PBT最終戦レポート
私にとってはA.O.Y.がかかった重要な試合です。
前日プラでは大田川筋に入りましたが、よい感触が得られませんでしたので、本番は中流から下流をメインとして考えていました。
当日のペア抽選は「神」こと坂田君を引き当てスタートも2番フライトで、年間トップの山藤選手撃墜の流れは来たーーーーーっ!
まずは、山大ワンドのマウス付近に立ち寄ってベイトの反応を見ますが、薄い影が入る程度で1週間前の状態には程遠い映像でしたが、一応キャストしときます。反応なし「神」にも反応が無いのでバスはいません。
次に本命と考えていたバッキの階段横エリアにボートを入れますが、魚探には全くベイトが映りません。ここのバスは地形に付くというよりはベイトと一緒に移動しているイメージなので、ベイトの回遊を待ちます。待ちます。待ちます。辛抱できません。「神」にも反応が無いので、やっぱりバスはいません。「神」にエリア移動のお伺いをたてると「いいですよ」と神にしては軽い感じではあるが、中流域にエリア移動します。
ガツストの下流側のストレッチにベイトがびっしりと映るポイントがありましたので、しばらく粘ります。ベイトは中層に浮いていてその後ろにバスが付いている映像が映りますが、巻いても、ズル引きしても、跳ねても、バスから反応がありません。
そろそろ移動しようかと考えていたら「神」が「うわぁ!」と声をあげられましたので、恐る恐る何かありまたでしょうか?とお尋ねすると「強烈なバイトが!」ついに御神託が下された!
しかし、その後の反応は皆無です。
三連の一番目岬に入るとまたしてもベイトの反応がきれいに映りましたので、しばらく粘ります。すると「神」が
「来てます!今ジグの後ろにバスが来てます!」えっ見えるんですか!そうです見えてるんです。「神」にはスケスケで見えまくっているんです。昨年のGFFOの時に見えっぷりは体感してますので、信者はすぐに信用します。しばらく伝説の「神シェイク」が続き「今、尻尾を咥えました!…来た!」坂田アワセでドラグが鳴ります。魚体が見えます「神」も喜ばれてます。「神」が喜ばれることが信者として最大の幸せです。
次の瞬間フックオフ… 「神」喪失の時代に突入です。行き場さえありません。「神潰し」のプレッシャーが襲いかかります。そのプレッシャーから逃げるがごとく、アウトサイドの岩盤エリアで最期の勝負をかけます。
「神」再来のため信者は信じ続けます。なんとか2本を絞り出しましたが「神」が降臨されることはなく私のA.O.Y.奪取も次年度に繰越です。
後で「神」がぽつりと呟かれました「今年は小野湖の試合で釣ってなんですよ…」まさに「人間宣言」でした。「神降格」です。
でも坂田君の見えっぷりは凄いです!私も精進して「早く見えるようになりたーーーーい!」