今回の釣行は川上ダムこと、菊川湖。丸山ダムでKOされて、打ちのめされた私ですが、ここで完全復活しました。なんだか、王者に負けた挑戦者が、格下と戦って満足している感も否めないのですが、ともあれ大満足の釣行だったのです。
朝はややゆっくり目で8：00頃にスタート。
平日ということもあって貸切。魚探のセッティングなど、ボートを少々いじってから、中野川のドン突きを確認しに行きました。スロープ前、中野川の流心ともに水温は19.5℃。ベイトは確認できますが、それ以上に鮒の群れが占領しています。
オーバーハングの下などはほとんど鮒です。湖中の鮒が水深50cmに大集合って感じです。至る所で叩きまくっています。
流れの淀むところをテキサス、流心をスピナベとセオリー通りに打ちますが反応なし。まあ、朝ということで余り時間をかけずに移動。
ダムサイト向かいの岬、通称『河口岬』をチェック。井戸（のような人造物）の水深は7ｍ。ベイトも写るが反応は悪い。当然、バスからの反応はなし。急激な増水でディープは辛いと思っていたので、予想通り。今回のメインは3ｍ以浅。しかも、濁りの具合が場所によって違う。なので、そのあたりを見極めながら釣り込んでいく。
ダムサイト右岸の岬は風で押し流されたオイルフェンスで打てなかったので、その横のブッシュから流し始める。ブッシュの際に落としたクリスタルS（3/8oz)が5ｍほど泳ぎだした時に突然のバイト。魚はかなり浮いている。しかも、追っかけてきて食ってしまうのだから、フィールドコンディションはかなり良いと判断。
その後は、いろんなルアーを打ち込んで行くが反応なし。とうとう橋を越え、インレットのある沈橋に。インレットはゴミで埋まっており、上がれなかったので沈橋を釣る。ガンタージグ+イカジャコのフォールに元気なバスが反応した。サイズは600ｇほどのヤングマン（死語）でした。
それから、しばらくバイトが遠退く。移動を繰り返し、ダムサイト横の公園から上流に向って流し始めた時に、反応が突然良くなる。時合いなのか、場所なのか分からないが、テキサスで連続バイト。でもバラシ・・・。オーバーハングの下でもバイトありです。
そこで、フックの交換。メーカーとサイズを変えると、バッチリフンキングです。こういった細かなチョイスは重要ですね。
ここで河口さんが差し入れを持ってきてくれた。しかも、買ってきてくれたパンは自分が買って行ったものと完全被り！ここまで、私の嗜好を読まれるとは・・・。ちなみに黄粉＆モチ味という微妙なパンです。河口さんに今日の状況を喋っていた時に、なんとバイト！しかも、バイトも深い。
雨が降り出したので、河口さんは撤収。私は小雨の中クリエスで２連発。バラしたけど・・・。そこでロッドチェンジ。こんどはしっかりフッキング。やっぱりロッドの適正は大切です。
ここで河口さんから「合流しま～す！」との電話。そこで待ち時間にスロープ対岸の岬を打つ。そこで”恭一くん”（今日一番ということ）と出会いました。1400ｇ（おそらく）の回復くんです。
さらに連発。
合流後は最上流へ。まずはディーパーレンジでグッドサイズ。
そして、河口さんにも。
私も続く。
そして、最上流のゴミを乗り越えていく。すると・・・水温がどんどん下がっていく。本湖は20℃を越えていたのですが、18℃・・・17℃・・・16℃・・・気が付けは15.3℃！！こりゃないでしょ・・・ところが！！ここで4連発です。これには自分もびっくりでした。この水域に入った瞬間「ここ冷蔵庫？」っていうくらい気温も低いんです。当然、釣ったバスも冷たい。ベイトもいない。でも、バスは連発・・・どうして、こんなところに居るのかわかりません。
それからちょっと下って、河口さんにフィッシュ。
自分もクランクでフィッシュ。さらに河口さんに。
もうどれくらい釣ったか良く分かりません。多分20バイト、１５フィッシュくらいだと思います。写真も撮らない個体がありましたから。
ということで、とってもイージーな川上ダムでした。何が要因なのか、考えたんですが、低気圧、高湿度、放水によるカレント、適度な濁りといったところでしょうか。ただ、デカイのは浮いているということだけしかわかりませんでした。PBT第2戦はイージーリミットでしょう。今のままなら・・・。
＜メインタックル＞
ロッド：HB-760L
リール：コンクＤＣ100
ライン：Ｔ-5 12lb
ルアー：クリスタルS 3/8oz ディーパーレンジ 1/2oz
ロッド：RR-600BSMH
リール：ベイト左
ライン：H2O 10lb(YO-ZURI)
ルアー：ガンターフット+イカジャコ4 1/2
ロッド：RR-680H
リール：ベイト1000
ライン：T-6 14lb
ルアー：エスケープツイン 8.8g テキサス
