待ちに待った第一戦。いや、小野湖戦。
昨年は小野湖のseries戦がゼロという異例のシーズンだった。特に春の小野湖はウエイトも出て、ポイントも稼げるということで、楽しみにしている選手は多い。しかし、一筋縄でいかないのも春の小野湖。さて、今年の小野湖の女神は誰に微笑んだのか。。。
今回の参加者は15艇30名。専属スタッフが居ないPBTでは丁度良いくらいの人数である。もちろん、定員は特に決めてないのでもっとたくさんの参加者が居た方が楽しい。
ルール説明や時間合わせなどいつもの連絡事項が行われた。
ノンボーターはロッドやタックルのみを持って会場入り。この手軽さも魅力の一つ。自分のスタイルで楽しめます。どんなロッドだって、どんなリールだった大丈夫です。ロッドベルトがロープでもOK(笑)
様々なボートに乗れるのも魅力の一つでしょう。今後、ボートの購入を考えている人も、一度参加してもらうと良いと思います。試合後に乗せてもらうのも良いですね。そんな人の繋がりを大事にする大会です。
朝の大事なイベント。ペア抽選です。今まで組んだ事の無い人を望む者、また、過去に気の合った人を望む者、様々です。でも、自分にないところを補えるペアが強い気がします。シングルマッチとの違いを楽しめる人は強いですね。
少し肌寒い天候でしたが、徐々に回復し、昼前の水温が上がったタイミングで一気に釣り切ったペアも多かったようです。
安定した中流域をメインとするペアが多いように思われました。風の抜けた最下流域は苦戦を強いられたようです。
そんな中、やはりというか、春の厚東を制した信田選手がガッチリ決めてきました。
優勝は信田/和田ペアで4510g/3匹。メインは厚東の左岸のシャロー。一昨年の春の小野湖を制した信田選手は、今回もそのタイミングを見計らい、何度も入りなおし気難しい春バスを攻略。バックシートの和田選手とのコンビも抜群で4キャッチの入れ替えを決めての結果だった。
和田選手の2110gはBF賞も獲得!ヒットルアーはエスケープツインのテキサス。ズシっと重たいバイトが忘れられない!!最高ですね!!
第二位は、今期のクラシックウイナーの須藤選手をペアに奮起した、昨年度のクラシックウイナーの石橋選手。須藤選手の2kgUPを含む3860gをウエイイン。
クラシックのパターンをメインに中流域の西岸をメインエリアとして展開。さすがの試合運びだと言えよう。
第三位は、二本ながら3475gをウエイインした反田/村田ペア。
反田選手のプラから導き出された強い戦略を、村田選手がしっかりと理解し、ビッグゲームを展開。ビッグフィッシュだけに絞った狙いは、今後を期待させるには十分だ。
メインエリアは厚東川左岸。
反田選手の2kgUPはクリスタルS 1/2oz。ハードベイトを駆使した戦術も素晴らしいの一言!
4位以下はサムネイルでどうぞ。
ということで、全ペアウエイインという快挙です。キーパーサイズを30cmとしているPBTでは、なかなか難しいことなんですが、これだけ春の小野湖のポテンシャルがあるということでしょう。
ということで、昨年の超ローウエイト戦のスタートと異なり、今年はゼロスタートがゼロ!という稀に見るスタートです。こんなシーズンになるのか今から楽しみです。
また、今期のクラシックは第10回目の記念大会という事で、最低出場枠が10ということが発表されました。第一戦を欠場していても十分に挽回できるという事です(そもそも1戦捨てられるので、クラシック権利おろかAOYだって可能です)
第二戦は、6月10日に中山ダムにて開催予定です。参加申し込みは常時受け付けております。皆様の参加をお待ちしております。
written by D