先週のキャストの大会では1700gというクオリティーフィッシュをウエインしたものの、1匹に終わり、なんとも掴みきれて居ないという気持ちだった。
その後、プラに入ること2回。水曜日は凸、木曜日はスポーンに関係ないような魚が1匹と、かなり辛い状況。。。前日までどのエリアを釣るのか迷っていたが、ロッドは9本に絞りました。絞りましたというのも、数は9本ですが、プランは3つに明確に分けてあります。まずはカバー打ち用に、630MH、680H、760JMH、760JHの4本。そして、巻き用に、511LL、760L。島のシャロー用にHB610L、660ML、600BSMH。
こう考えると、結構スッキリでしょ?ボートの上は大変なことになってましたが。
スタート直後のプランはカバー打ち。
雨が降り始めていて、カバーから魚が離れてしまっているのではないかという懸念があったが、それでもキャストでキャッチした1匹が頭から離れなれない。インレットの絡む小さなシャローポケットでしつこく、丁寧にエスケープジグツインフリップを滑り込ませていった。キャストの時は1ozシンカーを使っていたが、今回は7g。理由はカバーの中に浮いた魚を意識していたから。
しばらく粘るも、反応が無いのでチャネルの寄り添うカバーへ移動。具体的には上流に向って左岸。狙うスポットを絞り込んでなかったので、すべての見えるカバーを打つ。ひたすら打つ。そして、打つ・・・何も起こらない。。。
フリップでは反応が無いので、オーバーハングの下にガンタージグをスキッピングで入れていく。すると、コッっと小さなバイト。ゆっくりききながらフッキングしたのだけれど、トレーラーに歯型が付いただけで。バイトが浅いのか、魚が小さいのか。。。
そのまま、打ち続け、気が付けば上流の橋(旧スロープの横)。こりゃ参ったと、思っていたところへ、本部のボートがやってきた。どうやら全体的に釣れてないらしい。
ふと見ると河口艇が島周りにいない。河口さんが居なくなるまで島は打たないと、本人に伝えていたので、これはOKですよという合図だと思い、島へ入ることを決意しました。
島の回りをエコギア ストレート5″(テキーラブルー)のネコリグで丁寧に釣っていく。離れ小島の沖にある1.2mほどの岩で待望のバイト!!
あわせた瞬間デカイと分かる。
遠くで跳ねた魚体に、体が強張る。何度も何度も突っ込まれたが、どうにかハンドランディング。やっぱりバスフィッシングはハンドランディングですよ!フッキングは口の脇に”ちょこん”と掛かっていました。これはタックルバランスが良くないと獲れません。
予想を上回る2000gをキャッチし、気分は最高潮!!!プレスと握手し、気分を落ち着ける為に、ここでビルジを抜く(笑)思っていたより溜まっていてビックリ!
それから1時間以上粘るが・・・まったく反応が無い。。。
再び橋に入ると、バイトらしきものがあるがバラシ。。。そして、回収の時にロッドが絞り込まれる。水中でギラリと大きな魚体が翻ると、ロッドはテンションを失った・・・。バスだったのか、コイのすれだったのか分からないが、チャンスを二度も逃したことに途方に暮れた。それからシャローカバーを打ち続けてたが、反応は無かった。
残り時間を考え、あと一時間だけ島を打つことにした。そして、”2匹目のドジョウ”を狙い、同じスポットに同じルアーをキャスト。すると、同じようにロッドがしなった。今度は一回り小さくなったが、1600gのグッドサイズだった。「あと1匹だ!」
それから、最後まで諦めることなくつり続けたが、これからロッドがしなることは無かった。結果、3590gで2位。リミットが揃わなかったために2位に甘んじたが、超の付くクオリティーフィッシュをウエイインできたことは本当に嬉しかった。ただ、ビッグフィッシュ賞を設定されてなかったので、なにももらえなかったのですがね。
今回は実は不本意な釣りだった。というのもこの釣りはネストを叩いてしまう可能性が高いからだ。たとえブラインドであったとしても、可能性の低い釣りを選んで行きたいと思っている。昨年の第1戦の時も、私は狙っている水深的にネストを釣っていないと思っていたが、思っていた以上に深いところでネストを張っているという事実を知り、釣りの質を問い直すことを考えていた。それを踏まえて、キャスト杯やプラを釣り込んできたのだが、クラシックという大舞台でノーフィッシュではあまりに不甲斐ないということで、この釣りをするに至った。運良くネストのオスを釣ることはなかったが、別のビッグフィッシュパターンを見つけることが出来なかったのは自分の実力不足なので、これは反省あるのみである。
栄冠にはあと一歩届かなかったが、これが今の自分の実力だと思う。また、今期のクラシックも出場できるようにレギュラーシーズンもがんばりますので、応援の程よろしくお願いします。
また、いつも私を支えてくれる家族、友人、そして、マルキュー、DUELに感謝です。最後まで謙虚な私です(笑)