第五戦 菊川湖 トーナメントレポート 田中大介

やっと、一番高いところに立てました。記念すべき初年度ですからね。この最終戦は今まで一番気合が入っていましたしね。まあ、仕事のシフトが良い感じで、時間をたくさん取れたというのもありますが。

プラの様子はFishing InformationにずっとUPしてきたので、それを参照にしてもらえればと思います。

 

11/24から川上に入りっぱなしだったのですが、この第一回目のプラではダウンショットでよい感じでキャッチできました。この日もジャークベイトやクランクなど巻きもやったのですが、全然反応なし・・・。第二回目は11/29で凸・・・。この日も結構巻いてます。でも・・・釣れないんです。ジャカやインザベイトも反応薄くて・・。第三回目が12/2。この日に朧気ながら見えてきたものがありました。そして、前日の12/4。この日で、やるべきことを決めました。

1)基本レンジは7m。5~10mのベイトと絡むストラクチャーを狙う。深いところのベイトが一時的にあがっときが最高。

2)ネコリグでじっくり狙う。ダウンショットでは食わせにくい。食わす間が必要なのか?

という二つをキーとして、場所と釣り方を絞り込みました。メインのタックルはHV-601LS。これはティップ部分にグラス素材を使ったもので、とても食い込みが良いのが特徴です。ただ、当たり前ですが感度は落ちます。通常ネコリグの場合、ボトム系では5mまでを釣るのに使っている。中層を釣るのであれば慣れればもっとディープも可能です。しかし、今回は1/16ozのネコリグのボトム系だったので、使用ラインを5lbから4lbに変更。細くなってもパワーカーボン(DUEL)なら十分強いです♪というか、ラインのチョイスは魚に対してどうかというより、ルアーをルアーとしてちゃんと動かせるか?ということに尽きると思います。そして、ちゃんとランディング出来るか?ということ。なので、今回、丸山のようなカバーの多いフィールドなら、ラインを細くするのではなく、ロッドを硬く(もしくは長く)していると思います。まあ、カバーがあればネコリグ以外で食わせれたような気もしますが。

話を戻して、釣り方は決まったので、あとは場所。メインは四熊川のディープフラット。ちなみに本流は富田川で、もう一本のインレットは中野川です。そのディープフラットに絡むシャローへのブレイク。これが7mという訳です。ここを大本命に決めて、スタートしました。ところが2番フライトだったのに、船が遅い為に山藤艇に追い越されるという事態に・・・「どうしよう?でも、そこまで絞り込んでいるわけでも無いだろう・・。」と、後を追っかけると・・ばっちり7mブレイクの上で止まっています(涙)でも、他に移動するにはリスクも伴うということで、微妙な距離と”あっちいけ~ビーム”を発しながら釣りをすることにしました。すると30分ほどで山藤艇が流しながら対岸へ移動。最高の場所を陣取り、ここから30分でリミットメイクです。サイズは1080g、1400g、600gくらい。ルアーはエコギアのストレート5″(テキーラブルー)。個人的に一番コンフィデンスを持っている色です。さらに、一時間で1300g、900g、1100gを追加。ちなみにずっとダウンショットでがんばってもらったパートナーの藤原君はこの間ノーバイトです。おかげでかなり強いコンフィディンスを持てました。

バイトが遠退いたかな・・・と思っていたところに小方艇登場。「時合い終ったよ。」と告げると、相当落ち込んでいました。更なるサイズUPを求めて土管インレットの場所(河口氏のレポート参照)に移動。先行者の河口艇に「すいません、1匹もらいます。」と声を掛け入りました。ええ、快く断られましたけど(笑)しばらくして、藤原君に待望のフィッシュ。しかし、水面でバレる。サイズはあまり大きくなかったと彼は言う。すぐに自分にバイト。1100gという同サイズのためリリース。十分場を荒らしたので、河口艇に別れを告げ、誰もいない上流部へ。スロープ対岸の岬を中心に狙うが、ベイトが寄っていない。30分ほど粘ったが何も起こりそうにないので、スロープ左岸のインレット&沖のハンプを狙うことに。魚探をかけながらグルグル回ると、小さなベイトの塊が5mに写った。「これじゃ、しょうがないよね~。」なんて、話しながら後方にダウンショット(フィリンプ4 1/2)をキャスト。すると・・・釣れているじゃありませんか!1200gで待望の入れ替えです。これで、合計3900gです。そして、タイムアップ。

ウエイインでは朝バッティングした山藤ペアが3900gをウエイトを出し、冷や汗タラタラでしたが、我がペアは20g越えの3920gという僅差での優勝でした。

ずっと気を使ってくれていたパートナーの藤原君・・・貴方はいるだけで貢献です。場所を譲ってくれた山藤ペア・・・大人って素晴らしいです。とても、感謝です。そして、プラを一緒にがんばってくれた小方、河口の両名はとてもありがたい存在です。貴方達の釣りを見ていると、自分の釣りに自信がもてますから(笑)な~んて毒を吐いたりしていますが、ホントは心強い仲間です♪

<ネコリグ>ROD:HV-601LS LINE:パワーカーボン4lb

<ダウンショット>ROD:FUKASHINSHAKE beat2 LINE:パワーカーボン5lb

P1040401.jpg

 


Updated: 2009年12月9日 — 1:45 PM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

POT BERRY TOURNAMENT © since 2009