TOP7 CLASSIC V REPORT 小野湖 D.Tanaka

今回も会心のゲームが成立しました。駒がどんどんと進んでいく感覚。これは麻薬に等しい刺激ですね。ま、麻薬の刺激なんて知らないけどね(笑)

ということで、二度目の制覇となりました。本当に嬉しく思います。
まあ、私の感情なんて大して興味ないと思うので、当日の釣りの様子をサラサラっといきましょう。


朝のプランは「河口さんと逆の方向に行く」というものだった(笑)

これは、釣りの種類が河口さんと被る可能性が高く、同じエリアで釣りをしてしまうと魚を釣り分けたり、釣り負けたりすることがあると判断したからだ。そして、参加者が7名ということで、エリアさえ決めればじっくりと状況を見ながら釣りをすることも出来ると思ったからである。
その河口さんは年間成績から1番スタート。そして、バウを太田川方面に進めた。そして、私は5番フライトで下流へ。私の先を行くのはたった一人だ。そう、ディフェンディングチャンピオンであるウクレレ氏である。奴に追いつくべく、エレキを全開!!!と思ったら、いきなりエレキトラブル(笑)解消するのに数分かかりましたが、何とか無事にスタート。旧ザク(ウクレレ艇)は遥かなたに・・・もうシャア専用でも追い付かない距離でした。
けれど、旧ザクは途中の三連あたりでスローダウン。これで私の行く先にには誰もいません。ということで、第一エリアの前に、ちょっと寄り道してシャローをチェックすることにしました。するとシャローには小さいながらもバスが数匹。反応するような様子もあるが、明らかに小さいのでその一段下を狙います。しかし、ここでは何も起きませんでした。
そして、本命エリアに到着。シャローに灌水ブッシュが点在するこの場所は、スポーンを意識したバスが上がってくるところで、いかにメスを選んで釣るかがウエイトアップのキーになる。
最初のブッシュ際にラッテリーをキャストすると、ラインが静かに走った。フッキングすると、ワームが無い・・・。これはオスが掃除する意味でワームの端だけを咥えていると判断。オスを釣ってしまうとメスが上がってこないので、ここはあまり釣らずに先に進みます。
今度はキャストした辺りで、ギラっとし、その後に重みが。スイープで合わせるものの今度もワームをすっかりずらされてしまった。そこで、バイトが浅いと思い、普段は全く使わないジグヘッドワッキーをチョイス。正直、BOXの隅っこにあったもので、ウエイトもフックサイズもわかりません(笑)でも、3/32ozの#1とか、そんな感じのやや大きめものものです。
暫くバイトの無い時間が続きましたが、ついにビッグバイトが!1500gクラスをキャッチ。ところが良く無事にキャッチ。「お、案外ジグヘッドワッキーもやれるじゃん!」と気分をよくしていたが、次のビッグバイトは見事にミス!「何やってんだよ・・・。」と途方に暮れながらもこのまま自信のない釣りをしてしまう。。。
しかし、ここで潰れないのが今年の田中大介の成長です(誰も言ってくれないから自分で言います)
「掛けても獲れないなら意味はない。獲れるのを前提に、バイトが少なくなっても遣りきるんだ。」と割り切って、自信のあるネコリグに変更。そして、1500gクラスを追加。この魚は口の深い所にバーブまで掛かっており、自分のジグヘッドワッキーでは、こういったフッキングをしない。ゆえにネコリグだからこそ釣れたと思っている。
エリアのアウトサイドでのバイトから、自分のプレッシャーでエリアが潰れかかっていると思い、アウトサイドのカバー周りに狙いを変更。これが功を奏して、1500gクラスをさらに追加。ルアーはエスケープツイン(7gテキサス)。
リミットが揃ったところで、エリアを休ませる意味も込めて大きくエリア変更。全く別のシチュエーションを狙うも、あまりのノーカンジで、すぐに舞い戻ってくる。再び、最奥を狙うが状況は変わってないかったので、アウトサイドを狙うとネコリグで1500gオーバーの数グラム入れ替え。
テンションが上がったところで、プレスにカバーの狙い方を饒舌に説明しながらのフリップ&ぶっこ抜き!!これが1740gでBF賞となるキッカーだった。ルアーはエスケープリトルツイン。カバーの中では前足(?)のユラユラが効くんです!
ウエイトを5000弱まで上げて、更なるウエイトアップを狙って倒木のあるエリアに行くと、先行者が。「仕方ないな・・・。」と思って見ると・・・「あれ?須藤君!?」なんだかデカイのが釣れたっぽいジェスチャーをしている。。。気にするまいと思っていたが、後で聞くとやっぱり2kg越を釣っていたようだ。そりゃないぜ~(笑)
結局、その後はキャッチに至るものはなく、4790gでウエイイン。5000越えを優勝確定ラインと考えていたので、少し不安もあったが、現在の自分ではこれがマックスだったと思う。
ここのところ良いイメージでトーナメントを戦うことが出来ている。最高のタックルに恵まれているのは言うまでもない。それと、自分を支えてくれる友人たち。ありきたりではあるが、私に力をくれるすべてに感謝です。これからも、嫌われ者は突っ走りますよ!

Updated: 2015年3月20日 — 10:15 PM

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

POT BERRY TOURNAMENT © since 2009