立て続けの菅野釣行です。今回は単独釣行なので、ある意味練習というか、修行です。こういった時はテーマ(目的)を作って、釣行すると反省もしやすいのですが、今日のテーマは”原点回帰”です。なので、とにかく釣る!ということで始めました。だから、ダウンショットもフリップもクランクもなんでもござれのジャンクフィッシャーマンになってがんばりたいと思っていました。しかし・・・。
朝の気温は忘れたけど、あんまり寒くは無かったです。おそらくユニ○ロのヒートテックを着ていたからかな?これもの凄くいいですね!この値段でこの性能はアリです。スロープ周りの水温は17℃強。昼中で18.3℃まで上がりました。これは、一週間前に比べて1℃ほど下がっています。それに、前日の雨で水位は1~2mほど上昇しています。ただ、本流筋の流れ込みがなかったのか、濁りはあまり酷く入ってません。
湖上から写した状態です。一度泥が洗い流されてから、上昇したので、ランチングが非常に楽でした。上流も気になったのですが、恐らく水温が低いだろうと思い消去。
スロープ対岸の岬ではニゴイが盛んにバストしています。前回の釣行で「なんのバストだろう?」って思っていたけど、今回目の前でやってくれたから分かりました。これはニゴイでした。恐らくウグイも混じっているでしょうが、バスではありません。関連付けられると何かのヒントになるかもしれませんが。
さて、まずは下流に向かって右岸をダラダラと流しながら様子見です。ファーストルアーはLB-90SP(DUEL)です。この時期とても活躍してくれるルアーです。サスペンドロングビルですが、通常の使い方の他にクランク的な使い方も出来るルアーです。そして、さくっと仕事をしてくれてこの魚。
ちょっと小さいですが、早い段階でのファーストフィッシュなので嬉しい一匹です。なにより浅いところに反応するバスがいるということが収穫です。ランディングの時良く見ると、後ろに数匹いましたしね。
しかし、その後はバイトが遠退く。こんなドレインや・・・
こんなゴージャスな立ち木を丁寧に狙っても反応はなし。魚は浮いているけど、カバーにはあまり付いていない様子。濁りを嫌ってないのかな?水面のターンした水は押し流されて、とてもいい水になっていました。(前回に比べてですが)
浮いているのならと、ここは11月のビッグフィッシュパターンともいえるバズベイトを投入。ルアーはボルケーノⅡ(NORIES)。色も強めに散らし寿司カラーです!投げ始めて数分・・・ドバ~ンと文字通り、水面が噴火しました。
ジャストキロくらいでしょうか?やや痩せていたけど、いい魚でした。なにより出方が良かった。
アングラー的には気持ちの良い出方でしたが、冷静に考えてみると下から突いてきたようなバイトです。つまり、魚のレンジはやや深いと判断しました。釣った場所もバンクからちょっと離れた水深5mくらいのところです。カバーはありません。もう少し検証したかったのですが、ここで強めの風が吹いてきて、バズは断念しました。ホントはBIHADOUなどローテーションしても良さそうだったのだが。
急激な水位上昇なら、魚の移動を最小限に抑えられる縦のストラクチャーを釣るのは基本だと思っているので、岩盤に狙いを変更。ここではちょっと時間を掛けて、トップからボトムまでじっくりと狙いました。しかし・・・反応なし。ここでPB仲間の藤高氏から電話があり「乗っけてくれ~」とのこと。快くOKの返事をして、1時間半の到着待ち。電波が入らないところには移動できないので、このエリアで”ここは!”というところで、じっくりと釣り込むことにしました。
写真では分かり難いけど、ショートポイントWITHテインバーです。地質も変わってきているあたりなので、ここのどこかに居るでしょうとじっくりと腰を据えて探ることにしました。そして・・・コツコツっと微かなバイト!ラインスラッグをしっかりとって・・・(しっかり溜めて)グイ~っとスイープフッキング!むむ!!!こっちに走ってくる!?だから軽いのか?いや、小さいからか(爆)
あれだけ時間を掛けたにも係わらず、この成果。どうも見立てが間違っていたみたい。まだ時間はあるし、仕方にないので、さらに下流のショートポイントへ。風も当っていい感じ。こんなところはクランキンでしょ!まず、一投目。グリグリグリグリ・・・ガツ!!なんと根掛り。ガックシ・・・。「仕方ないので外しにいくかと、思ったときにロッドが絞り込まれた。なんとスタッグしていたクランクをバスが襲ったらしい。意図的なワザではないけど、これはアリでしょ。しかも、スタンプ越しにゴリゴリとラインが擦れているのが分かる。張らず緩めずのテンションで一気に近寄り、ランディング。
写真・・・引き過ぎです。やはり専属カメラマンのmaki2さんでなくてはいけませんね(笑)切り抜きにすると荒くなっちゃうからね。下の写真くらいのアングルがベストです。以後、同船の祭にはよろしくお願いします(笑)
注)同行者がすぐに来るとのことで、30分ほど写真用にキープしました。バスのケアのために、通常の釣行ではライブウエルを使わず、出来るだけその場でリリースすることを勧めています。
スタッグを利用したバイトということで、ちょっとでもポーズが入ったほうが良いのではと思い、ジャークベイトへローテーション。ルアーはレイダウンミノー100MP(NORIES)。
応えはすぐに帰ってきたが、サイズがいまいち。コンディションは悪くないのだが・・・。と、ここで到着の電話です。すぐにスロープへ戻り、先ほどのビッグフィッシュの写真撮影をして、もう一度、下流へ戻ってきました。今度は中ノ島公園付近まで降りてきました。
ジャークベイト、クランクベイト、スピナーベイト、ブリトロなど巻きを中心に展開します。そして、最近お気に入りのHB-630L&ディーパーレンジ3/4ozのスローロールで1匹追加。
・・・・・・。もうカメラマン失格でしょう(笑)せっかくいい魚なんだから、ちゃんと写してくださいよ!まあ、主役は魚なんですけどね・・・ブツブツ。
この魚はちょっと深かったです。カウントダウンしてリーリング、岩を感じてからフォール&ロール。そして、バイトって感じですから。
場所を最下流のダムサイト周辺に移して、スコア追加。
魚が小さかったら写してあげようという行動すら見せないので、セルフで撮影。まったく怠慢カメラマンである。ま、いつもなら撮影サイズじゃ無いけど、今日は練習だし、データ取りの意味もあって、写真に残しています。
また、バイトが遠退いたので、ダムサイトを見て、右手の岬に入る。岬ではバイトが無かったが、その付け根にあるドレインに絡んだゴミ溜りでなかなかな魚をキャッチ。これはカメラマンも「撮ってあげましょうか?」という気持ちになったみたい。
ルアーはエスケープツイン(NORIES)。シンカーは10gだったかな?比較的重めを使うのが大介流。ピッチングの開始からずっと見ていたようで「う~ん・・・DVDを見ているような一連の動きだった。」と、お褒めの言葉を頂きました(嬉)
これはブリトロですが、小さいのでセルフです。今日のブリトロは魚が小さい。弱いルアーだと魚を呼べないのでしょうか。
ここで、カメラマンにも待望のバイト。
何故か半笑ですが、魚が小さいからか?オープンウォーターではテキサスのような弱いものでは寄せられないような気がします。ライトリグは結局使わなかったのですが、こんな日はライトリグではチビばっかりになってしまいそうな気がします。
ブリトロ、ダブルフルでそれぞれ追加したものの、サイズが伸びない。だんだん暗くなってきたので、スロープへ向けバウを向けた。後はスロープまでのストレッチのみ。いきなり、ジャークベイトでバイトが来るが、まさかのバラシ。その後、藤高氏が待望のウグイを釣り(初ウグイらしい)、満足したところで、最後の一匹をキャッチしました。
実はこのルアーはレイダウンミノー110MPのクラウンカラーでお気に入りのものです。かなり剥げてきてますが、釣れます。それで、フックの調整をした直後の魚だったので、いろいろ能書きを垂れていたんですが、なんですか!このピンボケ写真は!!!しかも、肝心のクラウンカラーが逆光で何も見えません(笑)どうやら、私のレクチャーは全く聞いてなかったのはないかと思われます。
ということで、釣行終了の時には、かなりの真っ暗でした。しっかりと居残り練習した気分です。暗くなるまで練習なんて、学生時代を思い出します。帰宅部でしたが、何か?
<メインタックル>ジャークベイト用 ロッド:HB-560L ライン:T-5 12lb クランク、ブリトロ用 ロッド:HB-760L ライン:T-5 14lb バズベイト用 ロッドHB-680L ライン:ハードコアコブラ 14lb テキサス用 ロッド:RR-680H ライン:XX-14lb オーバルヘッド用 RR-600BSMH ライン:T-6 14lb ディーパーレンジ用 HB-630L ライン:T-5 14lb
<追記> 気付きました?私の巻き用のロッドはすべてライトロッドなんですよ。これで1ozクラスのトップから、ディープダイバーまでこなします。参考にしてみてください。