小野湖 Cast杯 第1戦  4月4日 D.Tanaka

メインエリアを決められぬまま朝を迎えた。スタートの時になってもそれは決まらなかった。でも、どうしても厚東川がどうなっていく(経過)のかを見たかったので、そちらへ行くことにする。

まずは手ごろなインジェクション付近のシャローから。本日のメインリグはフリップ。ジャングルスティックライトに20lbフロロ(パワーカーボン)それに1ozシンカー&コンポジットツイン。まあまあ強気のタックルです。

 

予定通り(?)バイトは得られないので、昨日釣れた厚東川のフラットへ進む。水温も昨日ほど上がっていないし、風もない。ベイトはちらほらあるが、バイトを誘発するほどの量ではない。ということで、ざくっと流しながらチェックする。魚探を掛けながらアウトサイドもチェック。

メインとしたのは橋を越えたところのフラットから、船が沈んでいるフラットまでの左岸。特にやや川幅が狭くなっているところ(ニアーディープですよ)と、シャローが広くなっているところという両極端を素早くチェックした。しかし、反応は皆無。ということでスローダウン。でも反応無し。「これはエリアを外したかな・・・」とも思ったのだが、自分の目立てが悪いと言うことを信じたくなくて、やりきってしまいました。

対岸のワンドの奥もじっくりチェック。小さなトンネルを抜けると・・・水深30cm・・・。なんにも居ません!

残り時間も1時間半。喰わせに走って心中を決めたときに、とある虫の知らせ・・・。それでも、ここがどう変わるのかを見届けたくて、躊躇しました。でも、やっぱり、プラの意味合いも合って大田川方面へ大移動。途中で小方を発見し、軽く情報交換をして、更に移動。インジェクションあたりで嶺山くんに合い情報交換をするがかなり厳しいようだ。すれ違う人のライブウエルを見ているのだが、半分くらいは釣れていない。

しかし、大田川筋に入るとベイトの量が違う。というか、生命感が強い。「しまった・・・これか!!」ここで大きく反省し、打てる範囲で最大の場所を考えた。そこで思いついたのがシャローのある小さなワンド。そして・・・・ドン!!!とジャングルスティックLがバットから曲る。竹に絡まれたが、20lbラインでは余裕のランディング。その魚はこれ。

CA3B0655 (2).jpg

あまりに良い場所なので、これなら次が入ってくると確信し、15分ほど距離を置いて場所を休めた。そして、釣れた場所の2mほど横にコンポジットツインを滑り込ませた。「・・・魚・・・!!」今度もバットからしっかり曲ったが・・・魚がミスった(笑)いや、引っ張りすぎたのかもしれませんね。カバーの中で暴れた水流だけを見せて、奴は逃げていきました。ルアーにはしっかり頭から歯型付いてました。辛いですね。。。

 

そして、タイムアップ。結果は1700g1匹。結果よりも途中で諦めてしまった自分に反省です。特にアレキということで、移動できないと決め付けてしまった消極性も嫌になります。自分から攻めないと何も生まれないと言うことを改ためて感じた一戦でした。でも、ジャングルスティックをぶち曲げる快感はなんともいえません。今年の小野湖は水位があるので、こういったロッドじゃないと取れない魚も多くいると思います。クラシックはこの魚を3匹狙って行きますよ!!


Updated: 2010年4月5日 — 3:52 PM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

POT BERRY TOURNAMENT © since 2009