2012年6月3日（日） 宇部市：小野湖
キャスト第3戦（ピュアフィッシング・カップ）が開催されました。
昨夜からシトシト降っていた雨は、早朝から土砂降りとなり前日プラの内容が帳消しになるのではないか？との不安もありましたが、唯一掴んでいたパターンとエリアなのですがりつくしかありません。
競技開始時間の7：00には雨も小降りになり、9時には止むとの予報もあたりそうです。
藤高さんが「ボートの半数近くは水の状態とモリゾー効果で大田川筋にあがるんじゃない？」と恐ろしい予想を立てていましたが、私を含めて実際は数艇のみが大田筋に入りました。
前日プラでは大田川の製材所前のインサイドにある岩盤フラットのエッジにある落ち込みで2本獲れていましたので、条件から考えると回遊性の高いバスが立ち寄るであろうと思われたので再現性が高いと判断して、メインエリアとしてプランを立てました。しかし気がかりなのはＳ部君の存在です。プラクティスでも製材所前の岩盤岬付近でグッドサイズのバスをかけているのを目撃していましたし、Ｓ部選手のテリトリーといっても過言ではないほど、大会時にはよく見かけるので当日も必ずメインエリアにしてくると予想していました。
孤守島の手前になると、藤高艇とＳ部艇が遥か彼方を先行しており、後続の姿も見えないので、朝一番のビックフィッシュ狙いで民家前のシャローエリアをスコーンリグで流して見ますが反応がありません。そのまま橋を過ぎて突き当りのシャローエリアまで打ち流していきますが反応なし。
ようやく本日本命のエリアに到着すると、Ｓ部選手が岩盤岬エリアに陣取っています。スタート前に、エリアがバッティングしていることを説明していましたので、インサイド側のみをマイエリアとすることを現地で説明して了解をもらいました。
岩盤フラットが岬状に伸びた先端部のエッジ際へ第1投目（ネイルボム：3/32oz、デスアダーカーリー：スカッパノン）です。2秒ぐらいで着底するのですが、ラインが出続けますので聞き合わせすると生命感が！エッジ側に寄られない様に気をつけて無事ランディング成功！バックリ飲み込まれてます（合わせが遅かったからか…）ラインを切ってワームを取り出して、プライヤーで喉奥に刺さったネイルボムを取り外して…ウェイトは1200g！（7:50）
ラインチェックして痛んだラインを切り、リグり直して第2投！さすがに着底までにバイト無し。底（約2.5m）をズル引き（ここのエッジ際の一部はボトムが一気に5mまで凹んだ箇所がある）したら、コンッというバイトがあり即座に合わせてランディングすると…ウェイトは1100g！（8：00）
しかしまた喉奥！
おっとＳ部選手がグッドサイズをランディング「3本目です！」…なぬ、私が到着する前に既に2本獲っていたらしい。（後で聞いて分かったが、最初の2本は更にグッドサイズだったらしい）
再度リグり直して、3投目 今度は先端からちょっと手前のエッジ際にキャスト！ボトムまで落とし込んで、ズル引きしようとしたら重みが加わり、スイープして合わせてランディングすると…ウェイトは1000g（8：10）だ・・・がまた喉奥！
この後8:25に960g、8:30に900g、リミットメイク達成！
9:00頃に藤高選手が上流から下って来て、私より下流側のシャロー？を打ち始める。（上流はダメだったようだ）
藤高選手が見てる横で800g、入れ替えならず。エッジ際から少し離してズル引き…反応が無いのですぐに回収すると、回収中にバイト！960g ラッキー！入れ替えです（9:20）
その後、しばらく粘ってみましたが、反応が無く。上流も行ってみましたが反応なし。再度岩盤フラット周囲を攻めるも反応なし。11:30頃に次の回遊は無いと判断して下流に下ってインターセクション付近を攻めてみましたが反応なし。（実は、私が下ってから次の回遊が来たとＳ部選手から聞きました）
トータル5220でウェイインでしたが、バックアッププランを用意していなかったのでベストの結果でしょう。
楽しい試合を提供して頂きありがとうございました。またエリアを共有させていただいたS部選手ありがとうございました。
（忙しくて写真を撮る暇もなかったので、写真はありません！）
