菅野湖釣行 3月18日 D.Tanaka

今日も、昨日に続いて菅野釣行です。今日はあいにくの雨。ストロングフィッシャーマンとしては雨は喜ばなければいけないのですが、流石に今の菅野の状況だとそうもいかない。まず、雨が冷たい。なので、水温の低下は避けられない。それに、メインのインレットなどは濁りも呼んでくる。そして、もっとも厄介なのが浮きゴミ。カバーを形成するようなものはありがたいのだが、ラインに絡むものはとっても面倒だ。トリプルフックのついたルアーは全く投げられないほどだ。

 

 

予想どおり、水温は昨日より1℃落ちている。今日も厳しい一日になりそうだ。今日菅野に来たのは理由がある。それはキャストの大会&PBTクラシックが行われる小野湖を想定してのピッチ&フリップの釣りを思い出すことと、先日導入したHB-511LLのテクニカルなキャストを体感するにはうってつけだと思ったからだ。

まずは、昨日切り捨てた上流部から。岸沿いはすべてオーバーハングなので、良さそうなところをチョイスしないと時間がいくつ合っても足りない。こういうときはカバーの規模ではなく、ストラクチャーとして見る必要がある。つまり、山を見て、ダム全体の形を見て、カレントを読んで行く。結局は普段の釣りの上に、カバーフィッシングは成り立っているということだ。

1級場所だけ、スローダウンして、ピッチ&フリップ。2場所にはシャローロール&2M。そして、3級場所以下は釣らない。という方針でどんどん流していく。沖に張り出した岬には4~5mでもベイトが写る。テキサス~ワッキーまで投入するが反応はなし。やはり、濁りがきつくてオープンウォーターでは勝負できないと感じる。そこで、雨によって増量したドレイン周りのカバーを打つ。やっとバイトらしきものを感じたが、バスじゃないような気がする。ウグイか、それともブルーギルが動き出したのか?岡では雨にも負けずに、若いウグイス達が唄の練習をしていた。

そのカレントの回り込む岩盤に大きなポケットを見つけた。

CA3B0622 (2).jpg

ポケットの中層に浮いていると考え、フォールの早いテキサスから、ストレート5″のワッキーに変えた。ロッドはHV-610LS。この組み合わせは絶対だ。岩陰にプレゼンテーション。静かに入り込んでいたラインがココっと明確なバイトを伝える。大きくスイープフッキングした610LSが綺麗にベンドする。ラインはT-5の5lb。周りにカバーも無く、安心してファイトできる強さだ。

CA3B0619.jpg

キャッチしたのはジャスト2kgのビッグママ。ルアーもズタボロになるほどしっかりと咥え込んでいた。今日は雨なのでデッキも濡れているから、直置き写真だがご了承お願いしたい。とりあえず手持ちのセルフ写真も撮ってみたが、大きさが伝わらない。

CA3B0621 (2).jpg

まだ、シッポも綺麗でこれからというメスでした。今年初の2kgフィッシュです。

気分を良くして、その周りを更に丁寧にチェックするが反応は全く無い。やはり、そう簡単ではないようだ。

511LLにも入魂しければと思っていたら・・・この魚。

100318_1142~01 (2).jpg

ブールバックチャートの2Mを咥えるなんて、どんだけアグレッシブなウグイなんでしょうか・・・。511LLのファーストフィッシュはウグイでした。ま、ウグイのバイトも逃さないティップとでも言っておきましょうかね。キャスト性能は群を抜いて素晴らしいものがあります。

お昼も過ぎて、頭をもう一度整理した。キーになっているのは 1)ドレインが近くにある 2)カバーは外せない 3)流れがダイレクトにあたる場所はダメ 4)腹減ったなぁ・・・・  と集中力が切れてきた。 「はあ、目の前のカバーなんて全部当てはまるよ・・・」と、思ったら、バイト(笑)でも、集中してなかったので、フッキングできずにすっぽ抜けた。ファイトもしていたんですがね。

CA3B0623 (2).jpg

これだけ咥えているのにフッキングしないなんて・・・・。このときは自分に原因があると思っていませんでした。

でも、これでキーは分かったので、同様の場所を探せば良いのです。そして・・・コツっと明確なバイト!!今度はしっかりフッキング。そして、ファイト中も追い合わせ(笑)絶対に逃がしません。

 

CA3B0624 (2).jpg

ドン!!1300gと少し小ぶりになりましたが、これも綺麗なメスでした。ルアーはエスケープツイン(ノーマルモデル)

喜んでルアーを変えるときに気付きましたよ・・・・このフック、針先が無かったです(爆)ちょっと錆びていたを知ってて使っていた私が悪いんですけどね・・・・。ま、針先が無いフックでもフッキングできる680Hのパワーとでも言っておきましょうか(笑)セールストークになりませんね。

とても満足しちゃったので、のこり時間はスロープに向いながら大好きなジャークベイトを投げていました。するとレイダウン110MPのフローティングが引っ手繰られた!!「うおっ!!」って声出ちゃいました。だって、このサイズのルアーですよ・・・・彼が来るとは思わないでしょ・・・。

CA3B0626 (2).jpg

痛々しく掛かってますが、クラウンカラーに出たウグイです。

今日も菅野のウグイはとってもアグレッシブでした。バスの方は3バイト2フィッシュ。今日の状況では満足の釣果ですかね。心残りは760JMHを久しぶりにぶち曲げたかった事かな。これは大会での楽しみにとっておくことにしましょう。


Updated: 2010年3月19日 — 5:28 AM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

POT BERRY TOURNAMENT © since 2009