先日は皆さんお疲れ様でした。
今回もレポートを書く機会を頂きましたので、プラの段階から書きましたので長文になりましたが読んで頂けたら嬉しいです。
まずは今回ペアを組ませて頂いた西岡さん、ありがとうございました。
優勝された長岡さんと高富さん、改めましておめでとうございます。
ノープラだったにも関わらず、圧巻の釣りっぷりに驚きました。
今回の会場は弥栄湖という事で、プラの段階からビッグウェイトに期待していました。
はい、今シーズンはノンボーターですがプラを口実に弥栄を満喫していました(笑)
プラに出たのは同月7日と13日でして、7日はエリア選択、13日は季節の進行具合の把握というスケジュールでプラに出ました。
7日は小瀬川・美和・本湖で季節の進行や環境に大きな差があった事が印象的でした。
小瀬川はペアリングしているバスがおり反応するのはノンキーばかり。
美和は小瀬川より季節の進行が早い様でしたが、タンニンみたいな濁りと増水で絞りきれないほど延々と続くカバー。
本湖は好感触でしたがタイミングとエリア内での絞り込みが肝、という印象でした。
しかしながら同船しプラを手伝ってくれた知人の選択が正しかった様で、実は二人でノンキー含め8本ランディングし、3本リミットで4900gと弥栄バスのクオリティを体感する釣果を得ていました。
ネコリグでの反応が際立っていたのが素直にこの時期のセオリーに合致していて印象的でした。
そして13日、二度目のプラ。その日は単身で出ました。
先にも書きました通り、季節の進行具合を把握する事が目的でした。
小瀬川はスポーニングの進行具合、美和は減水してからの状況確認、本湖はまだ7日と同じ釣りが通用するかの確認でした。
そこから「自分のプラン」を組み立てるつもりだった訳ですが、特にアフターの増加を期待した小瀬川では反応が得られず、
美和のカバーをメインに3/8ozテキサスリグで2本のキロフィッシュのバイトと、上流域にて長さにして60近いバスを確認したのみ。
思いの外バスの反応は薄く、7日のプラの再現性を感じられず確信が持てぬまま本番を迎える事となりました。
迎えた15日。
私は西岡さんと2番フライトでペアを組む事となりました。
西岡さんは初の弥栄でありノープラとの事。
そこで僕のプラで得た印象と「自分のプラン」を提案すると、快く承諾して下さりました。
荒削りではありますが、当日に組んでいたプランは以下の通りです。
① 美和筋のカバーなど要所を撃ちつつ遡上しキーパーを確保し、上流域にて主力となるウェイトを確保する。
② 美和筋でリミットメイクできなければ本湖へ下り、ウェイト問わず3本揃える。
③ 再度 美和筋を遡上し、入れ替え。
④ 最終手段として小瀬川にてアフターを探す。
フライトは文句なしの2番手だったので①のプランを迷いなく選択しましたが、当然ですがプラン通り進めない展開もあるのがトーナメントですよね。
遡上しているうちに他ペアに追い越され先に入られてしまい、早くも本命のプランを後回しにすべき展開となりました。
それでも途中まで遡上した時間を無駄にしたくない気持ちもありまして、9時には美和筋の中でもプラで探っていなかったエリアでキーパーを2本確保しました。
ルアーは私がNEKOストレート6インチ(オキチョビクロー)の5/64ozネコリグで1本、西岡さんもネコリグで1本。
ウェイインできたバスはこの時点で釣っていたバスなんです。
その後、10時には下りつつ岩盤に絡むウッドカバーにてドライブシュリンプ4.8インチ(ジュンバグ)の3/8ozテキサスリグでキッカーサイズのバイトを得ましたが、まさかのスッポ抜け。
バイトする瞬間に魚影が見えまして、焦ってフッキングしてしまったのが原因でした。あのバスがいてくれたら…
そこから落ち込みつつも、プラン②へと考えをシフトしました。
リミットを揃えるべく本湖へと下りましたが、タイミングとしては7日の状況と酷似していました。
あわよくばとキロフィッシュを期待しましたが、現実はノンキーさえも遠退くノー感じ。
それでもと粘りましたが、ただただ時間を浪費してしまい、気が付けば帰着予定の1時間前。美和筋の上流域まで入り直す時間はありません。
あまりの再現性の低さに落胆しましたが、最後に西岡さんの提案で小瀬川に望みをかけました。
遡上しながら手早く探り時間の許す限りバイトを期待しましたが、残念ながらウェイトは増やせぬまま帰着時間を迎える事となりました。
結果は 2本の1070g。
プラの勢いの割に随分と不甲斐ない結果となってしまいましたが(笑)、改めてバスフィッシングの奥深さを感じる事ができたり、上達欲が非常に高まる一戦となりました。
何より、私のプランに付き合って頂いた西岡さんに感謝です。今回はありがとうございました。