今回初参加となるSOUTHさんとこのボートトーナメント。今年はPBTも弥栄戦が多いということで、東方面の大会に多く出場していこうと思い、まずは5月8日に行われたこのトーナメントに参加してきました。
このトーナメントは基本はワンマントーナメントなので、一人で身軽に出る予定でしたが、ど~してもバックシートに乗りたいと藤○君(名誉のために伏字(笑))が言うので、しぶしぶ乗せる事に。人の釣りを見て勉強したいのではなく、自分のボートを出すのが面倒だっただけだと思いますが。それが証拠に「今日は俺がフロントしますから。任せてください!」とメールしてきやがった(笑)何も任せられないのだけれど、今回の目的は”勝つ”ことよりも、参加することなので、「じゃあ、バックシートから罵声を浴びせるから覚悟しなさい。」と返事した。
朝は4時に我が家で待ち合わせて、藤○くんの車で会場へ。買ったばかりの中古車だが、とても軽快に走る。物凄く乗り心地もいい。すると「いまどきタリバンしか乗っていないような車と比べられてもぁ。。。」とほざきやがった。これはトーナメントで痛い目に遭わせてやらねば。
途中、怪しい運転もあったが、無事に到着。トレーラー牽引初心者の彼に弥栄のS字バックの難しさを教えてやろうと思ったら「じゃ、私はここまで。あとはお願いします。」と、車から降りた。全くやる気なしである。もっとも、朝からランチングに時間をかけてしまったら、他の選手にも迷惑になるんですけどね。
受付前の弥栄の様子。朝から気温も高く湿度も高い。見事な霧である。摩周湖と嘘ついても誰も気付くまい。摩周湖に行った事ないけど。。。
さて、サウスの大会なんですが、スタッフがかなり優秀です。体育会系の店長が上手く引っ張っていっているのもあって、とても統率が取れている。そして、無線やらハンドマイクやらを使いテキパキと仕事をこなしています。PBTと大違い(笑)うちと一緒で選手兼スタッフはたくさん居るのですが、上手く仕切られていると感じました。藤○くんも彼らを見習ってもう少しガンバってほしいです。PBTの役員なんだからね。
フライトは札を選ぶ方式。私が選んだのは27番・・・・。もちろん、最終フライト。藤○君に罵声を浴びせられたのは言うまでもない。これで、PBTのように朝一から美和の奥で陣取る作戦は出来そうにない。しかし、今日はバックシートなので、何も言わせてもらえない。いや、言うことは言うが、奴は何も聞かない。
手際よくスタートし、とりあえず美和方面へ。予想通り美和へボートを進める選手が多いような気がする。船長(藤○くん)が「よ~し!錨を落とせ~。アンカーデッコ!!」とは、言わないが、ここらで釣りを開始するという。ボートを止めたのは橋脚。百合谷の入り口である。私の目から見ると、藤○くんはまだまだ釣りが荒く、目的意識があやふやだ。だから、随時「それは何を意識してるの?」とか「なんでこのボートポジションなの?」とず~と注意をして見ていた。いや、罵声を浴びせていた。相当ストレスが溜まったのではないだろうか。釣りはじめてすぐに岬の横にポーズさせていたレイダウンミノージャストワカサギDeePにバイト。しかし、ばれる。サイズが小さいのではないかと思う。
ファーストフィッシュはがんね公園への入り口の岬裏。推定200g。自分は「ノンキーだ。」と言ったが、「それは大丈夫。27cmです。」と藤○くん。計ってみると、確かに27cm。流石にPBT第一戦でノンキーをたくさん釣っているだけあって、目が肥えている。ルアーはフィリンプのジグヘッドワッキー。タックルは流行のベイトフィネスでST640M-FT、ラインは パワーカーボン6lb。釣れたパターンは・・・ない。というか、30cm以下のバスにパターンなんてほとんどないと思っている。そこにバスが居るということだ。思ったとおり、次は続かない。ダラダラ釣っていてもなにも起こらない。しびれが切れたので、「ちょっとインレットに入ろうよ。」といい船長を誘導。しかも、バックシートから目の前のカバーへルアーをぶち込む。文字通り、船長の肩越しキャスト。しかし・・・・反応はない。でも、相当よいスポットだから、しつこくシェイク・・・・・ついに食った。「やっぱり居たよ!!」とフッキング。ラインは6lb。無理は出来ない。ゆっくりスイープにフッキングし、ベイトフィネスならではのテンションをかけたファイト!!など考えていたのだが、フッキングと共に飛んできました(笑)推定300g。ルアーはハッスンSF。
最高の場所に、この魚・・・。インレットに差してないのか?と思い、どんどん入っていくと、35cmくらいと30cmくらいのバスが下ってきた。やっぱり入っていた。が、二匹のみだし、ルアーに反応しない。これは、やっぱり何かが違う。今度は美和本流に出て、とりあえず最奥を目指す。
本流に出てもこれといって釣れそうな感じでもない。このあたりでPBT大会時よりも大幅に増水していることに気付く。となれば、インレットが熱い!ということで、インレットへ行こうとすると、途中で小さなバストが起こる。すぐさま、ロッドについていたフィリンプのジグヘッドを投げる。そして、スイミング・・・食った(笑)あっさりキーパーをキャッチ。といっても30cmには満たない。300gくらいだろう。
そして、目的のインレット。どんな魚が差しているのか楽しみにしていたら・・・某国人の方々が網を入れて、魚を追い込んでいる。しかも、追い込みのために湖に大岩を投げ込みながら・・・・。最悪です。これでは全く釣りになりません。仕方がなく退散です。
そろそろ時間も乏しくなってきました。美和の奥(トナカイワンドの入り口付近)はかなり粘ったのですが、状況が変わりそうもないのでエリア変更を決意。行き先は百合谷である。朝バイトのあった岬付近からじっくりと狙っていく。インレットまで行くがバスは居ない。手前の緩やかなバンクに35cmクラスを発見。しかし、無反応・・・。この手の魚を相手にしていたのでは時間がいくつあっても足りなさそう。百合谷を出て、橋脚の裏あたりに風を受けたバンクを発見(このあたりから風が強くなってくる)。そして、ついに藤○くんが諦めた(笑)「は~、もうええです。弥栄のバスは冷たい・・・。」と捨て台詞を残して。風の当たるバンク際の小さなスタンプの横に投げたエコギア ストレート5’。すぐにラインが走った。今日一番の引きだ。でも、4lbで引き抜いたのは400gほどのバス。これは30cmを越えていると思う。200gを入れ替えて、3匹合計1000g(笑)かなり寂しい。
フロントシートを陣取ったことで、ここから本気でパターンを構築してみる。「・・・・・・無理!」流石に時間がなすぎる。でも、さっき釣れたバスは一番理解しやすいパターンだったので、とにかく風のあたるバンクに入る。そして、水深50cmまでを中心にひたすら打ち込む。すると、バイトらしきものがチラホラ。やっぱり魚は居る。一通り流して、もう一度流す。ここには絶対にキッカーが居る。そして、ググっとビッグフィッシュならではのバイト。そして、フッキング!ドラグがなり、ロッドがしなったまま動かない!!!そりゃ、そうだ。根掛りしてる(笑)確かにバイトだと思ったんだが・・・と、緩めると、ピヨ~ンと25cmくらいのが飛んできた。どうやら、フッキング後に引っかかったらしい。しかし、この状況でこの魚とは・・・。しかし、今更時間もないので、このパターンを追求していく。
ちょっと風裏になった岩盤エリアに到着。「今のパターンは風の当たる緩やかなシャローのカバー。だから、ここみたいな風裏の縦スト系の場所はダメだろうね。」と言いながら、ルアーを打つ。数投したが反応はない。「やっぱりか・・・。」と思ったときに、今度こそビッグフィッシュバイト!フッキングが決まった!ラインが走る。とにかく走る。正直、この時期のバスはウエイトがあるので、ここまで走るというイメージがない。だから、別の魚じゃないかと思ったくらい。藤○君も「長いファイトですな~。」と呟いたくらい。
そして、無事にキャッチしたのがこれ。
ウエインで計測すると2020gでした。なんともいえない風格のあるバスです。この風格は弥栄独特ですね。ロッドはHV610LS。ラインはDUEL パワーカーボン 4lb。そして、ルアーはエコギア ストレート5’。このタックルで何本の2kgアップを釣ってきただろうか。この組み合わせは今のところ最強ですね。
その後はぎりぎりまで粘りましたが、入れ替えなくタイムアップ。結局3000gには届かずに2位ということになりました。
詳しくはこちらのSOUTHのHPをごらんください。
とても楽しめた大会でした。
んで、大会後は、NFだった相棒きっての願いで居残り練習会。その結果は・・・。
キーパーサイズが30cmだと、25cmばかりになるとぼやいていましたが、キーパーが25cmになると、20cmばかりになるようです。ベイトフィネスでキャッチしてましたよ。ロッドもほとんど撓りませんでしたが。。。。
久しぶりの藤○くんのバス持ち写真で〆たいと思います。