久々に大満足の釣行となりました。まさにpattern with in pattern です。
大体の釣行レポートとしては、マルキューのprostaff informationにアップされているので、ここではより詳しい内容を。
この日は夜勤明けで、帰るまでどうしようか悩んでいました。というのも、大会のプラの為に菊川湖に行くのか、自分の釣りを煮詰めるために菅野湖へいくのかを。
前回の菅野釣行で、やや未消化気味だったフローティングジャークベイト（以下FJを記す。藤本のことではない。）の釣り。そして、それを試すべく行った雨の菊川での不発。自分の中で、未だに自分が未熟なのか、状況判断が出来ていないのか分からずにいる状態。それならば、もう一度、鍛え直してもらおうと、菅野へ行く事を決めた。
ボートを浮かべた時刻は10時を回っていた。スタートが遅かったためにテンポの速いつりで状況を見ようと、下流方向へ進みながらレイダウンミノー110Fとエスケープスイムツインを大雑把に駄々流ししていく。
すると、大きなシャローフラットwith冠水ブッシュでスクールを発見。ルアーには興味を示すものの、バイトまで至らない・・・というか、バスのサイズがなんだか小さい。35cmくらいだろうか。BTSやスプーンテールシャッドの表層引きなら食ってきそうな感じだ。それに良く見るとフライ（バスの稚魚）を守っているオスもいる。こんなバスは釣っても仕方ないので、このエリアは消去。
そして、より夏っぽい岩盤を攻めるも反応はない。しかし、アップテンポで流しているせいか、バスと遭遇する回数は多く、この日は30匹以上のバスを目視したと思う。要するにバスのレンジは浅いということだろう。
水中島や沈橋周辺なども狙ったがここも不発。ならば、インレットかと須々万川の上流まで行ってみた。
増水の為に普段入れないところまで行けるのがとても楽しかった。しかし、バスの姿は全く見られなかった。
しばらくして、本流沿いのオーバーハング＆ブッシュの際に落としたレイダウンミノー110Ｆに35cmくらいのバスが二匹飛び出してきた。そして、競うようにバイト！「ウオリャー！！」と、まあ、こんな気合を入れてフッキングしたらバレますｗ というか、バイトがすっぽ抜け。完全に横から咥えていたので、少し待てばちゃんとフッキング出来たと思う。
それから、瞑想（迷走）時間が続く。完全に見失った。。。
流石にバスとの距離を感じてきたので、もう一度魚を見ようとインレットへ。今度は阿田川の上流へ。
水深が4ｍを切ったあたりから、急にベイトっ化が出てきた。何気に投げたディーパーレンジ3/8ozにおちびがバイト。
気持ちいいバイトだったが、サイズがね。でも、ドラグを引き出すくらいのバスですよ。だって、大介チューンのリールですからね。全然修理出来てません（泣）220ｇのバスで出るドラグって。。。
ドン付きまで行こうとエレキでゆっくり進んでいると、目の前に50UPが！すぐにライトリグでアプローチするが、無反応でゆっくりと逃げて行った。そして、ドン付きから流心にアプローチ・・・・何もいません！しかし、今からの時期はフラフラと回ってくる奴が居るので、早すぎる判断は失敗に繋がる。しばらく動かないようにしていたら、ボートの真横にさっきの50UPが！タックルを手にするとゴミの中に消えていった。そこでエスケープスイムツインでゴミの中をこちょこちょとシェイクでじらす。しかし、反応が無く、こっちの痺れが切れてきたので、ピックアップ・・・それにバイト（笑）当然、ミスです。今度は更に長く細かくシェイク・・・・・痺れが切れました。ピックアップしようかと思ったら、僅かな重さが・・・もう一度聞きなおして・・・フッキ～ング！スポっ（笑） スイムツインの爪だけ無くなりました。。。こうなったら最後の手段です。藤本に電話する（笑）そして、電話中にダラダラとシェイクです。これなら集中してないので、自分の痺れが切れることがありません。何分ぐらいしゃべったのか分かりませんが、この作戦が大成功（笑）
電話中に予定通りの50UPをキャッチしました。インレットの魚らしく、やや痩せた50UPでしたが、スイムツイン初フィッシュが50UPということでちょっぴり満足です。
下りながら同じくディーパーレンジを投げていると今度は35cmくらいのバスがヒット！
リールはコンクエストに変えていたのでフッキングは安心です！と、余裕でファイトしていたらエレキのペラにラインが巻かれて、ラインブレイク・・・本当に情けなくなりました。ごめんね。単純ミスでバスに大きなダメージを与えてしまうほど情けないことはないです。
対岸のブッシュでボシュっと捕食音が。すぐにクリスタルS（オリジナル（3/8ozを投げると、数匹が奪い合うようにバイトしてきました。サイズは300ｇですが（笑）なんだか、ロリータサイズの反応がすこぶる良いです。
ふと時計を見るともう残り時間はいくつも無い。ならば、ベイトフィッシュが多く溜まる場所でブッシュがあるようなところをランガンすることにします。最初の場所はボイルらしきものが起こるも不発。二箇所目は全くダメ。三箇所目にはいったところは、信じられないくらいベイトが居ました。しかも、その中にバスまで。そのバスはまったく反応しませんでしたが、このエリアならいけるんでは！？と、HB560Lを握り締めて、カバー付近をタイトに攻めます。
すると、比較的規模のあるブッシュの右横から余裕の40UPがもんどりうってバイト！今度は十分に待ってフッキング。「やっとだ・・・これがマイゲームだ！」と感動しながらファイト。2点掛かりを確認して、ランディングしようと思ったら、最後の一伸し・・・・プンッ・・・・。何が起きたのか分かりませんが、外れました（涙）
ジャークベイトとか長めのルアーって2点掛かりでそれぞれのフックが掛かっていると安心できるようで、実は力が分散されて一個一個はしっかりと掛かってないことがあるんですよ。最後の一伸しとかで一つが外れると、その反動でもう一つも外れて・・・そんな感じでばれたのではないかと推測します。なんにしても悔しい！！
あんな綺麗なバイトシーンは滅多に無いぞと、落胆しながらもしっかりと今度は左横にキャスト。着水して・・・2ジャーク・・・ドン！！滅多にありました（笑）今度は口にしっかりと掛かってましたし、ドラグも調整してちゃんといなしました。
ウエイトは1250ｇとやや軽く感じましたが、完全回復の目的のバスです。この魚を待ってました。そして、この時合を待ってました。プライムタイムってやつです。
こんな時は、スローダウンすることなくドンドンやりこむのがベストです。
そして、クライマックスは54cmの回復途中のオス。
同じようなシチュエーションで、もんどりうって出て来ました。バイトの瞬間にデカイと分かる出方でした。やや締め気味のドラグもじわっと出されるほどの激ファイト（田辺さん風）
言葉が見つからないくらいの、充実した瞬間でした。
例によってボートにたっぷり水を撒いて（3L以上）写真しております。引き写真では上手く伝わらないと思いましたので。やはり、のろい饅頭（藤本）が居ないと釣りが違います。カメラマンとして（本人は釣る気で乗ってます）同船はありがたいのですが、ちゃんと厄払いをしてからにして欲しいです。
その後も、ちいさいのを追加して、浮いてくるバスにドキドキしながら、後ろ髪惹かれる思いで、納竿となりました。用事があったので17時まえに上がりました。
やっぱり菅野はいいですわ～。
