今日はプライベート釣行。しかし、普通の雨ならば喜んで行くのだけど、台風の影響もある雨だったので、朝になってから決めることに。
いざ朝になってみると全く降りそうもない。というか、暑い！こんな予定も立たない釣行に同行できるのはよほどの暇人くらい。ということで、藤本と菅野に行ってきました。
スロープについてみると、多くのボートにビックリ。どうやら地元のクラブトーナメントだったようで。ちょうどランチングが終わったところだったので、待つことなく出船。
今日はノープランでインレットで爆釣！とか安易に考えていたのですが、流石にこの船の数だと、それも難しいということで、何も考えずに状況を見るべくダラっと釣り流す。
2投目で藤本が30cmくらいのをサクッっと釣った。すると、「今日の写真キーパーは1200ｇね。」と言う。写真キーパーとは写真に収めてもらえる最低サイズだ。今日の状況ではそれでも、2、3匹はいけるのではないかと思っていました。しかし、結果は０。1180ｇまで行きましたが、1200ｇの壁を越えることは出来ませんでした。私は。
一方、藤本は２kg計振り切りの54cm（だっかな？他人の魚には興味なし）をキャッチ。その模様を詳細にお伝えしよう。
とある、アウトサイドのバンクを流していると、大きなバスを発見した。手前からゆっくりと泳いでくる。私はアプローチを止めて、しゃがんだ。「デカイバスが居る。」その時、藤本はしゃがんでいたのだが、「え？どれどれ？」と立ち上がった。そして、バスは消えていった・・・。「なんで、立つんだよ！バス釣りなん年目？」と罵倒したのは言うまでもない。
そして、レイダウンバンブーに更に大きな個体を発見。「お、あれはでかいぞ・・・。」慎重にバスのやや後方にレイダウンミノー110Fをキャスト。そして、ワンジャーク。バスに気付いてもらって食わせる作戦である。しかし、反応がない。「ちょっと遠すぎたのかも！？」を思っていると、その慎重でデリケートなアプローチを、無神経に見ていた藤本が「どれどれ？」と言って、また邪魔しに来た。無茶苦茶されては敵わないので、「あの竹と、あの竹の間の・・・。」と詳細な情報を伝え、「投げるならあそこ。」と、言うと、無神経にルアー投げつけた。それはアプローチなんて、言葉も似つかないほどの無神経キャスト。そう、バス直撃である。「なんで、直撃なんだよ！」というと「だって、見えんもん。」
ちなみに藤本はサングラスすら着けてない。見えないのではなく、見る気がないのである。ただでさえ、開けているかどうかわからないような目なのに。
幸いバスは逃げもしなかった。ゆっくりと動いている。そこで、私が更なるアプローチをと思っていると、ゆっくりと沈みだした。「あ、無理だったか。。。」と思いながら見ていると、「あれ？食ってるかも。」と、緊張感のないセリフを吐いて、フッキングをした。「あれで食ったら苦労しないよ・・・。」と思っていると、そのバスは竹越しに暴れている。本当に食っていた。
食わせたのではなく、食っていた。食ってしまったといってもいい。
そして、ファイトとも言えないヘッポコなやりとりで、ハンドランディング。
ちなみに、このバスを釣る前にこんな会話をしていた。
「バスにもいろんな個体がある。パターンに当てはまらないような奴もいる。まるで菊次郎のような。そして、そんなバスほど漏れなくでかいんだ。」
「じゃ、今日の狙いは菊次郎フィッシュだね。」
「そう、菊次郎が興味を示すようなアクションが必要なんだよ。」
そして、菊次郎フィッシュを釣った藤本は自慢げにこういった。
「菊次郎フィッシュを釣るには、艶かしいアクションが必要。奴（菊次郎）が興味を示すもの。それは人妻。つまり、奴（菊次郎フィッシュ）を釣るには『人妻アクション』だ。このワームはそれが演出できるんだ。」
そのワームとはボウワーム。まさに菊次郎が飛びつく要素たっぷりだ。これを、ネコリグで入れていた。ブサイクにリギングしてあるので、ちょっとくの字になっていた。いや、意図的にしていたのかもしれない。そのせいで、本当にいやらしい腰つきでフォールしていく。これが人妻アクションらしい。
全く参考にならない釣行記だと思うが、鼻で笑って見流していただければ幸いだ。
本当は書きたくもないのだが、「おいらが釣った時はレポート書かないね。ホント器の小さい奴だね。」と、罵られるので、記録として書いておく。以上。
大介的タックル
ロッド：ROADRUNNER ＨＢ680Ｌ
ライン：DUEL Ｔ-5 12lb
ルアー：NORIES スプーンテイルシャッド 5″
フック：5/0
