今日は休みということで、朝からしっかりと釣り込む日。じっくりやろうと思ったら、まだ夏休み中だということに気付く。息子に「行ってみる？」と声を掛けると、「もちろん。」と即答。どうせならと朝５時に起こして、早朝の釣りを体験させることにしました。何でも本気でやらないといけないということを理解して欲しいから。
眠たい目を擦りながら家を出てコンビニへ。釣り場に着くまでにいろんなことを話します。こういった時間も釣りに含まれる楽しいひと時。釣りは行こうと思ったときから始まる。そして、終わりはエンドレス。思い出に浸っていられる間は、その釣りが続いているといっていい。
６時すぎに到着すると、先行者は2艇。平日だから貸切だと思っていたんですが。スロープはかなり遠浅になってしまって、アスファルト面で降ろそうとすると、車をかなり漬けなくてはいけません。いろいろやってみた結果、一番岸沿いで下ろすのが良かったです。また、降ろすのは比較的楽なんですが、揚げるほうは膝くらいまで入らないといけないケースもあるかも。
ボートを浮かべて、スロープ前をざっくりと魚探かけ。ベイトはそれなりに写るが反応はなし。ま、かな～りざっくりと釣っているので、良く分かりませんがね。
一気に下流へとも思ったのですが、そろそろ台地も良くなってきているのではないかと思い、魚探をかけてみる。トップは4ｍ台。そんなにベイトは居ない。息子はいつものロッド＆ルアー。実はこの後このルアーはとんでも無く活躍する。いつもはシークレットなんで言わないのだが、今回はシークレットにさせてもらう。ま、思いっきり写真に写っているし、いつも見ている人は分かると思うんですがね。いろいろ理由もあるんですが、もう生産をしていないルアーを宣伝してもしょうがないから。でも、私は中古屋で見つけたら即買いしますよ。
話は釣りに戻る。台地に入ってすぐに私のオーバルヘッド1/2+エスケープツインにヒット。
サイズは1200ｇ。ファーストフィッシュとしてはまずまずの魚である。今回の大会ではキーになるウエイトの魚だと思う。このウエイト以下の魚が入っているのでは勝てないのではないかと思う。そして、息子にもヒット。
これもキロアップ。ルアーはナイショ（笑）。朝というのもあって、活性は高そうだ。しかし、他のルアーでは反応がない。というか、続かない。朝というのもあって、あまり一箇所で時間をかけずに、周辺をチェックして、前回良かった通称河口岬へ行く。
河口岬に入ると、なんだかベイトの数が少ない。案の定反応はない。３０分も粘らないで次へいく。中野のインレットを見に行くが、おかっぱりの先行者が居た為、奥まではチェックできなかった。そして、その周辺を荒くチェックして、再び岬へ入る。今度はベイト量が多くなっている。「これは期待できそうだよ。」と声を掛けると、予想通りのヒット・・・・息子に（笑）そして、私にもダブルヒット！！！しかし、私の方はバレル（爆）
とても良さそうなんだが、後が続かない。そこで、私のメインエリアその1に入る。（大会も近いのでエリアは伏せていきます。知りたくないという人もいると思うので。知りたい人は問い合わせていただけたら教えます。）
そこもベイトの量は少ない。ただ、時折良さそうな映像に変わる。ダウンショットなどで探るが反応は全くない。そこで、朝釣れたオーバルヘッドにシフト。するとすぐにグッドサイズがヒット。
ウエイトは1400ｇオーバー。トレーラーは・・・忘れちゃった（笑）ロッドはストラクチャー6100ＭＨ。バーチカルに釣るにはちょっと長すぎる感もあるが、適度なもたれがあるので思ったより私好み。
息子が「前回よかった場所に行きたい。」というので、「状況はいつも違うから、場所に縛られてはいけないよ。」と伝える。でも、行きたいという。ま、良い思い出に縛られるのは、誰でもあること。そして、今の釣りを見失う。心当たりのあるひとも多いのではないですか？藤〇君や河〇さん！！
そういった経験をして、いろんなことを学ぶので、『状況が変われば、柳の下に二匹目のどじょうはいない』ということを知ってもらうためにその場所に行く。息子は「やっぱりここは釣れそうだ！」とテンションを上げる。魚探にはベイトの反応はない。というか、良いと思える要素がない。内心ここはダメだな・・・と、思っていると、「来た！！！・・・・・・あれ？根掛だ・・・おかしいなぁ・・・。」と息子がうなだれている。「真上に行って回収するからテンションかけておいて。」とボートを動かすと、急にラインが走り出した。「やっぱり魚だった（笑）！！！」「根係と間違えるなんて、まだまだだなぁ～。もしかしたらトンでもなくデカイ奴かも！？」なんて冗談で言ったら・・・ホントにでかかった（驚）
53cm、1800オーバー。ここ菊川ではスーパーキッカーと言っていいサイズ。しかし、本当に驚いた。
釣れた場所を入念に魚探チェックしたが、ベイトもいなければ、カバーもない。つるんテンテンだ。再現性の乏しい釣りだが、このサイズはかなり魅力。一発の破壊力はありまっせ～！！
そして、数箇所で数回バラス（笑）と、言っても息子ばかり。自分のロッドはしならない。真実一路のまっすぐな男なんですよ・・・悲しい。気になるスポットで息子がばらしたので「プラなんだから、魚体くらい見せてくれなくちゃ。」と言うと「・・・・じゃ、自分で釣りなさい。」だって！！！ごもっともです。すいません。全く口の悪さは誰に似たんだか。
風が変わって来たので、本命スポットその2に入る。いい感じで風が当たっている。今日はスピニングでのキャッチがない（私は）ので、本日好調のオーバルヘッドを遠投する。すると、一投目からバイト！！すっぽ抜け。二投目を投げる。バイト！！！！！！そして、すっぽ抜け（笑）トレーラーのリトルコンポジットツインにはしっかりと歯形が入っている。今度はしっかりと合わせたが、ランディングでバラシ・・・。どうにもリズムが合わない。いろいろ悩んでいると、バックシートで「来た！！」との声。息子は・・・ばらさない（笑）
「キーが分かったよ。」と言って、説明を始める。「フ～ン」と話半分で聞いていると、「また、来た！！」
河口さん！！！説明を貰いながら釣られるって、こんな気持ちなんですね（笑）とっても、悔しいです！！
更に「なんで自分はバレルのかなぁ・・・。」とつぶやくと「ルアーが見えてないんじゃないの？この水だよ。もっと強いのにしなきゃ。」とのお言葉。ええ、どっかで聞いたことあるようなセリフです（爆）ならばとトレーラーをビッグエスケープツインに変更。すると・・・一投目でキロアップ（笑）まさにゾーンに入っているという状態なんでしょう。水の中の様子が分かっているみたい。
１４時にあがる予定にしていたのだが、あまりに釣れるから１４時を過ぎてしまった。「じゃ、最後の一匹ね。それが釣れたら帰ろう。」というと「じゃ、良いのを釣ろう。」といって、最後に1500ｇオーバーをきっちり決められてしまいました。
う～む・・・ぐうの音もでません。今日は息子だけで4700越え（３匹のウエイト）大会だったら、ぶっちぎり ＆ＢＦ賞確定ですよ。帰りの車ではウソップのように鼻が伸びていたのは言うまでもありません。
しかし、よく考えてみると、自分のライトリグはことごとく惨敗。これだけ結果に差が付くとは思っていませんでした。最高のヒントをもらったので、更にそれを煮詰めてみようと思います。
やっぱり、バスフィッシングって奥が深くて楽しい！！息子の夏休みの思い出としては最高の一日になったようです。
