度続く日程変更で急遽組まれた第2戦。その為参加者はかなり少なく計7組。気象状況での日程変更は致し方ないことだが、参加者、運営にとってはとてももどかしいものです。
過去の弥栄湖の7月大会というと、実に2015年にさかのぼる。この時は、田中/村田選手が本湖で4100gで決め、2位の河口/永松ペア、3位のGUTS/藤井ペアがビッグベイトを駆使し上位入賞した大会だった。ただし、天候は雨。
今回は7艇ということで、あまりバッティングをすることもないように思われたが・・・多くが虫パターンなどのサイトを中心に組んでおり、ピンスポットでのバッティングはあまりなかったが、エリアとしてはやや被る展開が見られた。
小瀬に藤高/須藤、信田/渡邉、田中/砥上、福間/岡崎が行き、美和の入り口に山崎/清水、そして、本湖方面へ石橋/三上、山手/櫻井が向かった。
大会を終えてみると、やはり結構渋めだった言える。リミットは3組。一方、のフィッシュは居ない。また、ビッグフィッシュと遭遇、また食わせながらもミスという展開も聞かれ、キャッチに至るまでの何かを掴んだペアが結果を残した形になった。
結果発表です。
優勝は、下流を釣りきった石橋/三上ペア。2345gできっちりリミットを取ってきた。メインエリアは灯台下から対岸のワンド。そして、笹ケ谷入口の崩落跡。
ワンド内に次々に入ってくるバスを石橋がバズでテンションをあげ、バックシートか食わせるパターンが的中。食わせにはワッキーリグのスパイラルフォールが効いたとか。
周りの情報に惑わされずに自分のゲームを貫いた結果だったように思います。
石橋選手は嬉しい1勝目(クラシックを除く)。三上選手はスポット参戦が多い中でなんと3勝目。すべて弥栄での勝利です。誰にでも合わせられる強さというのは見事です。
釣りにすべてをささげ、スパッツも買えなかった石橋選手にやっと勝利の女神がほほ笑んだのでした。
第二位は、小瀬上~中流を攻めた福間/岡崎ペア。2匹ながら2110gをウエイイン。
現在、他団体のトーナメントで暫定1位を走る福間選手。最近の弥栄は厳しいとささやかれる中、「今年はプラで45UPだけど、本番は50UPになるんだよね。」と、なんとも羨ましいセリフを吐き、朝からみんなのやる気をそいでいました。そして、有言実行のこの魚。見事BF賞を獲得し、二人目のワイルドカード獲得となりました。
朝はビッグベイトを投げチェイスも確認していたとのこと。夏に絶大な信頼を置くカットテールのノーシンカーワッキーを立ち木そばに入れるとラインが走ったという。それから沈黙の時間も長かったが、最後に岡崎選手も貴重な一匹を得意のテキサスリグでキャッチ。見事なコンビネーションで2位となった。
第三位は、小瀬最上流から本湖を攻めた藤高/須藤ペア。1600g/3匹をウエイイン。
朝一はエレキのパワーを駆使し、最上流へ。流木止めのフェンスがあったため、プラン変更を余儀なくされたが、落ち着いてリミットをキャッチ。しかし、3匹でキロにも満たないため、エリア変更。残り数十分でひらめいた会場横のワンド奥のカバーで、須藤選手が値千金のナイスキーパーをキャッチし3位入賞となった。
藤高選手は久しぶりの表彰台という事で、やや緊張のしゃべりでした。真面目な話は誰も期待してないので、今度から期待に沿えるようにお願いしますw
弥栄は嫌いという須藤選手は、少しは好きになったかな?某選手のボートから使用済みのエスケープツインを貰い、今回のキッカーフィッシュに結びつける執念は最強ですね!
4位以下はサムネイルでどうぞ。
上位3ペア&BF賞のタックルについてはこちらをどうぞ。
http://www.potberry.jp/archives/5973
第2戦の成績はこちらをどうぞ。
http://www.potberry.jp/archives/5941
少しこじんまりしてきたPBT。もっと盛り上げるために現在、来期に向けて改革をしている最中である。このスタイルでの開催は今期が最後になると思われる。参加方法や開催時期、開催回数などいろんなことが変わっていく。
来期からの流れに乗り遅れないためにも、是非今期出てください(切願)
皆様のお越しを心よりお待ちしております。