平成24年5月26日(土) 宇部市:小野湖
キャスト戦第3戦のプラクティスを兼ねて小野湖に入りました。
「兼ねて」というのは、主な目的はミドストの練習です。そうです、第2戦優勝者のテクニックです。
第2戦優勝者はライン5lb、ジグヘッド:ウィールヘッド2.4g?、ワーム:フラッシュJシャッド3inch?という組合せだったと思いますが、ウィールヘッドも持っていないので、いつものネイルボム3/32ozで代用。フラッシュJの代わりはセクシーインパクトです。
例年だと島周辺の浚渫跡やフラットにベイトフィッシュが回遊してくるので、まずは島を目指します。
なんだか水色が変です。若干白濁りが入っているような感じです。悪い予感がします。
まずは、試験場からのチャネル沿いのゴロタ周辺を触ってみますが、魚探にもフナと思われる反応しかありません。そのままシャローエリアに入りますが全く気配無し!ベイトフィッシュの気配すらありません。
島の南側にある浚渫跡に移動します。さあ、ミドストの練習開始です。水深は約4m前後で比較的フラットなので、巻いている途中でボトムを少しタッチする感覚がつかめれば一定のラインを引いてくることができるようになるのかな?程度の発想ですが、釣れないと面白くありません。
浚渫跡にはベイトの群れが入ってくる気配が全くありません。これからのシーズンここの魚はベイトにリンクして反応してくることが多いので、ベイトの気配が無いのはヤバイです。道路側のシャロー方向からは異臭(魚クサイというよりも腐臭っぽい臭い)も漂ってきています。俗に言う「田植え時期の水が入ってきたら魚が釣れない」ってやつですか!!何の手応えのないままミドストをやり続ける集中力は持ち合わせていないので、水が悪いならここより上流はだめだと判断して下流方向を目指します。
スロープ前の岩盤エリアを触ってみても反応なし、サンシャインワンドの岬付近も反応なし、メインチャネルのアウトサイド側も反応なし、三連ワンドの一番目の岬も反応なし、って言うか岬にベイトがいません。
出口のストレッチでようやくベイトの群れを捕捉出来ました。ミドストの練習も本番です。水深3~4m付近に反応が出ますので、ボートポジションを5mぐらいにとってカウントダウンしてから巻きはじめますが、ミドスト初心者にはなかなか難しい!しかもバスからの返事無し!
5連まで下って要所のストレッチにはベイトがいましたが、バスからの返信はなく寂しい思いで3連の1番目まで戻ってきましたが、最奥にはヘラ師さんが陣取ってますので、右奥のシャローから一段落ちたあたりを狙ってみますがギルバイト。ボート係留の岬右側のブレイクを狙いますが反応なし。
1番目の岬の先端に先行者が陣取ってハードベイトを投げています。うーんそのボートポジション下がいいんだよな~なんて思って見てると、岸際に投げて(たぶんクランクかな?)巻いていると、おおっロッドがしなってる!水面がバシャバシャしてる!
えっ巻きなの、えっシャローなのって感じです。いいサイズっぽい。
またロッドがしなってる!2本目!
しかも巻物っぽいし!やっぱりシャロー?よくわかりません。先行者がいなくなって気になったので見に行きましたが、ベイトがいるわけでもなく、ネストがあるわけでもなく…タイミングかな?
シャローの選択肢があるなら、春の余韻を引きづってスポーン場所を狙ってみようと思ったのは、もう帰ろうかとスロープ前まで戻ってきてからでした。厚東川筋のバスのなる木にジグヘッドを打ってみると一発でした。キロチョイぐらいのアフター回復気味のバスからようやく返事をもらうことができました。
ちなみに水温はどこも21℃を超えてます。