今回はなかなか悔しくもあり、時間が経ってみると納得する部分もありの、複雑な大会でした。
悔しいのは3kgを越えても入賞できなかったこと。
納得なのはシーズンの進み方をはき違えていたこと。
結局のところ、一歩及ばずという結果でしたが、年間は三位で留まってくれたので、前半戦は及第点でしょう。
さて、当日の流れをざっくりと。
スタートして、周りのボートの動きを確認して、美和の入り口へ向かいました。バッティングはありません。5月の釣行から美和の水があまり良いと思えず、雨も入ってないことから美和の奥は捨てていました。けれど、本湖とのインジェクション部分は水も動くし捨てがたいという事で、その付近を様子を見ながら、巻き中心で流していきます。
しかし、ベイトも少なければ、バスの感じもありません。ざっくりと流したバンクの最後の岬で30ちょいがバイト。ルアーはラッテリー5-1/4。カラーはモーニングドーンです。
その後、大きな岬でシャローからディープまでじっくりと探りましたが、まったく反応がないということで、美和は捨てました。
ここで本湖か小瀬かセレクトしなければいけない状態で、ちょっぴり小瀬に向かいましたが、一般の人たちが船団で小瀬に向かっていくのを見たので、本湖へ決定。パターンが見えていない状態では、流していく釣りになるので、バッティングするのは避けたかったからです。
本湖では、メインのアフターから回復して盛んに餌を追っているであろうアーリーサマーのバスをメインに組み立てました。ジャークベイトやフラチャットなどを流していきますが、まったく反応がありません。追いもありません・・・。流石にこれは間違えたかな?と思い、
「ハイバイパスで流して魚を確認するわ。」とパートナーに告げ、ガンガン流していきます。
10分も流してなかったと思いますが、シャローに50UPを確認。ボートが通り過ぎる時に、ゆっくりとディープに移動していきました。
しかし、そのバスの色、動きを見て「あれは食うバスだよ。ちょっと休ませてから狙うね。」とパートナーに宣言。そして、しばらく休ませた後に食わす場所を考えてキャスト。その場所は水深30cmも満たないシャローでした。すると、急に水面に尾びれが出てきました。一瞬頭の中が「???」となりましたが、バスだと確信しフッキング!無事にキャッチしたのは1700強のキッカーでした。
そして、気分よく流しているとこれまたいい感じのエリア。レイダウンの先でノンキーのバイトがあり、その脇に再度入れると、今度は持っていくバイト。これはなかなかいいサイズのことが多いバイトです。しっかりとラインスラッグをとり、大きなスイープで合わせるとブチ!
最悪のラインブレイクでした。釣り人として一番恥ずかしいミスです。しっかりとラインチェックをしていたり、ドラグを調整しておけば防げるミスだからです。そして、バスに対するダメージを考えると・・・。本当に申し訳ないです。
気分を取り戻して、何とかもう一匹追加しようと思っていましたが、なかなかリズムが戻らず・・・。
ダムサイトの方向へ流し、オイルフェンスが見えるあたりまで来ました。狙いの3m付近まで落としたラッテリーを回収したときに、ボート際まで追ってきたバスがいました。すぐにシェイクしながらのフォール・・・ゴン!!
これが約キロのナイスフィッシュ。これで3000gになんとか乗ったくらいです。あとは最初の400弱を入れ替えるだけ。坂戸君には「あと1500g一匹でいいからね!」と和ませるトークで追い込みをかけていきますw
そして、一番のクライマックスが!
風とボートの引き波で出来た濁りの中にデカい魚影を確認。「これバスかなぁ?何か投げてみて。」と坂戸くんに任せる。すると、彼の投げたジャークベイトに急接近!確実にバスだ!!!
「食え!食え!!」と祈るも空しく消えていきました。。。
その後も坂戸君のクランクに、本人曰くのキッカーフィッシュがくるもばらし。ホントの話、自分は魚を見ていないからサイズはわからないんだけど、いい魚に絞った攻めをしていたので、来ればよい魚だと思う。それだけに残念でした。
こうなったら小瀬で一発仕留めるか!!と小瀬に向かっている途中にふと時計を見ると・・・「残り一時間じゃないか(笑)」危うく帰着遅れになるところでしたw
仕方ないので、近場で踏ん張りましたが、入れ替えサイズには恵まれずにタイムアップ。
終わってみれば、変化に富んだ弥栄らしく、エリアでスポーニングの進行にも大きな差があり、それを意識した攻めをしなければいけなかったと反省しました。美和、小瀬、本湖、笹ヶ谷といずれも攻め方が違っていたと思います。もっと効率の良い釣りをしていけば、結果が変わっていたのではないかと思います。
最後に、初優勝の長岡君おめでとう!今年は良いライバルになれるようにこちらも頑張りますよ!
暫定一位というプレッシャーでウクレレがそうだったように、眠れない日々を楽しんでくださいね!!