さてさて、日程変更で今回も参加者の少ないPBT。会場となったのは中山湖。春にはビッグフィッシュラッシュで騒がれるこの湖も、夏以降になると厳しい釣果も多くなる。
PBTでは、過去に2回開催しており、昨年は6月の開催&雨ということもあり、2本で4365gという2kg越を2本持ち込むという離れ業で、沖津/村田ペアが優勝している。それよりもさらに一か月進んだ今回の中山湖。選手たちはどんなゲームを見せてくれるのだろうか。
今回の参加者は13名。ということで、ペアが成立出来なかった。釣れない大会で一人になるのはとても辛い(釣果以前に話し相手がいない)。
厳正なる抽選の結果、今回ロンリーになったのはこの人。
田中選手である。会の運営も行っており、ペア戦の意義を説く彼が空気を読まずに上位に入るなんてことは無いと思っていた人がいたとしたら、それは甘い!そんなことお構いなしで、常に全力投球が彼の信条なのだから。
暫定トップの石橋選手もこのやる気!!(なのか?)暑さが彼をそうさせたのかもしれない。
前回、優勝の沖津選手は余裕の表情。今回も何かを掴んでいるのか。いや、掴んだのは、パートナーというラックなのかも!?
市長(不死鳥?)の愛称で親しまれる西岡選手は紅一点の源選手と。西岡選手は前回2位。今回もジャックハンマーが火を噴くのか楽しみである。
第一スタートの石橋/西山ペアは、会場の上流側をセレクト。藤高/村田ペア、福間/砥上ペア、田中ひとりは、上流をチョイス。そのほかの選手は・・・その辺で釣ってました(すいません、把握しきれてないです。。。)
それなりに風が吹き、熱中症などもなく、程よくまったりと大会は進み、ウエイインの時間となりました。でも、やっぱり暑いということで・・・東屋で座りながらのダベリスタイルのでの表彰式となりました。ちょっとダラダラ過ぎて、申し訳なかったのです。やっぱり8月開催は厳しいと思いました。
結果発表です。
優勝は、やってしまった田中ひとり。あれだけペア戦の大切さを唱っていながら。。。唯一のリミットを達成しての2550g/3匹です。
「プラには一日というか半日というか、水だけ見るために1周だけしに来ました。で、その後川上に釣りに行きました(笑)
水を見て上流のみで勝負と決め心中するつもりでしたが、魚探を忘れてきてしまい、心中せざる追えない状況に。幸いひとりだったので、ピンを丁寧に時間を掛ける釣りをし、カバーで1匹、沈みもので1匹、ゴロタで1匹と3匹キャッチしました。魚探のない釣りは、何十年ぶりくらいですが五感を駆使して頑張りました。」
2位は福間/砥上ペア。
こちらは生粋の魚探なしアングラー。常に五感だけを頼りに釣り込む凄腕さんです。今の釣り業界では、最新鋭の魚探が話題ですが、やはり釣りをするのは機械ではなく人間。何か秘密があるかもしれませんよ!
メインエリアは、田中選手のエリアのとなり。距離にして50mくらい。その岬付近に回る魚を、何度も入り直し2匹をキャッチ。それ以外にも追って来たり、ミスバイトがあったようで、惜しい2位ともいえる。
3位は山藤/須藤ペア。
こちらもワンスポットでの釣果。ほぼ連続ヒットでキャッチした模様。ただ、明らかな50UPをジャンプ一発でばらしており、それが入れば余裕の優勝。こちらも悔しい3位ということだ。
狙いは張り出しから、急激に落ちるブレイクに回る魚。表層に見えるベイトは
いるものの、ボトムにはあまり映らなかったらしい。しかし、辛抱の釣りをして執念の2匹をキャッチしたようだ。
BF賞は沖津選手。ちなみに4位。
中山湖がホームレイクの沖津選手が気合の1匹で、クラシック権利もゲット!
エリアは会場対岸の岩盤エリア。
釣った沖津選手も流石なのだが、それ以上の驚きがパートナーの岡崎選手。
第一戦の浜崎選手、第二戦の福間選手、そして今回の沖津選手と3戦連続でパートナーがBF賞を獲得しているんです。ここまでのラッキーボーイは過去にはないですね。こうなると次の大会は誰がペアになるのか楽しみですね!
上位3組の使用ルアーについては、こちらのページに掲載しております。
<PBT2019 第三戦 中山湖 TOP3&BF賞メインルアー>
<PBT2019 第三戦 中山湖 大会結果>
5位以下はこちらをどうぞ。
参加者も少なく、こじんまりとした結果になってしまったが、PBTもこれが折り返し地点。
現時点では、田中選手が暫定首位。それを砥上選手、岡崎選手とノンボーター勢が追う展開。
今期は参加人数も少ないことから、あと2戦次第でクラシック権利争いもどうなるか予測もつきません。
続く第4戦は、8/18の弥栄湖。絶賛参加者募集中です!皆様のお越しをお待ちしております。