-4lbにライトジャークベイト
ルアーは全てノリーズルアー
補足で、スコ1000にはアベイルの軽量化スプールに変更。C2000SはBASSスムースを巻いてある予備スプールを携帯。
ラインは全体的にワンランク細くしています。これは、西湖にほとんどカバーが無いので細くしてもバスは取れると判断しての事です。ただ溶岩帯があるのですが、そこは油田に任せます。
一応、西湖に着くまで考えていたプランとして、「遠くに飛ばし、浮いているバスを取る」やはりクリアウォーターなので、なるべくバスが要るであろう場所から離れていないとバスに警戒心を与えるので、遠投は避けられないと思う。
そして、メインとして考えていたのが、沖に浮いているブイの側にヒラクラを投げ、バスを浮かせて食わす。これは西湖のローカルパターンで、ヒメマスが沖で回遊していてそれをバスが狙っているらしいです。
まぁ、予定通りに釣れた経験は、ほとんど無いし、それに油田が始めての西湖と言う事で、僕が知る限りの知識を教えながら西湖を一周する事にしました。(これで、先輩としての威厳を取り戻すであります。)
水温21℃、曇り、悪くない状況の中、まずスタート地点から近いポンプ室に行く事に、すると表層を逃げ回る魚達が結構いたので、レイダウンミノー系を投入したものの反応が無い。もしかしたら、バスではなくヒメマスなのか?
それは、好都合と言うものヒメマスは西湖固有の魚だから、それを釣れば西湖でしか味わえない思い出、間違いなし!だからね。
でも釣れません。とにかく魚の気分はアゲアゲらしいので少し移動のペースを上げて、次に漁業組合に移動。
すると、ここには眼で見える所にバスがいてますよ。しかもロリバスの中にアダルティーサイズもいた。
まぁ当然の事ながら口を使ってはくれない。側には大きな岩も点在しているので、このエリアを徘徊しているのだろうと判断して、明日は岩陰に隠れてたらジャカブレードで一撃だろうと深入りはせず次に移動。
次に来たのは溶岩帯。ここは個人的に用無しだが西湖に来て溶岩隊を打たないのは、買ったエロ本の袋とじを見ないのと同じことなので、是非とも油田には見せておきたかった場所です。
僕はただ流すだけでしたけど。ギルが必要以上にルアーに対して”じゃれる”のでスモールワームを投げたいと言う衝動がわいて来た。(うーん、先輩としての威厳が今の曇り空のようになってきた。)
しかし、この辺からだろうか微風ではあるが、波が強くなってきた。西湖は風よけや、日よけが出来るところが無いのでこの辺からボートの安定性が怪しくなり、田中とのロングドライブのストレスとバランス取りの疲労が重なって来て、ついにひざを着いてしまった。
ここからは油田に操船してもらい、昼食と仮眠を取り午後のプらに備えた。
Zzz......
一体どれだけ夢の中のお花畑を走ったのだろう。
眼が覚めるとひたすら溶岩隊に勤しむ油田の姿があった。
どうやら、僕が寝ている間に油田のルアーを弾き飛ばすようなバイトがあったらしい。油田がいうには、目の前に捕食シーンが発生してその先にウェイクレギュラープロップをキャストして着水すると同時位にバイトが出たらしい。
どうも、シャローにバスが上がっていて風などの状況で食性などのスイッチが入り、タイミングよくキャストすればキャッチ出来るのではと油田の力を借りて状況を整理した。現に田中も似たような状況でグッドサイズを取っていた。
くそー!田中の奴め。なんて憎憎憎憎憎憎憎憎憎しい。また油田の前でメッキが剥がれてしまった。
あれから、岸際を流していたがバスはいるが特にといった反応が得られないが、帰りの途中に丸美近くの桟橋にビックバスが休憩していた。
そのサイズといったら、今日一だった。油田と二人で大興奮!
角度を変え、ルアーを変え、顔の表情も変えてみたが、バス心を射止める事はなかった。
しかし、最初のアプローチには少しだけだかバスの表情が変わっていたので、朝一にうまくルアーを入れることが出来れば食うのではと判断した私は、こう思う。
今回はハードベイトのみなので一箇所に対して粘る事はソフトワームよりプレッシャーが掛かり易いから、何箇所かを定期的に周る釣りになると思うから。とにかく明日は、打つ場所を何箇所かを押さえとかないといけない。
油田と話して岬からワンドにかけて駆け上がりになっている場所がフィーディングになり易く風が吹き始め位が、特にプライムタイムだと判断した。後は桟橋などのマンメイドストラクチャーには必ずマグネットしているので、これは朝一番に入れば何とかなるだろう。
ただ、明日は人がボート(バス・へら)・オカっぱり・カヌー・ウィンドサーフ・ラジコン・犬と多様な人達が一の湖を利用するので良きタイミングで入れるか分からないので、そこが不安要素ですね。
うーん、ノーフィシュの匂いがプンプンしてきた。

Updated: 2009年7月15日 — 10:10 PM

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